チェンマイの今と日本の昭和の物価比較(その3最終回)
チェンマイの今と昭和の日本との物価比較、
最終回の11品目は、以下の通り。

         チェンマイ・円 昭和年   円   昭和62年・円 日本の倍率
注文ワイシャツ    3000  44    3000    12000    4
電話基本料金      321  26    380     2600    8.1
動物園入場料      90  49     100     400    4.44
入院個室料金     6000  42    6500    45000    7.5
白米10kg       1050 40    1125     3780    3.6
日雇労働者日給     780  38    783     7890   10.12
ビール大ビン1本    162  48    160     310    1.91
民宿料金朝食付き   1050  35    1100    3800    3.62
庶民的家の家賃    18000 47    17000    55000   3.06
ラーメン1杯      105  42     100     450   4.29
理髪料金        300  39     320    2900   9.67
33品目合計の平均      43.88                 4.1

ここでも、やはり人件費がらみの大きな違いが目立つ。
日雇労働者は、チェンマイではビルマ人労働者が多いが、
日給100バーツ(300円)程度からあると聞く。
日本は、昭和38年から昭和62年の四半世紀で10倍になっている
(建設労働の全国平均)。土建ブームも寄与したのだろう。

理髪料金はチェンマイは安い。60バーツ(180円)ほどからある。
サロンでやってもらうと、洗髪の際、耳の穴まで冷たい水を掛けられる。
最初は嫌だったが、今はそれが気持ちよくなってしまった。
もっとも、こちらの散髪は15分か20分で一丁上がり。
日本ほど丁寧な理髪は世界にないだろう。

おコメは、今、新政権の買い取り価格アップで値上がり中だが、
それでも、5キロで500円くらいと安い。日本米も生産されている。
こちらは750円くらい。

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日本のラーメン(こちらではクエティオ、米の緬)一杯が40円だったのは、
昭和31年(1956年)。100円に乗せたのが、昭和42年だった(東京都内)。
日本のラーメンもデフレで安くなった。
こちらのクエティオは量が少ないので、大盛りでたのむことにしている。

ビールは、税金が高いので、こちらでは高い飲み物だ。
レストランで食事中ビールを飲むタイ人は少ない。
それでも、日本のビールよりは安いが・・。

家賃や民宿もこちらは安い。民宿は、朝食付きで350バーツ(1000円ほど)。
チェンマイ市内の家賃は、ピンきりだが、月4000バーツ(12000円)から
15000バーツ(45000円)で、十分借りられる。バンコクより安い。
病院の入院料は個室でも安い。日本円で6000円くらいで入れる。
ちょうど、こちらの良いホテルの1泊料金と似ている。

d0159325_947653.jpg

以上、33品目の平均で見ると、
今のチェンマイの物価は、日本の昭和43~44年の頃だ
(昭和30年代より少し進んでいた)。ちょうど、日本の経済が
上り坂で、大阪で万博が開かれる前の頃だ。すでに40年昔となる。

また、日本の昭和62年(バブル破裂の3年前)の物価を
今のチェンマイの物価と比べると、もちろん質の違いなどはあるが、
およそ平均4倍となった。
人件費がらみで10倍近くのものもあるから、平均3倍との実感には合う。
1バーツ=3円でなくて、やはり1バーツ=10円が、こちらでの暮らしの
実感だ。

また、電話の基本料は、昭和23年の日本並みだ。もっとも、こちらで
基本料があるのは珍しい。電気代も、携帯電話も、ゴルフ練習場も、みな
使った分だけ払えばよい。日本と言う国は、やたらと「基本料」の
多い国で、使わなくても金を取られるので、物価がいっそう高く感じられる。

さて、これから10年後はどうなっているだろうか。
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by ucci-h | 2011-09-04 10:04 | アジア的な生活 | Comments(4)
Commented by まるまる at 2011-09-04 10:21 x
とても面白く物価のシリーズ読ませていただきました。
うーさんの日記はチェンマイロングステイに関心のあるものには、参考になります。ありがとうございます。

もう体調はすっかりいいのですか??

秋にはおめにかかれますね。楽しみだ~~
Commented by muga at 2011-09-04 12:50 x
「ストリップ」と「縫製代」と「日雇い賃金」が足をひっぱり、脆くも予想がはずれました。(残念!)

チェンマイでは大工の日当も安いというイメージがありますが、ちょとマトモな工事を頼むと、割り増しがグンと増えて「日本の方が安いんじゃない?」ってこともありますね。
専門職の報酬は、その希少価値ゆえか物価に対して高額のような気もします。 
今から5年後の2559年はやはり昭和48年相当なのでしょうか、興味あります。集計ありがとうございました。
Commented by ucci-h at 2011-09-04 19:59
まるまるさん お久しぶりです。こちらに滞在する時の参考にしてください。何とかゴルフクラブを振れるようになりました。こちらに来たら声を掛けてください。今度はご一緒しましょう。
Commented by ucci-h at 2011-09-04 20:01
mugaさん はははは。でも、ほとんど当りですよ。5年後ねえ?昭和50年ごろに近づいているかなあ?

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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