タイの携帯電話番号が増える!?
タイにおけるラジオやテレビの周波数を割り当てたり、
通信分野でこれから出てくる3Gの携帯電話を入札させたり
する、放送・通信分野を監督する「NBTC」(国家放送通信委員会)
の11人のメンバーが、新政権下、9月5日の上院での投票により選ばれた。

前身はNTC(国家通信委員会)とNBC(国家放送委員会)だが、
NTCは活動したものの、NBCはメンバーの選出に手間取り、
未発足だった。そして、このNBTCができたのが1997年だから、
それから14年経っての活動開始になるのか。

ご存知のように、タイのテレビ局は多くが軍の所有にあるが、
今回のメンバーも11人中5人が軍の出身者、1人が警察出となった。
こういった分野の未経験者が多いとか、軍に偏っているとかの
批判はあるが、いずれにせよ、今後のタイの放送・通信の進展は
この委員会のメンバーにかかっていくことになる。
 「ケーブルTVトップのツルー・ビジョン 2011-3-6」
  http://uccih.exblog.jp/13060934/

ことに、通信分野では3Gの展開はじめ、タイは遅れをとっているので、
今後の通信インフラの整備が急務となろう。

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さっそく、新しい動きが出てきた。
現在の携帯番号(08Xで始まる)に、09Xを加えようという言う事だ。
今の08Xで始まる携帯番号は、5年前の2006年に、それまでの0Xの
間に8を加えて、番号を9桁から10桁にして、番号数を9千万から
3億に拡大したものだ(あれ、1億に増えただけじゃないのかな?)。

今回08Xに09Xも加えるとすると、使える番号の数は、
さらに1億増え、4億になる(2億じゃなくて?)。
なぜ、そんなに多くの番号が必要か?

人口6710万人のタイランドで、6月末現在では
この人口数を600万上回る、7310万台の携帯電話が普及している。
AISが3250万台(シェア44%)。DTACが2270万台(31%)。
ツルー・ムーブが1790万台(24%)である。

この番号の増加は、これからの3Gによるブロードバンド・サービス
(2100メガヘルツ)に備えたものである。
現在でも、携帯をデータ通信に使っている個人は、ふたつ以上の
SIMカードを持っている。

タイはご存知のように、プリペイド・カード式だが、
業者は、番号の30%を予備としてとっておきたいという。
なお、番号は、6ヶ月間使わないで放っておくと使えなくなる。

{追記}
NBTCのメンバーが決まったことにより、
タイの株式市場では、成長分野である通信株のの人気が沸騰した。

しかし、その後9月7日に、インラック政権のチャラーム副首相が、
法務省傘下のDSI(特別捜査局)の初会議を主宰し、
その中で、昨年赤シャツ隊にきつくあたり、すげ替えると見られていた
ターリット局長をなぜか評価した。

そして、その後で、NBTCメンバーの選出方法に疑問が
あるので、内閣での承認は、DSIの精査を待ってからにすると
保留の態度を示したのである。

巨額の金と利権がからむ放送・通信事業の許認可権限を持つ
11人のメンバーを巡っての、タイ貢献党と軍・エスタブリッシュメント
との闘いは、早くも始まったようだ。
これにより、タイの3Gの展開がさらに遅れなければいいが・・。

それにしても、なぜこのメンバーは上院によって選ばれるのだろう?
それも既得権だろうか?
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by ucci-h | 2011-09-08 12:05 | アジア的な生活 | Comments(0)

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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