タイと韓国の接近振りを見るとありえないことではない。
名前は、「クリスタル・タイ航空」(CTA)。
資本金は2億百万バーツ。
49%を持つ韓国資本の名が出てこないところがにくい。
タイにおける第3位の航空会社を目指すという。
タイ側は輸送会社の出資。韓国側は名を明かしていないが、
韓国の旅行代理店に強い絆を持つという。
来月3日には、バンコクからインチョン(仁川)とムアン(務安、韓国西南部)への
処女飛行が行なわれるという。週2便の運行を予定している。
エアバスA320をリースするという。
3月には一回り大きいA330をリース、2機目のA320の導入を年内に予定している。
将来は、タイ、韓国間だけでなく、インドのムンバイ、南インドのコーチン、
フィリピンのクラーク、スリランカのコロンボ、ブータンのティンプー、
デュバイやプーケットへの飛行も考えている。
スローガンは、「アジアの翼」。
レジャー客を主な対象に、安い運賃ながら、食事も出すなど
プレミアム・サービスを提供するという。
むかし、雲南省に二人の東洋人が生まれた。
一人は東へ向かい、日本人になった。
もう一人は南へ向かい、タイ人になったという神話がある。
もしかして、東へ向かったのは韓国人だったのかしら・・・。