薬好きのタイ国民だが・・・
タイには薬屋が多い。

「ヤー」(薬)や「カイ・ヤー」(薬売り)の看板は街のいたるところで
目に付く。
ちょっとした風邪や痛みは、病院やクリニックに行くより、
安い薬を錠単位で買って飲めばいい。
自由で手軽だ。

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タイ人の薬の消費量は、1日平均1億2800万錠だという数字が、
公衆健康省医療サービス局から出た。
年間470億錠である。
錠単位で買うから、重さでなく錠数で出るところが面白い。

日本の錠数の数字は知らないが、
タイの一日1億2800万錠といえば、15歳以上(5000万人)一人当たり
ほぼ平均2.5錠飲んでいるから、やはり大量だ。
もっとも日本の年配者も薬漬けが多いが・・・。

しかも、タイの薬は、オーバーザカウンター(店頭)でも安い。
15%が処方箋薬、85%がオーバーザカウンターの売薬である。
ジェネリック薬が多く出回っているからだろう。
鎮痛薬から睡眠薬、抗生物質まで幅広い。

抗生物質が全体の20%を超えている。
全体の2.3%の人が痛み止めを毎日飲み、
3.3%の人が睡眠薬に依存していると言う。

政府は、薬の乱用に対し歯止めをかけるべく、
参照価格(レファランス・プライス)の設定を行うと言われる。
安売り濫用を防ぎ、副作用の害や薬疹、また薬への耐性が出来るのを
防ぐと言うのが名目だ。

「ここは自由の国タイランドだ、ほうっておいてくれ!」と言いたくなるが。

この裏には、米国への配慮があるかとうわさされている。
インラック首相は、先日アメリカの医薬品メーカーの代表と
会っている。

米医薬品メーカーは、途上国においてジェネリック薬が広く出回り、
ブランド薬の収益が損なわれることにえらく神経質になってきている。
薬の安売りを防止して欲しいと頼まれたのかもしれない。

薬は、いずれにしろ、自分の責任で買って飲むことにしよう。
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by ucci-h | 2012-03-28 18:35 | アジア的な生活 | Comments(1)
Commented by くんたれ at 2012-03-29 17:23 x
ジェネリック薬品が安く売られているのは良いことですね。薬情報はネットでも簡単に手に入ります。名前を検索すればいいだけ。

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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