2011年は180万台生産の予定だったが、洪水により、
145万台に留まった。
ちなみに、2010年の生産台数は、164万台と史上最高だった。
「タイの自動車生産2010年史上最高に 2010-11-25」
http://uccih.exblog.jp/12354909/
「タイ自動車協会」(TAI)は、5年ごとにタイの自動車生産の
テーマを決めている。
第1次マスタープラン(2002~2006年)では、“ピックアップ・トラック”
の増産が着目された(現在タイでの自動車生産のうち3分の2がピックアップである)。
第2次(2007~11年)は、“エコ・フレンドリー・カー”だった。
普及途上で、政府の物品税優遇政策に邪魔された形だ。
そして、2012~16年の第3次マスタープランのテーマが協議されるが、
“代替エネルギー車”がテーマとして有力視される。
具体的には、「E-85」に代表されるガソホール(エタノール混合ガソリン)
エンジン車の普及だ。
原油輸入を減らし、タイに多く存在するサトウキビやキャッサバなど農産物
からのエタノールを活用できるからだ。
チェンマイの街のバンチャックのガソリン・スタンドにも、
他のエタノール混合ガソリンよりリッター5バーツは安い(現在リッター32バーツほど)
「E85」(エタノール分85%ガソリン)がお目見えしてきた。
私の、E20適合車も、E85適合にできないかなあ?
2012年のタイは自動車生産200万台を目指す。
今年は洪水を防がなければならない。
2014年には、世界トップテン入りを目指す。