「チロルのアルプスの山買いませんか?安いですよ!」
世の中、経済面でも信じられないようなニュースが
飛び込んでくるものだ。

オーストリアのチロル地方のアルプスといえば、
45年前の名画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭の
美しい山並みのシーンが眼に浮かぶ。

オーストリア政府は、6月14日、公開で売りに出していた
アルプスの2つの峰を、批判の高まりから、引き下げたという。
ただし、今後は、購入者をオーストリアの機関に限って
検討していくと言っているので、売る気は失せていないようだ。

政府が自分の国の山を売りに出す・・・一瞬、疑ってしまった。
売りに出されたのは、標高2600mのロスコフ峰と、2700mの
グロッセ・キニガット峰。価格は、あわせて12万1千ユーロ
(わずか1500万円弱)である。

国が売るのだから当然国有地なのだろうが、
その理由が詳らかでない。
おそらく、管理に手間と金がかかるので、‘民営化’しようという
事かも知れない(それなら、役人なのに、自分の権益を捨てるのだから
それはそれで、見上げたことになるのかな??)。

しかし、国土を売るというこの行為に対しては、憤慨が殺到、
一時見合わせることになった。

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しかし、この120万平米が、1500万円とは、なんとも安いものだ。
韓国政府からは、「財政赤字を回復するために山を売るのか」と
問い合わせが来たと言う。
またドイツのソフトウエアの会社からは、「購入して、会社の名前を
峰につけたいが・・」という購入オファーがあったという。

将来、売り出されるにしても、旅行者には自由に登らせるとか、
山に広告を出さないとか、建物をつくらないとか制限がつくと
見られる。

それにしても、自国の景勝地を売りに出すという発想には、
あらためて、びっくりした。自由な精神を持つと言われる
オーストリア人だからだろうか?

そのうち、財政状況に苦しむ欧州諸国などが、
自国の景勝地を売りに出して、苦境を凌ぐ・・・
なんてことには・・・・・ならないだろうな。
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by ucci-h | 2011-06-17 14:05 | アジア的な生活 | Comments(0)

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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