生命保険は、けっこう人気があるようだ。
クルマが増えて、自動車保険も増えてきている。
OIC(保険委員会オフィス)が伝える数字で見てみよう。
景気の拡大下、保険の販売も伸びている。
昨年の保険料の販売額は、全体で前年比14.2%増の4,210億バーツ(1兆2千億円強)。
うち、生命保険が2,960億バーツ(14.5%増、約8,900億円)で、全体の7割を占める。
損害保険は、1,240億バーツ(約3,700億円)で、同様に13.5%の高い伸びだった。
減少しているとはいえ、‘保険大国’日本の、生保新規契約高62.9兆円、損保7.8兆円(いずれも2009年度)に比べれば、人口がほぼ半分のこの国とはいえ、ささやかな金額だが、伸びの勢いは高い(統計的の取り方が違うかもしれないが・・)。
保険証書数では、昨年が5,544万件。うち損害保険が3,737万件。
生命保険が1,807万件だそうだ。
どういう数え方をしているのか知らないが、人口6,630万人の国にしては、
ずいぶん高い数字だ。
収入保険料は、今年は、さらに16.2%増の4,894億バーツ、
生保が18.7%増の3,518億バーツ、損保が10.3%増の1,376億バーツと、
OIC(保険委員会オフィス)は見ている。
業界では、特に地方で「保険週間」や「保険フェア」を開いて、保険への認知、理解を
プロモートしているという。
日本と違って、保険はまだ伸び盛りなのだろうか。