チェンマイに長く住んでいても
行っていないところがたくさんあります。
訪問者も、ゴルフ、マッサージ、カラオケなどで
忙しそうです。
チェンマイには、近郊も含めて
豊かな自然と文化遺産があります。
最近はそんなところを
たずねつぶしています。
ここまで行ったうちから
記憶に残る8か所を
「チェンマイ八景」として
つづってみます。
八景に漏れた所も多く、
また異論も多いとは思いますが、
「私の選んだ八景」を
連載してみます。
まず、「八景その第8位」は、
「チェンマイ国立博物館」。
タイの博物館とか歴史館というと
まずは面白くない。
スコータイの歴史館にしても
アユタヤの日本館にしても
チェンマイの3人の王様像の裏の博物館にしても
ちっとも面白くない。
その中で、スーパーハイウエイの外側、
7つの塔を持つお寺「ワット・ジェット・ヨート」のそばにある
「チェンマイ国立博物館」は比較的面白い。
まず、ほとんど人がいない。
タイ人は古いものにはあまり興味がない。
入場料がタイ人は20バーツ、外国人は100バーツ。
国立公園のように自動車免許証を見せてもダメ。
何が面白いかというと、
ランナー王朝の歴史が面白い。
絵巻物ならぬ絵や写真が割に多く面白い。
あの映画の「ナレスワーン大王」をほうふつさせる。
今のバンコクのチャクリー王朝が
ランナーの王家といかに仲良くするかで
政略結婚したりしている。
夏の暑い日、ゆっくり涼しい館内で過ごし、
はるかランナー王朝を忍ぶのにいい。
最後の王様は、いまいずこに・・。
次回は、八景その第7位です。