タイの意外な交通事故事情
タイは車の事故の多い国である。
交通事故の死亡者は年間ほぼ1万人。

きつい規制で、交通事故死者数を5,000人以下に持ってきた
人口が倍近い日本に比べると、タイの交通事故死者数は、
実質ほぼ4倍ということになる。

2009年の人口10万人当たりの年間死者数で見ると、
タイは14人。日本の4人弱よりはるかに多いが、
それでも世界の平均程度で、隣国マレーシアより低いとか。

タイには、ピックアップ・トラックを含めて、ほぼ1,000万台のクルマが走っており、
1,800万台のバイクがある。クルマの35%がバンコク地域にある。
交通事故の85%にバイクが絡んでいると言われる。

それでも、最近はチェンマイでも酒気帯び運転の取り締まりを
夜やっているし、今年はバイクのヘルメット着用の励行を
やらせるようだ。
意外なことに、タイの交通事故死者数は、それでも
2003年の14,400人をピークに、ここ7年間下がってきている。

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(写真はタイの無料データバンク「カオゲーン」より)

タイは自由の国であり(タイは自由という意味)、
交通ルールも信号やレーンはあるが、基本自由である(ように見える)。
基本は、自己責任だ。

赤信号でも車が来なければ行っちゃう時もあるし、
交差点で直進車優先とか規則にはあっても、
そこは阿吽の呼吸、右折車が先に行ったりする。
2車線を分けるレーンは、またいで走るものと思っているみたいだ。

週末には、信号も‘休み’になることも多いが、
この時の方が、かえって交差点の流れはスムーズに見える。
要は、気合である。


バンコク・ポスト紙の週末の「GURU」に
ややへそ曲がりの、交通規制‘有害無益論’が出ていた。
たしかにそういう面もある。
次回から2回にわたり、「速度制限」と「スピード・バンプ(道路上に設ける速度制限のためのこぶ、段差)」
の有害無益な面の「へそ曲がり論」をご紹介しよう。
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by ucci-h | 2011-01-30 13:29 | アジア的な生活 | Comments(2)
Commented by Hashi at 2011-01-30 17:24 x
タイから帰ると交差点で信号機赤、車もクル気配もないのに停車して青になるのを待ってる車をみると違和感感じますね、やはり臨機応変に自己責任社会も良いかと思う一コマです。AUではロータリーが多かったなぁ、これも民族性かな。
Commented by ucci-h at 2011-01-30 23:38
Hashi様 特に、前方が赤信号だと左折も出来ないのが、日本へ帰ると困りますね。アメリカやタイのように曲がらせて欲しいものです。その方が渋滞も減るのにねえ・・。

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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