お伝えしたが、バンコクとデリーなどインドとの
空も、就航便が増えてきている。
インドには、「インディゴ航空」というLCC(格安航空)があるが、
今や広いインドで、エアー・インディアに次ぐ規模の航空会社
(シェア20%)になってきたと、近着のバンコク・ポスト紙は伝えている。
このインディゴが、5年間インド国内で29の空港へネットワークを広げ、
成功を収めた後、9月8日に、バンコクからデリーへ就航させた。
今月にはムンバイへも飛び、さらにシンガポール、カトマンズー、
マスカットへも飛ばす予定だ。
特徴は、アジアの格安航空には珍しく、時間に正確で、
予定より15分ほど早く目的地に着くことだそうだ。
航空機は、エアバスA320を42機(2年以内)を使用、
2015年には、100機まで持って行きたいと言う。
バンコク・デリーの往復料金は、6727バーツ(約18000円)
だという。バンコク便は国際線でも、国内のデリーと南部の
ケララの距離はほぼバンコクまでと同じなので、それより
高くする必要はないと考えている。
インドには仏教の聖地が多いので、タイ人観光客の
興味も高いようだ。
首都デリーの北876kmにあるスリナガルは、紀元前3世紀
アショカ王が仏教を伝播した土地だ。またカシミール地方の
避暑地でもある。近年、紛争は多いが・・。
タイ人の旅行者がデリーから乗り換えて行くという。
来年には、仏陀が菩提樹の樹の下で悟りを開いたという、
ユネスコ世界遺産の大菩提寺がある、インド東方の
ガヤにもバンコクから便を飛ばしたいという。
アジアのハブ空港、スワナプームは、インドや韓国からの
乗り入れが増え、旅客をさばく時間が長くなっている。
かつて、タクシン首相のとき、チェンマイをインドシナの
ハブ空港にしようというアイデアもあったが・・。