ローマで行われたテニスの「イタリア国際」大会では、
女子では、ロシアのシャラポワが復活優勝を遂げたが
(それにしても、世界1位のウォズニアッキーは身体が重たいなあ!)、
男子は、マドリッドに続いて、再びナダル(スペイン)とジョコビッチ(スロベニア)の
世界1,2位対決となった。
雨で試合開始が延びたため、月曜日の再放送で見た
(タイはスポーツの再放送が多いのでいい)。
また、フロリダでは、ゴルフの「プレーヤーズ選手権」大会が開かれ、
最終日、韓国のK.J.チョイ(チェ・キョンジュ)が44歳のデビッド・トムズを
プレーオフの末破って優勝した。チョイ選手は、過去22ラウンド池ポチャがない
というからすごい(ここの17番の島のショートはプロでもよく落とす)。
この大会、「第5のメジャー大会」ともよばれるだけあって、
賞金総額は、メジャー大会の750万ドルを上回る950万ドルだ
(同時期行われた日本プロゴルフ選手権は、1億5千万円、180万ドル)。
ローマのテニスは、再びジョコビッチがナダルを下して優勝した。
前回も書いたが、この23歳、187センチの長身は、史上最強の
まるでロボットのようだ。頭が良くショットを深く左右にスピードの変化をつけて
正確に打ち分けるだけでなく(今のフェデラーはできないな)、
ピンチに陥っても冷静さを失わない。
ナダルと並んで、ずいぶん精神的訓練がされている。
前日準決勝のアンディ・マレー(英)との接戦でずいぶん体力と精神力を使い果たしたので、
今回の決勝はナダルが有利かと見えたが、強かった。
これでナダルに4連勝。1位の座も見えてきた。
ジョコビッチとナダル、この二人の試合の鋭さは、ほかのゲームでは見れない。
なお、この大会も前週のマドリッドの大会も、テレビでは
「ATPワールド・ツアー・マスターズ1000」と銘打たれていた。
年に1000回もマスターズがあるはずないなと思って調べたら、
テニスの4大メジャーに年末のワールドツアー・ファイナルに加える
男子の9大大会のことだという。1000は優勝の獲得ポイントが1000点だから。
つまり、テニスの大きな大会は、年間14大会あるということだ。
テニスの場合、みなトーナメント勝ちあがり式だから、選手も大変だな。
ジョコビッチも崔京周も、歳こそ違え、ともに冷静さを失わないプレーヤーだ。
スポーツのゲームは、精神的冷静さが、勝負の8割を決めるように見える
(きょうは、おかげで、自分のゴルフもあせらず冷静に出来た・・・。
出だし、トリプル、トリプルも、あとパーが9つとれ、後半は39点だった。ふふふ)。