ここまで4位から15位をご紹介した。
もちろん、繰り返しますが、自分の行動範囲の中で、これはと思う店を
選んだわけだから、チェンマイにはまだまだおいしい店が
この他にも多くあるだろうことは、言うまでもない。
車の混むニマヘミン界隈やお堀内は疎い。
15選にもれたおいしい店も差はわずか。
個人的な趣向の違いも、もちろんある。
20選だと多いので、少し削った。
今回は最終回、1位から4位までのベスト4。
と言っても、順位付けはかなりいい加減。味が第一。
2~3がなくて、値段が第四(チェンマイはどこも比較的安い)。
5~6がなくて、店の雰囲気が第七である(見掛けの悪い店ほど
うまかったりする)。
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まず第4位:
チャンプアック通りに面し、タニン市場とメルキュール・ホテルの中間ほどに
位置する「チュアン・チム」(‘味見したい’という意味)。
3軒並んだ食堂の真ん中の店。
店頭のごはんかけ料理から好きなものを2品ほど選べる“カオ・ラート”の店。
ごはんにかける料理もおいしいが、ここのジャスミン米は最高にうまい。
昔運転手をやっていた中国系のご主人が、うまいかけご飯を提供しようと
開いた店だそうで、朝3時から午後3時までという開店時間だ。
行けば、すぐ気軽に食べれる。
ジャスミン米は最高だが、これにかけるおかずも、次々とトレイが
出てくるからいろいろなものを食べれる。
おいしいのでおかわりして、二皿食べてしまうお店だ。
「値上げの波街の食堂にも 2008-7-7」
http://uccih.exblog.jp/11133610/
第3位:
お堀の東側ナワラット橋から東に駅前へ伸びるチャルン・ムアン通り。
最初の信号の左角にある街角の食堂。
「ターン・ポーチャナ」という名のようだが、‘ご飯を食べる’というような
意味で、あまり名前で呼ばない。「駅近くの食堂」と呼んでいる。
サンパコーイ市場の前、「サユリ・コンプレックス」の青い看板が
交差点に見える。
昼2時ごろまでだから、昼時近所に勤めるサラリーマンやOLで
少しにぎわう。
ビニールが敷かれた質素なテーブル。
プラスチックの椅子。
お世辞にもしゃれているとは言えない。
しかし、飯はうまい。
以前、「ちゃーお」にも紹介されていたが、ここのカオパット・タレー
(海鮮焼き飯)は最高だ。街で1~2番を争うだろう。
その他に、「パッカナー・ムーグロブ」(カリカリ豚のカナー采炒め)は
牡蠣油の味がうまくしみている。
ここの「パット・ガパオ」(ひき肉ホーリーバジル炒め)も、もちろんうまい。
その場でお姉さんがいろいろな料理を炒めてくれる。
おばあちゃんも、元気でときどき店頭に顔を出してくれている。
お昼、早めに行きたい店だ。
「サユリの近くの安くておいしいお店 2011-5-13」
http://uccih.exblog.jp/13573618/
第2位:
アルパイン・ゴルフ場やハイランドに向かうサンカンペーン新道
((1317号線)をリング2号から5.5kmほど行った所にある「フアン・チャイ・ヨーン」
(ヨーン族の心の家)。
おそらく、チェンマイ一の北タイ料理を食べらせてくれる。
「ガイ・ムアン」(カレー味の地鶏の煮込み)は最高だ。
「ゲーン・ハンレー」(バラ豚肉生姜煮込みカレー)は甘めだがうまい。
スープも、「ゲーン・ノーマイ」(たけのこ辛味スープ)はじめ、みなうまい。
また、「チンソム・パットカイ」と呼ばれるネーム(卵野菜炒め)は美味だ。
そして、カオニャオ(もち米)が、白くとんがっていて、どこと比べてもおいしい。
ここのタイ料理の味は、少し辛いが、日本料理やフランス料理で味わうことのできない
何とも言えない妙なる味を提供してくれる。
近所のおばさんが来て作っているので、開店時間は朝10時から午後4時まで。
県外から来る車でいつもにぎわっている。
「チェンマイで一番おいしいタイ料理のお店 2011-2-9」
http://uccih.exblog.jp/12843312/
最後に第1位:
チェンマイの第1位にタイ料理以外を持ってきたら、
皆さんから叱られるだろう。
しかし、同じ東南アジアの味と許していただきたい。
チェンマイでの現在の1位は、チャンクラン通り、シャングリラホテルの
前のチャナタート銀行脇の路地を入った「ホー・ビエンチャン」である。
ビエンチャンという名前でも、ラオス料理ではない。
ホーと頭にあるように、ベトナム料理である。
チェンマイにはいくつかのベトナム料理屋があるが、いろいろ食べ歩いたが、
やはりここが一番である。
ベトナム料理のあのヘルシーで、少しだけ日本食味にも近い
料理が楽しめる食堂だ。
「ホーチミンでも見つからないおいしいベトナム料理 2011-7-20」
http://uccih.exblog.jp/14140371/
一番のメニューは、「ネーム・ヌアン」だ。
大きなお皿に、豚肉の串焼きと
いろいろな野菜(青いバナナ、きゅうり、にんにく、青いマンゴー等)
を細かく切ったもの、それに細めんが載っており、
これらを水に浸した生春巻きの皮に乗せ、タレをかけ、くるんで食べる。
ヘルシーなおいしさが口の中に広がる。
このネーム・ヌアンだが、ホーチミンに行ったとき、
本場の味をと必死で探したが、ライス・ペーパーで
くるむ料理は多かったが、結局見つからなかった。
それ以来、‘本場でも見つからないおいしいベトナム料理 ’と
呼ぶことにした。タイ東北で育ったベトナム料理だろう。
このほかにも、生春巻き、揚げ春巻き、
店名にあるホー(牛肉スープ麺)、ムーヨー(北タイのハム)サラダもおいしい。
最近見つけたのでは、豆腐を入れた揚げ物が柔らかくおいしかった。
昼夜開いているが、材料が無くなると早めに閉まる。
ここの店で、いろいろな料理を口にしていると、
「ああ、北タイに暮らしていて幸せだなあ」という想いが
自然に出てくる。
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以上で、チェンマイのおいしいお店15選終わりです。
時間が経つと、店の味も変わってきたり、新しくおいしい店が
出来たりします。またいつか続編を出したいものです。
タイ料理をキーワードにしたらこちらに辿り着きました。
先月初めてのタイ、それもチェンマイへ行ってきました。
もっと早くこちらのブログ見ておけば…!
また早く行かなくちゃという思いに駆られてきました!!
もっと読みたいので、リンク貼らせていただきます。
ここは値上げせずに量を減らすことで乗り切ろうとしてるようです。
理由①、ハーブの量が激減した。 ②つみれが小さくなった。、③ライスペーパーなどの材料が少量になった。 等
どこも苦しんでますね。 踏ん張って乗り切って欲しいです。
4位の「チュアン・チム」ですが、以前の記事で紹介いただきましてリピーターだったのですが、最近は人件費や材料の高騰に苦しんでいるようです。
というのは、私のいつものメニューである2品ぶっ掛け&岩のりスープ?と瓶水一本で65バーツだったのが70バーツに上っています。
料理の味は相変わらず美味なんですが、どうもお米の質が激下がりしている模様です。ポロポロに崩れたパラパラ米でして、かつての香り豊かなジャスミン米ではありません。
やはり値段を上げずに利益率を確保するとなれば、質を落とすという方向なのでしょうかね。
私は、無駄に多い人員を整理するか、また店主ご夫婦が店頭に立たれる方が先だと感じました。以上、小うるさいレポートでした。
お騒がせいたしました。