雨が強く降る大阪で、「ガンバ大阪」が、このままでは予選敗退かと心配された後半、
遠藤の見事なフリーキック・シュートで、すでに決勝トーナメント進出が決まっていた
中国のTianjin Teda(天津泰達)を2-0で破った。
日本でも放映されたことだろう。
話は、サッカーの「AFCアジア・チャンピオンズ・リーグ」のことである。
アジア各国から32のプロ・チームが出場し、優勝を争う。
前身の「アジアクラブ選手権」を引き継ぎ、03年からスタート、
09年から32チーム枠に拡大され盛んになってきた。
09-10年と韓国のチームが優勝している。
今年は、震災のあった日本から優勝チームが出て欲しいものだ。
8組4チームずつに分かれてのホーム&アウェイ方式で
上位2チームが決勝トーナメントに進む。
ガンバ大阪は、敵地では勝てなかったが、大阪で3勝した。
顔ぶれを見ると面白い。
日本、サウジから全4チームが決勝トーナメントへ。
韓国は4チーム中3チーム。イランは同じく2チーム。
中国は4チーム中1チーム。カタールが3チーム中1チーム。
ウズベキスタンが2チーム中1チームが決勝トーナメントへ。
24-25日から16チームで決勝トーナメント。
ガンバ大阪は、セレッソ大阪と当たる。
予選で敗退したのは、UAEが4チーム全部。カタールやイランと
あわせ、中東の騒乱の影響か?(関係ないか!?)
豪州も2チーム敗退。唯一ASEANからのインドネシアは敗退。
なお、タイの「ムアントン・ユナイテッド」は、
東アジアからのプラス1チームを決めるプレーオフ準決勝で
ペナルティ戦の末、惜しくも敗退し、本戦へ出られなかった。
今年の1月、ワールドカップの翌年に4年ごとに開かれる
アジアの国別対抗「アジアカップ」について触れた。
見事、日本が優勝を勝ち取った。
「サッカー・アジアカップの歴史 2011-1-14」
http://uccih.exblog.jp/12690317
成長するアジアのスポーツにスポンサーもついてきている。
全体のレベル・アップにつながって欲しいものだ。
そしてタイをはじめASEANの国々も活躍してもらいたい。
(追記)
このあとの23,24日の決勝トーナメント1回戦で、
日本の4チームは、セレッソ大阪を残し、3チームが
敗退した。一発勝負で鹿島と名古屋とも、敵地韓国で
韓国チームに敗れた。
敵地で一発勝負というのは解せない。
準々決勝以降は、ホーム&アウェイ方式のようなのに・・。
しかし、それも9月になってとか。
間が空き過ぎる。せっかくのイベント、興ざめにさせる要素が
多すぎるなあ。