触れたのは、2010年12月のことだった。
「国際化するタイの代表的な企業CPグループ 2010-12-21」
http://uccih.exblog.jp/12546702/
食品が中心の企業グループだが、
タイのコンビニのセブンイレブンやツルー・インターネットの
元にもなっているのでコングロマリットと呼ばれる。
CPグループの中核会社は、CPフーズ(CPF)である。
CPフーズは、家畜用飼料からスタートしたが、その後
エビ、鶏肉といったタイの代表的食品の最大手となり、
今ではCP印の冷凍食品がスーパーなどに増えている。
タイでは、市場の肉野菜から、次第に包装された食品が
良く売れるようになってきている。
CPフーズは国際化を進めているが、
2011年11月末、親会社CPグループから、
中国とベトナムの事業を買い取った。
親会社も食品ビジネスを営む別の会社を世界に持っているが、
CPフーズとは、地域で分けていく考えのようだ。
CPフーズは、タイ、インド、トルコ、ロシア、英国、台湾、
マレーシア(それとカンボジア、ベトナムの一部)で事業を展開しているが、
今後、中国とベトナムが加わる。
親会社は、ビルマ、カンボジア、インドネシア(それと中国の一部)
で事業を当面展開する。
親会社が新しいこれからの市場に食い込み、それを食品専門のCPフーズ
が、あとを受け継ぐという形のようだ。
今回は、親会社の持つ香港のCPポーカパン社の74%の株式を
21.7億ドルで買い取り、中国の飼料事業、ベトナムの農業ビジネスを受け継ぐ。
中国の事業だけで78の工場になるという。
今回の買収で、CPフーズの2012年の売上げは50%増え、今後中期的に
年平均15%の伸びが見込めると、アディレックCEOは言う。
水害にあった2011年の売上高が2100億バーツ(70億ドル)ほどと推定されるが、
買収2事業の売上高は37億ドル(1100億バーツほど)だから、
CPフーズの売上高は、中越の事業の買収により、2012年には5割り増しとなる。
世界最大の飼料・エビ・鶏肉の会社は、
アジアの成長地域において、基礎食品を提供することによって、
成長の果実を手に入れていく計画だ。
で事業を当面展開する、とのことですが・・・今後は、ビルマカンボインドネシアの事業もCPFに売却すると見たほうがよいのでしょうか?どちらがもっていても同じような気がするのですが、CPグループが持ち株会社ということでしょうか?規模からしてCPFを持ち株会社にして、子会社をぶら下げたほうが効率的なような気がするのですが、わざわざCPグループという会社を香港に設立しているのはどういう意味があるのでしょうか?
CPグループはタイ本拠なのですか、香港本拠なのですか?
CPFは原則、シナ・ASEANの食品担当という理解で良いのでしょうか?