タイ王国の北部チェンマイでも日本より2時間遅れで新年を迎えました。
テレビで日本の「紅白歌合戦」、「ゆく年くる年」を見た2時間後、
夜空にはすでにコムロイ(紙の熱気球)が星座のように連なって上がっています。
そしてカウントダウンとなると、一斉に花火が夜空を彩ります。
仏教の盛んな国ですが、除夜の鐘や新年の参詣はありません。
ふつうは午前2時ごろ閉まる飲み屋も
この日は午前6時まであいているようです。
一夜あけると、新年。
乾季なので朝の空気は乾いていて15度くらい(昼間は28度くらいまで昇ります)、
少し肌寒いが気持のよい元旦です。
「サワディー・ピーマイ!」(新年おめでとう!)
ピーマイは新年ですが、サワディーは、日常使うこんにちはと一緒。
そのせいか、こちらでは喪中でも、新年おめでとう!です。
もち米のおいしい北タイですが、
お正月に特別な料理はないようです。
山の民のモン族などはおもちをついていますが・・。
私は市場へ行って数少ないおもちを買ってきて雑煮をつくりました。
やはりタイの正真正銘のお正月は4月中旬のソン・クラーン(水かけ祭り)なのでしょうか。
どうぞ新年があなたにとって良い年でありますように、
南の空からお祈り申し上げます。