賑わう国際色の豊かな街である。
最近は、韓国人、ロシア人が歩行者天国に目立つ。
「パタヤの砂浜が消えていく 2011-1-27」
http://uccih.exblog.jp/12770402/
国際色の強い街ということは、国際的なギャング団が
暗躍する街でもある。
2月2日にも、フランス人の2人が、偽造クレジットカードで
ATMから金を引き出したのを捕まったが、なお10人ほどの
仲間がうろついていると見られる。
国際犯罪の特徴は、必ずしもタイ国内でスキミングして、カード
情報を盗み取るのではなく、自国で盗み取り、それをパタヤで
使って、金を引き出すと言うことだ。まさに国際的犯罪である。
国際的な犯罪者は、旅行者のふりをしてパタヤに入ってくる。
そして、外国語の先生などの格好をする。
警察が手配写真を持っていても、パタヤからプーケット、サムイ島、
さらにチェンマイと外国人の多い地を渡り歩くから捕まりにくい。
パタヤには、また、多くのダイヤモンドや金の店が多いので、
盗んだ金を替えやすい。さらに、登録されていない住居も多いので、
隠れ住むのにたやすい。
地元警察は、「TNCC」(国際犯罪撲滅協力センター)をこのたび
設け、入管などとの協力を強め、‘望まれざる訪問者’の逮捕、追放に
力を入れるという。情報の収集・共有が決めてだと言う。
それぞれの国柄によって犯罪の‘得意技’があるようだ。
・フランスのギャングは、見たように、クレジットカードの偽造が多い。
・台湾のギャングは、地元のギャングと組んで、コールセンター詐欺で知られる。
・ロシア、リトアニアのギャングは、金銭を盗んで、金やダイアモンドに換える。
・南アのギャングは、団体旅行で来て、レンタカーを借りて豪華な屋敷を覗き、
押し入り、貴重品を盗み出す。
・アフリカのギャングは、大使館の偽の証明書を見せ信用させ、偽札をつかませる。
・チェチェンのギャングは、“ヒットマン”(人殺し)のサービスを請け負う。
2月14日、バンコクのスクンビットでイラン人らしき者による
爆弾騒ぎがあったが、彼らもまずはパタヤに入っている。