「PATA」(太平洋アジア観光協会)から発表された。暫定値のせいか、
実数がなく、伸び率だけだが・・・。
昨年はいずこも高い伸びを示したが、
ベトナムが+35%と、最も高い訪問客の伸びを見せた。
唯一為替が安くなったのがプラスの働いたのかな?
続いてシンガポールが+20%。
フィリピンが17%。
タイは、12%の伸びだった。
東南アジア全体では、12%伸び、7,200万人と史上最高となった。
南アジアは、全体でより高い14%の伸びを示し、840万人に達した。
うち7割を占めるインドは、9%伸び、560万人と最高値を示した。
スリランカは+41%、モルジブは+21%、ネパールは19%の伸びだった。
北東アジアは11%伸びて、2億1,800万人に。
台湾+27%、日本+27%、香港+22%、モンゴル+20%、韓国+13%と
いずこも史上最高となった。
マカオは+15%だったが、2007年の2,700万人に届かなかった。
中国は+6%と低い伸びだった。それでも、前年の1億2,170万人より730万人増えた。
香港、マカオ、台湾の中華圏からの訪問客を除いた外国人の中国への訪問客数だけを見ると、昨年は19%伸びて、2,610万人に達した。
豪州や太平洋の島々も含めたアジア太平洋地区の昨年の全体の観光客の伸びは、+11%という高いものだった。
2015年には1億人に達すると予想される中国人客を中心に、アジアの旅客は今後数年も増え続けるのだろう。
「世界観光機関」の数字を元に、「日本政府観光局」がまとめた2009年の世界、アジア太平洋主要国の国別の到着客のランキングを、参考に載せておきます。前記のPATAの数字との整合性はありませんが・・。
世界ランキング2009年 到着客数
1位 フランス 7,420万人
2位 アメリカ 5,488万人
3位 スペイン 5,223万人
4位 中国 5,088万人
5位 イタリア 4,324万人
6位 英国 2,803万人
8位 ドイツ 2,422万人
9位 マレーシア 2,365万人
14位 香港 1,693万人
17位 タイ 1,415万人
21位 マカオ 1,040万人
26位 スイス 829万人
28位 韓国 782万人
29位 シンガポール 749万人
33位 日本 679万人
34位 インドネシア 632万人
38位 豪州 558万人
39位 インド 511万人
中国の躍進がすごい。
マレーシアは、タイより1千万人近く多いってほんとかな?
インドは、まだこれからなんだな。