今年も雨が多いようだが、昨年のダムの水位と比べると・・・
2012年5月、タイの季節は雨季入りした。
これから半年近くは雨季である。
新聞、ニュースでは、この時期、乾季の終わりの旱魃のニュースが
目立つが、今年の雨季の洪水の心配はどうなのか?

折から、5月6日、チェンマイは朝から一日中、雨が降り続いている、
ちょうど昨年の今頃のように・・・。
昨年は、雨がたくさん降るのを見て、川の氾濫を心配したものだ。
 「チェンマイ10年来の涼しい夏2011年 2011-5-8」
  http://uccih.exblog.jp/13535578/ 

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「雨季入り時のプミポン・ダムの水量は、雨季で大雨が降っても、水を強制的に
流さないですむように、十分下がっているだろうか?」と、
1~2月にあれほど注目していた新聞も、それでは雨季入りの4月30日には
予定と比べてどうなったのかと言うと、そこはその場限りのニュースが多い
新聞のこと、フォローアップがない。

そこで調べてみた。
一部の報道にあった。
灌漑局によると、全国のダム合計では、雨季入り時で394.3億㎥、
貯水容量の56%と昨年同時期より多いと言う。
プミポン・ダム(満水で134㎥)は50%だというから、
貯水量67億㎥ほどということになる。

これを、政府の言っていた予定量と比べてみる。
政府は、「水害対策が甘い」という世論の批判を受けて、
2月には、4月末の雨季入りの水位目標を
従来の50%から45%に下げることを言明した
(昨年の例から見て、40%ほどがより安全な量だが)。
しかし、結果的には、かつて農林大臣が言っていた
50%までしか落とさなかったことになる。
 「プミポン・ダムの水位を十分下げれない 2012-2-3」
  http://uccih.exblog.jp/15370526/

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目標の45%と言うのは、60億㎥ほどの貯水量だから、計画に比べて
実際は1割強、7億㎥ほど多く、雨季入りしたことになる。
ちなみに、昨年の雨季入り時のプミポン・ダムの水位は、61億㎥(46%)と
例年の45~50億㎥(34~37%)より多く、昨年の
例年を4割上回る上流の降雨量200億㎥をその後十分貯め切れなかった。

昨年の水害をもたらした水位より高い水準で
雨季を迎えて、さて大丈夫なのだろうか?

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気象庁によると、今年の雨季の降雨量は、例年より2割程度多いほどと言うが、
きょうのチェンマイの一日続く大雨を見ていると、今年も心配になってくる。
今年は、あまり雨が降らないか、うまく早い時期にダムの放水を進められるよう
祈りたい。

プミポン・ダムは、一日6千万㎥ほどを放流してきているはずだが、
いざとなれば、一日1億㎥を放流できる。
昨年は、早い時期での放流が遅れて洪水をもたらしたが、
今年は、これを教訓に、早めの放流をやっていってもらいたいものだ。
一日7割方放水量を増やせば、半月ほどで目標に追いつけるのだから。
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by ucci-h | 2012-05-06 16:36 | アジア的な生活 | Comments(0)

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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