タイの北の都チェンマイのさらに北北東200kmに
チェンラーイの街がある。
タイの北の国境ミャンマーやラオスへの起点となる街だ。
4月中旬、タイの旧正月にチェンラーイへ行ってきた。
チェンラーイはチェンマイより小規模の街だ。
より田舎の街に行く趣だ。
人口は最新の確たるものは判らないが、チェンラーイ市部で
20~30万人前後(チェンラーイ県全体で120万人ほど)と言われる。
チェンマイ市は100万人近くにのぼる(チェンマイ県全体で170~180万人)
ので、その3割ほどの規模か。
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チェンラーイへ行くと、チェンマイより人が少ないので、
名門サンティブリや韓国系のハッピー・シティといった
ゴルフ場で、チェンマイよりもすいていて安く出来るのでうれしい。
しかし、今回チェンラーイへ行って、物価がチェンマイよりも
高くなっているのでびっくりした。
街の食堂のカオ・ラート(惣菜掛けごはん)が40バーツ(150円)ほどと
チェンマイ並みになってきたのは仕方ないが、
チェンマイで一皿19バーツ(70円)の点心が、チェンラーイの店で
一皿30バーツ(110円)だったのにはびっくりした。
中国人観光客が増えたせいだろうか。
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そのほか、チェンマイで50バーツ(185円)のカオニャオ・マムアン
(マンゴー・もち米ごはん)が60バーツ(220円)と高い。
以前はチェンマイよりも安めだったマッサージ屋もほぼ軒並み
1時間200バーツ(740円)に値上げしていた。
まあ、これでも、近隣諸国に比べれば、タイのマッサージは安いが、
チェンマイで自分のお気に入りの近所のマッサージ屋の
120バーツ(450円)が、貴重に見えてきた。
消費者物価統計には反映されないが、
中国人等旅行者の増加のせいか、
北タイの安かった諸物価は上がっている。