タイも国民の祝日が多いが年に何日あるの?その特徴は?
5月は、日本もタイも国民の祝日が多い月である。
タイには、1年間で休(祝)日が何日あると思いますか?
ちなみに、日本は年間で、年末年始の4日間も入れて、
18日もあり、世界でも多い方です。月平均1.5日の割合。

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タイも日本同様に、休日が多い。
全国民の祝祭日は、年に17日ある。日本並みだ。
タイは暑い国で、タイ人はあまり勤勉に働くことを
必ずしも尊ばないから(平たく言えば、キーキアット、
悪い意味でなく怠け者だから・・)、多いのかなと思ってしまう。


日本のように、全国民に適用される国民の休日じゃないと
個人はなかなか休めないので・・・というわけでもなさそうだ。


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日本の休日が、年末年始4日間と、5月初めの新緑の季節の
ゴールデン・ウイーク4日間に集中しているのに対し、
暑い国のタイでは、4月の暑い盛りのタイ正月(ソンクラーン)3日間、
やはり暑いサマーホリデーの5月に4日間と、暑い2ヶ月間に7日間ある。

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それと、タイの休日に特徴的なことは、
①王室関係と②仏教関係の休日が多いことだ。


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立憲君主国タイには、王室関係の休日は6日と多い。


4月6日は、ラーマ1世が現チャクリー王朝を始めた記念日の休日。

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5月5日は、現国王ラーマ9世の即位日の休日。

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5月任意日(占いで決められるというが、今年は9日)は王室による田植え式の休日。
ただしこの日は、銀行は休まない。
代わりに(?)、7月1日が銀行のホリデーである。

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8月12日は現シリキット王妃の誕生日で、タイの母の日の休日。

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10月23日は、タイの中興の大王、チュラロンコーン(ラーマ5世)大王が亡くなった日の休日。

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そして12月5日が、現国王ラーマ9世の誕生日で、父の日の休日となっている。

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崇められるラーマ5世の休日が、生誕日でも戴冠日でもなく、崩御の日なのが珍しい。


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仏教関係の休日は年に4日あるが、タイの仏教の行事と季節性に
関係している。陰暦がベースだから、年によって日は変わる。
仏教関係の祝日は、お酒は販売されない。


陰暦3月の満月日(今年は2月14日)のマーカ・ブーチャ(万仏節)。
釈迦入滅の3ヶ月前、多くの出家僧が奇跡的に集まった日とされる。

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陰暦6月の満月日(今年は5月13日)のウィサカ・ブーチャ(仏誕節)。
大乗仏教で4月8日にあたる釈迦生誕日(潅仏会、かんぶつえ)の祝日はないが、
上座部仏教のタイでは、4月のタイ正月で仏像に水を掛けることと、
このウィサカ・プーチャの祝祭日で釈迦への思いを込めることになるのか。

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それにしても、仏誕節はなぜ陰暦6月なのか?
インド暦が中国暦になり、さらに月遅れで陰暦6月になったのだろうか?
まああまり史実に基づけるものでもないので、
切りのいい吉日が選ばれたのかもしれない。

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陰暦8月の満月日(今年は7月11日)はアサーラハ・ブーチャ(三宝節)。
釈迦が初めて教義を説いた日。三宝とは仏・法・僧の伝達となる。

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アサーラハ・ブーチャの翌日、月の欠け始める最初の日(今年は7月12日)が
カオ・パンサー(入安居)。
雨季入りで、釈迦の教えに従い外の草木を踏まないように、
僧が寺に入り修行を始める日だ。

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実際の雨季は5月頃から始まっているから、
雨季に入ってすでに2ヶ月ほど経っているが・・。
もっとも、パンサー(雨季)入り後でも、けっこう僧は托鉢に歩いている。


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そして、その3ヵ月後の陰暦11月の満月の日(今年は10月8日)が
オーク・パンサー(出安居)となり、僧が寺から出てくる日だが、
10月末の実際の雨季明け間近の頃である。

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カオ・パンサーは全国民休日だが、オーク・パンサーはそうではない。
学校だけ休日で、銀行などは休まない。
けっこう祝祭気分の日だが、なぜだろうか?


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タイには、日本のような、こどもの日休日、
成人の日休日、敬老の日休日はない。

ただし、全国的な休日ではないが、政府の指定した記念日としては、
こどもの日(1月第2土曜日)、教師の日(1月16日で、なぜかこどもの日に近い)、
若者の日(9月20日、ラーマ5世と8世の誕生日)などがある。

日本と違って、老年層が敬われるのは当たり前の国だからか、
敬老の日はない。

またメーデーにあたる5月1日も国民労働日の休日である。
日本では、休日ではない。

日本のような、海の日、みどりの日とか体育の日など
経緯を知らないと判らないような名の休日はない。


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また、ソンクラーンと並ぶタイの大きな祭りである
陰暦12月の満月の日(今年は11月6日)の
ローイ・クラトン(灯篭流し)は休日ではない。

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そう言えば、日本のお盆も休日ではないな・・・。
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by ucci-h | 2014-05-09 14:20 | アジア的な生活 | Comments(0)

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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