タイの経済や株式を勉強しています。
タイの企業経営で面白いのは、
利益の半分くらいを配当で株主に
あげていることです。
少々こじつけになりますが、
余分なものは持たないという
上座部仏教の影響が、
企業経営者にも及んでいるのでしょうか。
それですから、
世界的に割安なタイの株式(利益に対する株価の倍率が
8-9倍ていどで、割安ということです)の
配当利回りはたいへん高くなっています。
5-6%がざらにあります。
タイのお金持ちは、低金利の中、
フン(株)をやっていますね。
一方、日本の企業は、
最近こそ配当を重視してきましたが、
利益の成長機会も少ないのに、社内留保として
社内にため込む企業がなお多いのは、よく理解できないことです。
タイの株式は、08年の金融危機で下げた分の
8割をすでに回復しました。
世界でも高い方です。
がんばっていますねタイランド!
一方、日本の日経平均は
同じく下げた分の4割弱しか
回復できていません。
世界でも低い方ですね。
嗚呼、ニッポン!