バンコクの北、パトゥム・タニにあるタマサート大学の
ランシット・キャンパスの体育館は洪水の避難所になっていたが、
ここにも水がやってきたため、10月23日には、
避難していた3500人が、避難所からの避難となった。
北からの水は、バンコク中心街の西側を縦断するチャオプラヤ川の
東側だけでなく、チャオプラヤ川の西側、トンブリ方面にもやってきている。
北からの水が数日で8億㎥、のべ100億㎥やってくるというのだから、
なお浸水は続くだろう。
バンコクの北側パトゥム・タニを浸した水は、チャオプラヤをはさんで
西南のノンタブリ県にもやってきており、その西側のナコン・パトムにも
ここ数日で浸水しようと専門家は見ている。
ここまで入ってきた水は、東のチャオプラヤ川、西のタチン川の
両方に流すことになるという。
(バンコク・ポスト紙10月24日付けより。写真も)
しかし、トンブリのポンプの台数が十分でないため、
今週末の前後、高波が来る時期には、トンブリの一部にも水が入るかと
見られている。
バンコク近辺の浸水は、なお1週間~10日ほどは続きそうだ。
一方で、北部は雨季明けが間近である。
チェンマイはもう雨季明けかもしれない。
中部平原の入り口スコータイ、ピチット、ナコンサワンに溜まっている水は、
チャオプラヤを中心とする川に、11月の第1週(つまり来週)には
多く流れ込み始め、状況は、北から改善されていくと見られる。
タイ、バンコクの洪水は、ここ1~2週間がピークとなりそうだ。
しかし、トンブリのポンプの台数が十分でないため、
今週末の前後、高波が来る時期には、トンブリの一部にも水が入るかと
見られている。
バンコク近辺の浸水は、なお1週間~10日ほどは続きそうだ。
一方で、北部は雨季明けが間近である。
チェンマイはもう雨季明けかもしれない。
中部平原の入り口スコータイ、ピチット、ナコンサワンに溜まっている水は、
チャオプラヤを中心とする川に、11月の第1週(つまり来週)には
多く流れ込み始め、状況は、北から改善されていくと見られる。
タイ、バンコクの洪水は、ここ1~2週間がピークとなりそうだ。