ハイシーズン、観光客で賑わっている。
同時期、2月9日(木)から12日(日)まで、バンコクで「第49回バンコク宝飾展」
が、25000人のバイヤーを集めて開かれたが、現在のタイの宝石の
輸出状況はどうなっているのだろうか?
「タイ宝石・宝飾業者協会」(TGJTA)によると、
2011年は、先進国経済の低迷から目標の4000億バーツ(130億ドル)を
下回る3700億バーツに留まった宝石・宝飾品の輸出額は、
2012年は5~8%増の4000億バーツ達成と目論んでいる。
宝石・宝飾品は、タイの輸出品目の中で、
1位のコンピュータ部品、2位の自動車及び部品に次ぎ、
主要輸出品目の第3位に位置している。
タイは、世界でも有力な宝石・宝飾品の輸出国だが、その市場は
徐々に変わって来ている。
今では、中国、インド、アセアン、中東といった新興国市場が、
全体の3割からさらに4割になってきていると言う。
伝統的な米国、EU市場は、それぞれシェア20%を割ってきている。
中国は、付加価値税を17%から4%に下げてきたので有望な市場だ
という(未確認)。
世界的な競争は年々高まっており、クオリティーが勝負となる。
タイの宝石・宝飾産業は、その工芸技術、デザイン力、設備において
いまだ引けを取らないと業界は自信を持っている。
しばらくは、タイの主要輸出品であり続けようが、
だんだん人件費も上がってくると、その後はどうなるだろうか。
あと大きいとか? インパクトのジュエリーショーで、これが3万Bt,これが6万Bt、と言われて、どっちがどっちかわかりませんでした(笑)
騙されそうなので、購入に踏み切れません。
あれも生き馬の目を抜くような世界ですね。
宝石は、値段に捕らわれず(つまり安いものでも)装飾品としてきれいならいいのではないでしょうか?ニセモノも品のある人がつけると本物に見えますし、逆もそうですね(笑)。