空路についても、ミャンマーの航空サービスが
いまいちなので、タイの格安航空「ノックエアー」が
今年から、タイの諸都市からミャンマーの都市へ
定期便を飛ばすことを考えている。
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ノックエアー(ノックはタイ語で鳥のこと)は、
9年前の2004年に設立された格安航空会社で、
2007年にはインド、ベトナムへの国際線も飛ばしたが、
経営悪化に陥り、国内路線だけに絞り、生き残ってきた。
タイ航空が今は株式の49%を持つ。
(バンコクポスト紙より)
近距離が得意だから、タイの地方都市間に
ボーイング737-800(189人乗り)のほかに、
ターボプロップのサーブ340B(スウェーデン製34人乗り)5機と
ATR72(仏伊製66人乗り)4機を所有している。
チェンマイからは、ハットヤイ、メーホンソン、メーソット、
ウドンタニに飛んでいる。
ノックエアーにとって、ミャンマーは国際線と言っても、
タイの裏庭みたいなもので、距離もそう変わらない。
国際線をかつて放棄したノックエアーだが、
未開拓市場のミャンマー各地に乗り入れることにした。
(「ミャンマー地図」より)
ハブ空港のバンコクのドンムアン空港からは
ボーイング737-800でヤンゴンに、2013年第4四半期に
乗り入れる。エアアジアの同規模のエアバス320と競うことになる。
ドンムアン以外では、チェンマイ、メーソット、ラノン(南部アンダマン海沿い)と、
ミャンマーに近い県からミャンマー各地に飛ぶ。
メーソットからミャンマー第3の都市のモーラミャイン(旧名モールメイン、
モン州の州都で人口30万人)へ9月に飛ぶのが第1号になりそうだ。
メーソットからは、そのあとヤンゴンにも飛ぶことになる予定だ。
チェンマイからは、マンダレーとバガンに飛ぶ予定だ
(かつてはチェンマイ⇔マンダレー間にマンダレー航空だったか
飛んでいたが・・・)。
チェンマイからミャンマーへ行くのに便利になる。
値段はどのくらいになるのだろうか?
チェンマイからドンムアンに乗ったことがあるけれど、
格安航空でそんなに高くなかったなあ。