チェンラーイへ行くついでに、Mご夫妻をお誘いして、
プーチーファーの山へ登ってきた。
チェンラーイ市内から、ほぼ2時間だ。
プーチーファーは、‘空を指差す山’という意味。
チェンラーイの東、ラオスとの国境をなす1735mの山だが、
頂上が断崖絶壁となっていて、空を指差しているような頂上だ。
ラオス側へ落ちたらおしまいだ。
ラオス側を見下ろすと、村と道路が走っているのが見える。
プーチーファーは、チェンマイ南のインタノン山と並んで、
寒季には、多くの観光客が訪れる。
4年前の「ちゃ~お」によると、プーチーファーへの登山客は、
12月の1ヶ月間だけで、1年の登山客の半分近くの12万4千人に
のぼっている。
登山と言っても、クルマでのぼり、最後の760mの尾根を
歩くだけだが、暮れから正月にかけては、数珠繋ぎになると言う。
12月も初めだったので混んでいなかった。
頂上は寒いと思って長袖の上着を着ていったが、
歩いているうちに汗ばみ、暑くなった。
帰りは、チェンコーンのラオスへの船着場、
チェンセーン(ゴールデン・トライアングル)のメコン川まで
足を伸ばして帰ってきたが、チェンセーンははや夕暮れだった。
メコン川の水量は、中国のダムのせいか、雨季明けにしては少ない感じだ。
(チェンコーンのラオス行き船着場)
寒季のチェンラーイはいい。
このプーチファー登山のほかに、中国人が住みつきお茶の
産地となっているメーサロン(桜もある)、そして、12月24日から
1月3日まで、コック川の河畔で昼夜開かれる見事な花祭り。
寒季は、チェンラーイへ行きましょう!
(チェンラーイ街道で買ったなし・りんご味のプッサーとチェンセーンの中国土産物屋で買った味付けトマト)