空気の悪い チェンマイで無聊をかこつ身。
で、かわいそうだと言うので、
チェンラーイ在住のFさんに誘われて
ラオス・ミャンマー5日間ほどの旅に出ました。
日本人2人、タイ人2人の
デコボコ4人旅。
何が起こるか、どこへ行くか、何日居るかは、行き当たりばったり。
タイらしくていい。
北の街チェンラーイから四駆で、ゴールデン・トライアングルのある
チェンセーンへ。
そこで、文化の名残りの昼飯、中華料理を食べおさめて、
国境の街チェンコーンへ。
チェンセーンからチェンコーンへの道が面白い。
山道だが、国を隔てるメコンの流れが臨める。
まるで、長瀞を大きくしたような雄大な渓谷だ。
乾季で空気がぼやけていて、きれいな写真が撮れないのが残念。
チェンコーンの市場で、なぜか生きた魚を買って、
舟で対岸のラオスの街、ホワイ・サイへ渡る。
生きた魚はバーベキュー用とのことだったが、
結局ラオス人にあげちゃったようだ。
ホワイ・サイの街より、タイ側の方が物資が豊かだからだ。
ホワイ・サイではできて3か月の新しいホテルに泊まる。
今では本国ロシアでもなくなったマルクス・レーニンの
写真がロビーに飾ってあって、なにか時代錯誤的でうれしい。
テラスのレストランでビア・ラオを飲んで
まったりと、メコンの夕日を眺める。
タイ側の上空の日は、なかなか沈まない。
ここらは時間がたつのがゆっくりだからかな。
ここらは浅瀬が多く、子供らが水浴びをしている。
夜は少しだけ奥地へ探検に。
といっても街を外れるわけではない。
外れたら何にもないだろう。
ラオス人の友達の案内で、豪華な接待用クラブへ。
掘っ立て小屋のネオンが美しい。
ラオス人はタイ人よりも踊りが好きだ。
カラオケにもきれいな踊りが現れる。
広場の向こう側には、野原の中にVIP席が。
言うなれば離れか。
ラオスの夜は、これまたゆっくりと更けて行った。
翌日は、午後ラオス内の小旅行へ。
本当はミャンマー国境の滝へ行く予定だったが、
最近やたらとミャンマー兵が銃を放つと言うので
取りやめて、川辺のバーベキューへ。
生きたアヒルを連れて行って、川辺で
ラオス人が見事にさばく。
竹にはさんで、バーベキュー。
ガムのようなあひるの肉を噛んで、ビア・ラオを流し込む。
国境の街はタイの携帯も通じるのだが、
この辺まで来ると、電波が届かないことを確認。
近くの川辺は水がきれいで浅瀬が広く、
子供らのプールでもあり、娘さんらの入浴場でもある。
髪の長いきれいな娘さんが髪を洗い、身体を洗っていた。
夜は皆でラオス人の結婚式に行くという。
ぼくは疲れたので、ホテルでマッサージ。
翌朝聞いたら、たくさん飲まされたそうだ。
やはり踊りが美しかったとか。
痛飲はいやだけど、踊りは見たかったな。
翌朝はタイへもどり、メーサイからミャンマーへ。
続きは後日ね。