8日間の旅に行って来た。
海を見ると同時に、ホアヒンのゴルフ・フェスティバル
(8~9月)を楽しむためである。
走行距離は計2230km。
今年2月に、コンケーン、ビエンチャンへ1840kmを
走ったが、これを超えた。
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ホアヒンまで行くのは、数えてみたら10年ぶりだ。
時間が経つのは速い。
チェンマイで、オフシーズンのゴルフが安くプレーできるのは
5~6月だが、ホアヒンでは8~9月である。
リゾート地なので通常2500~3500バーツするグリーン・フィーが
この期間は1000バーツ(プラス・キャディーフィー300バーツ)。
ホアヒンの9つほどのゴルフコースが対象になる。
ただし、プロのトーナメントが行なわれるブラック・マウンテンと
バンヤンの両プレミアム・コースは1800バーツ(+300バーツ)。
それでも、合計で1300バーツ(4400円)から2100バーツ(7100円)で
リゾート地のコースを楽しめるのはうれしい。
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チェンマイからホアヒンまでは、950kmある。
一日でムリすれば行けないこともないが、無理に行くこともない。
初日は、チェンマイから675km南の古都アユタヤに泊まる。
アユタヤの遺跡は、スコータイほどの広がりがない。
チャオプラヤ川沿いの小さなホテルに泊まり、
夕方、フローティング・マーケット(水上マーケット)へ行って見た。
鯉にミルクをやるとワッと寄って来るのが珍しかった。
翌朝、バンコク市内は混むので、市内は避けて、アユタヤからは
西方の道路を南下し、タイランド湾沿岸に向かう。
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ホアヒン地域の開発は進んでおり、ホアヒンの街の北方
20kmにあるチャアムの街も近年リゾート開発が進んでいると聞く。
見た結論から言うと、ホアヒンの街はいっそう開発が進んでいたが、
チャアムの方は、まだ田舎町だった。
宿泊は、チャアムの南端、ホアヒンから6kmほどのホテルに宿を取る。
海から70mと近いが、岩場で泳げない。
ホテルのプールはすいており、ゆっくりできた。
深いところでの水中歩行は背腰の伸長運動になる。
夜はホテル近くのソイにあるフィリピン人のやっている
洋食屋で食べる。安くてうまいので、西洋人の客が多い。
こういう店で食べれば、ホアヒンは、プーケットのように高くはない。
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今回、ゴルフは4コース組み込んだ。
①3日目にチャアムにあるスプリング・フィールド。
②4日目に、ホアヒンのカオ・タキアップ岬が臨める海浜コースのシー・パイン。
③6日目に、ホアヒンにあるバンヤン。
④そして最後の7日目に、ホアヒンのブラック・マウンテンをとった。
結論から言うと、バンヤンが一番良かった。
3日目のスプリング・フィールドは27ホール。
93年頃のタイのゴルフ・ブームの時代に出来たこのコースは、
やや古さを帯びていた。
ジャック・ニクラスの設計ゆえ、大きなバンカーが多かった。
夕方は、ホアヒンのナイトマーケットのシーフード店で食事。
10年前に比べて、ずいぶんにぎやかにシーフード店が並んでいた。
味、価格ともまずまずである。
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4日目の朝に行ったシー・パインは軍の作った新しい海浜コース。
別称、第2ミリタリー・コース。
ホアヒンの市内から8kmほど南方に行ったカオ・タキアップ岬の南にある。
クラブハウスから見るコースが朝の陽光を浴びてまぶしい。
出だしと終盤のホールが海を臨めるホールで楽しい。
この日の夕方は、ホアヒンの街の南25kmのプランブリの街に移動、
そこのビラに宿泊する。
ホアヒンのいいホテルは、それなりのリゾート地プライスだが、
プランブリまで下るといなかになり、宿のコスト・パフォーマンスが上がる。
宿から5kmほど行った浜辺の店で夕食。
かにのゆでたのが1キロ480バーツ(1600円)。
タイのどこの海浜観光地よりも安い。
1キロで5匹来たが、うまかった。
明日は、ホアヒン近郊をドライブしてみよう。
(続く)