32カ国が半分に絞られるリーグ戦48試合が終わった。
いよいよ、16カ国による勝ち抜きトーナメント戦となる。
4カ国ずつ8組でのリーグ戦を振り返ると、
伝えられるように、アジア4カ国(日本、豪州、韓国、イラン)が
一勝も出来なかったのが目立った(0勝9敗3引き分け)。
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リーグ戦を5つの地区の対抗戦だったとすると、
残念ながら最下位となる。
欧州(13カ国)、南米(6カ国)、アフリカ(5カ国)、
北中米(米国、メキシコ、ホンジュラス、コスタリカの4カ国)、
各地区対抗の成績はどうだったのだろうか?
想像できるように、ブラジルはじめ南米諸国が、
地の利もあって強さを発揮した。
アフリカ、アジアに対しては、3勝ずつの負けなし。
さらに、欧州諸国に対しては、6勝2敗1分けの強さを発揮している。
エクアドル以外の5カ国が決勝トーナメント進出である
(ブラジルとチリが早速当たるが・・・)。
南米の予選リーグから見ると、出場9カ国のうち、
半分以上の5カ国がベスト16に顔を出したことになる。強い。
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北中米からも、ホンジュラスを除く3カ国が決勝リーグ進出となる。
北中米全体では、リーグ戦5勝4敗3分けで、欧州より勝率は
劣るが(欧州に対しては2勝3敗2分け)、アジアのチームと対戦が
なかったにもかかわらず、効率のよい結果となった。
欧州は、13カ国出場中、ほぼ半分の6カ国がベスト16に。
リーグ戦の成績は、欧州全体で18勝14敗7分け(うち欧州同士が
5試合、5勝5敗があったが)。
南米を除く3地区に対しては、11勝3敗6分けと強さを示したが、
南米諸国とは、2勝6敗1分けと大きく負け越した。
アフリカ5カ国は、試合内容は競ったが、結局3勝9敗3分けだった。
アジアには2勝1分けだったが、他の地区からは1勝しか出来なかった。
それでも、ナイジェリアとアルジェリアの2カ国がベスト16に。
4カ国とも討ち死にのアジアの不振が際立つことになった。
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さて、優勝はブラジルかアルゼンチンか、
ドイツかオランダか?はたまた???
4年後に向け、日本も「自分たちのサッカーをやれば・・・」などと
小学生みたいなことを言っていないで、
プロなのだから、相手の隙をつける、また大型ストライカーを
擁するチームを作って欲しいが・・・。