11月20日になったが、バンコクの水は?
11月も20日が過ぎた。
タイの洪水による死者は602人となった。
感電死も多いと聞く。
首都バンコクの洪水のピークは過ぎたものの、
水はなお残っている。

11月20日は、灌漑局がバンコクから水が引くだろうと言う
希望的観測を11日前に出した希望日だ。
 「11月20日でバンコクの水は引けるかも!? 2011-11-11」
  http://uccih.exblog.jp/14920815/

何が希望観測どおりには行かなかったのか?
実はその後、11月16日に、FROC(洪水救済作業本部)が
10月11日以降、洪水の都、オランダから呼んだ洪水の専門家、
アドリ・ヴェアウェイ氏の予想が出ている。

氏は、バンコクの水が引くのは、異常事態が今後発生しなければ、
12月になろうと予想している(何日とは言っていない)。
灌漑局の11月20日予想との違いを、こう説明している。
「バンコクには多くの排水ポンプが用意されており、
その稼動によって、1日の排水量は4~5億トンにのぼると
予想されたが、実際はポンプを同時にそう効率的に
作動させられるものではない」

d0159325_17211528.jpg

灌漑局の予想は、入水量55億トン÷排水量1日5億トン=11日と
なっていた。この1日排水量5億とんはかなり背伸びした数字の
わけだ。それ以前の情報でも、1日3億8000万トンがいいところと
出ていた。
ベアウェイ氏の見通しだと、1日1億5千万トン程度だろうと
言うことになろう。

政治的に楽観度が大きな予想が出て、民衆の信頼度を損なっていると、
氏もみている。
また、各関係局の横の協力が不十分(むしろ対立?)なことも、
被害を大きくしていると見ている
11月20日、バンコクのスクンバン知事は、「水は引いており、大晦日まで
には完全に引くだろう」と言っている。
今後は、衛星情報やモデル・シミュレーションを使うことによって、
もっと洪水の予測度を上げられるとも見る。

ちなみに、インド洋のダイポール(海面水温偏差)現象と太平洋の
ラニーニャ現象(ペルー沖の海水温が低下)から、今年のインドシナ
半島の大量降雨を予想したと言われる日本のJAMSTEC
(海洋研究開発機構)は、来年初夏には弱いダイポールが発生するが、
ラニーニャは、夏には弱まると見ている。
http://www.jamstec.go.jp/frcgc/research/d1/iod/

水が引いた後の、タイ政府の今後への対策は
どう出てくるのだろうか?
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by ucci-h | 2011-11-21 17:29 | アジア的な生活 | Comments(0)

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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