住宅、そして中におく住宅設備・器具、家具の高級化が着々と進んでいる。
郊外のショッピング・モールにある家具店「ホーム・プロ」や「インデックス」、「グローバル」へ行くと、日本に負けない家具、家電、住宅設備が広々と並んでいる。
こんな高いものが良く売れるなと思うものさえ見かけられる。
ホーム・プロは、アメリカの同業の「ホーム・デポ」とも、大阪の同名の住宅リフォーム仲介とも、名前が似ているだけで関係ない。
ちなみに、昨年のホーム・プロ(タイ)の売上は、ホーム・デポ(米国&世界)の世界売上の85分の1に過ぎないが、店舗の内容はまけていない。
タイの住宅設備・器具・家具の2009年の市場規模は、1,400億バーツ(4,200億円ほど)。
ホーム・プロの市場シェアは、14%を占めた。
昨年は、住宅販売の高い伸びを背景に、ホーム・プロの売上、利益も予想以上の伸びを示した。
新しく加えた新店舗が貢献しただけでなく、既存店の売上も伸びた。
売上は、予想の10%を超える18%増で240億バーツに達し、純利益は、前年の11.3億バーツから45%も伸びて、16.3億バーツを記録した。
今年もさらに34億バーツほどを投じ、5店舗を追加。年末の全国店舗数は45店となる。
タイ人の「生活の質」が向上するにつれて、伸びていく業種だ。
自分は、ホーム・プロで何を買ったかなあ。
そうだ、昨年は、安い食器置き棚と、シャワー器具、それに韓国製の電気蚊取り器を買ったなあ。