雨季入り3ヶ月前の今も依然として異常に高い巨大ダム「プミポン・ダム」の水位
10日ほど前に、今年に入っての巨大ダム「プミポン・ダム」の
水位が非常に高いので、このままだとまた雨季の洪水が
心配される旨お伝えしたが、それからダムの放水状況は
変わっただろうか?
 「巨大ダムの水位が洪水の昨年よりも高い! 2012-1-12」
  http://uccih.exblog.jp/15261187/

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あれから10日たったプミポン・ダムの貯水量は、118億㎥。
乾季の10日間で5億㎥減っただけで、貯水率はなお87%の高さだ。
昨年のこの時期の77億㎥よりもなお41億㎥、貯水量は53%も多い。
灌漑局は1日5,500万㎥平均で流していくと言っていたが、
ほぼその通りの放水量だ。変わっていない。

しかし、この通常のペースでは、高い水位から始まった
今年の水量を、雨季前の4月末に安全水準と見なされる
貯水率40%未満まで下げていくのは難しい。

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チュラロンコーン大学の研究センター長は、「今ただちに、
放流を増やすべきだ。降雨はコントロールできないが、
水管理を真剣に行なうことはできるはずだ」と言っている。

また、相談にあずかった日本のJICA(国際協力事業団)も、
「今年は昨年の倍のペースで放流すべきだ」と言っているようだが、
雨季入りまで3ヶ月ほどになってきたこの時点でも、いまだ
実現されていない。

「国立経済社会開発局」のアークホム局長によれば、
全部で25の部署が、水管理に携わっていると言う。
一元化された委員会は、いまだできていない。

あれこれ議論が続く中で、ダムの放水量がこのまま通年のペースで
行くと、雨季入り時、4月末のプミポンダムの貯水量は80億㎥
(貯水率59%)と、昨年も含め例年を大きく上回る水準で、
雨季の降雨を貯め始めて行くことになる。

どうするのだろう?
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by ucci-h | 2012-01-27 00:20 | アジア的な生活 | Comments(0)

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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