地震の後、横浜に一人住む86歳の母の元へ行き、話し相手になっている。
といっても、ほぼ一日中地震被害の拡大を伝えるテレビにほぼかじりつきだ。
予想を上回る大規模な歴史的な地震だったが、東北地方は地盤が60センチも下がり、
水も引かず、救出活動が大変だ。まったく気の毒だ。
しかし、これで大地震は過去の出来事で終わるわけでもなさそうだ。
いろいろ見ていて、3つのことが気になった。
ひとつは、3月16日午前10時までに、またマグニチュード7.0以上の余震(地震)が来る
可能性が7割あるという、専門家の予想。これをNHKが伝えている。
これだけ大きくまた余震が大きい地震もない。先行きなお心配だ。
二つ目は、はっきりしない原発の動向。
1号機も3号機も、炉心が溶融しているようだ。
核の灰の拡散もさりながら、今後原発に対する反対論の広がりが怖い。
しっかり、わかりやすく、隠さず説明して欲しいものだ。
3つ目は、明日から唐突に始まる東電の輪番停電(3時間ずつ)。
電気の節約はわかるが、なんとも唐突。
担当者も混乱したのか、報道を見ても、埼玉県志木市の停電時間帯が3つのうちどれなのか、
横浜市鶴見区の停電帯が2つのうちどちらなのか、だぶっていてわからない。
混乱しているというより、おそらく供給者の論理で、同じ市内でも細かく地区を分けているのだろう。
消費者の都合などは考えていないはずだ。
3つの不安点、混乱少なく過ぎて欲しい。
また、できるだけ多くの人を救出して欲しい。
4月初旬まで日本を見守っていこう。