先々週10月末のマレーシアのマインズ・リゾートで行なわれた高額の「CIMB
アジア・パシフィック・クラシック」では、米国のベン・クレーンが英国のルーク・ドナルド、
豪州のロバート・アレンビー、南アのアーニー・エルスなどを振り切り優勝。
日本から出た平塚哲二は4アンダーで34位だった。
先週上海で開かれたHSBC世界ゴルフ選手権は、1年間の世界の主なトーナメントの優勝者の
集まりなので豪華な顔ぶれとなった。
イタリアのフランチェスコ・モリナリが世界ランク1位の英国のリー・ウエストウッド
を振り切り優勝、タイガーは届かず、ディフェンディング・チャンピオンの
フィル・ミケルソンは41位に沈んだ。
日本のトーナメントの優勝者ということで、日本から8名が招待されたが、
池田勇太の30位が最高位だった。
それに続いて、今週は、シンガポールのセントーサGCで
「バークレーズ・シンガポール・オープン」と、
豪州メルボルンで「豪州マスターズ」と同時に開催され、にぎやかだ。
タイにいると、テレビのスポーツ・チャネルでともに毎日4時間ほど中継するから
楽しい。タイ語だけれど(英語のもある)。
面白いのは、それぞれに主力選手が出場していることだ。
メルボルンには、タイガーウッズ(彼は昨年のこの大会以来勝っていない)、
豪州・ニュージーランドの選手以外に、セルヒオ・ガルシアといった
スタープレーヤーが出ている。豪州のスチュアート・アップルビーが優勝した。
シンガポールの方が、アジアン・ツアーとヨーロピアン・ツアーの共催なのでもっと色彩豊かだ。
今日4日目は雨で中断だが、3日目までの首位は、アダム・スコット。
そう豪州の若手のホープである。地元のメジャー大会に出ないで
こちらの大会の3勝目を狙っている。
英国からイアン・ポルター、グレミー・マクダウェル(北アイルランド)、コーリン・
モンゴメリー(スコットランド)、上海の世界選手権で勝ったフランチェスコ・モリナリ、
ドイツのマーティン・カイマー、米国からはフィル・ミケルソンが出ている。
タイのプラヤド・マークセン、トンチャイ・ジャイディーもがんばっている。
中国のウェンチョン・リヤン、韓国からはキュンナム・カンやYEヤンの顔が見える。
日本からも丸山、岩田、平塚、谷原と4選手が出ている、丸山茂樹が10位目指して
がんばっている。
こういった国際大会にもっと日本の選手が出て欲しいものだ。
国際他流試合でもまれて欲しい。
もっとも今は日本はシーズンも終幕。
賞金王争い、シード権争いに忙しい時か。
来年1月にタイのホアヒンで開かれるアジア対ヨーロッパの
ロイヤル・トロフィーにまた行きたくなった。