ランパーンは、チェンマイの南100キロほどに位置する古い街です。
観光としては、花馬車が有名です。
行きは列車、帰りはバス。
行きの列車、チェンマイ→ランパーン片道2時間20分。
電車賃は、いくらだと思いますか?
たったの23バーツ。60円ほどです。
1時間当たり10バーツと安いなあ!
エアコンないけど、座席はしっかりで、風が快適。
座席番号が手書きなのが泣かせる。
列車は、ランパーンの山の中を走っていくので時間がかかる。
でも、今年バンコクからチェンマイまで13時間乗ったので、
2時間ちょいはノープロブレム。
列車の中でビールの売り子も来たよ。
前の座席に座った3歳くらいの女の子が可愛い。
でも、連れのおばあちゃん、お菓子をあげすぎ。太るよ。
列車は、定刻より60分きっちり遅れて出発。
ランパーンは、近くて(チェンマイより南南東へ100キロほど。
工業団地ランプーンの70キロ先)、
遠い街だ。あまり用がないからみな行かない。
街の中を走る花馬車が名物くらいか(写真とりそこなった)。
昔、チーク材の集散地だったので、馬が多いとか・・。
ランパーンは、いい土が取れるので、
陶磁器の産地。赤いまたは白い鶏が描かれたお茶碗がシンボルだ。
素敵なコーヒカップが130バーツで売っていた。
ランパーンにも、タノン・コン・ドゥーン(日曜マーケット)が
あった。
道沿いの建物には古い建物が多い。
町並みは、チェンマイより、いっそう古く落ち着いた感じだ。
チェンマイが京都なら、ランパーンは奈良か!
(ちょっと、無理やりだけど)
お寺は、タイならどこへ行ってもある。
ここでは、ふたついいお寺がある。
「ワット・プラタート」は北タイで最も美しいと言われ、
確かに優美だが、残念ながら仏塔が修理中だった。
面白いのは、「ワット・プラゲーオ」。
ランパーンは、11世紀にモン族が築いた街
(このあたりは、映画「ナレスワーン大王」に出てくる)。
18世紀のビルマの侵攻に対し、敵の大将を撃ち殺した英雄、
ナーンティップチャーンと、
昔、エメラルド入りのスイカを献上し、無実の罪で処刑された
ナーン・スチャダー婦人の像があります。
旅行ガイドブックみたいになっちゃったので、もう終わり。
帰りのバスは1時間半でチェンマイへ。67バーツ(約180円)でした。
でも旅行社が、切符を過剰販売。
席がなくなり、運転手の横のVIP席に座れました。
あっ、近くのゾウさんの病院に行く時間がなかった。