チェンマイに、タイで一番トムヤム・スープがおいしい
店が、チェンマイ駅の近くにある。
店は、「ナッタカーン」(人名)といって、駅の700mほど先の
左側にあるが、じみな作りで目立たない。
しかし、トムヤムはじめタイ料理がみなおいしい。
タイで一番おいしいということは、
世界で一番おいしいということになる。
味は少し濃いめだが、ココナツ・ミルクに
マナオ(ライム)の酸っぱさ、バイ・マックルー
(瘤みかんの葉)の香りが効いている。
写真は、あまりうまそうに映っていないが、
トムヤム・プラー(魚のトムヤム・スープ)で90バーツ。
(つけたし)
タイのカセサート大学と日本の京大・近大の共同研究によると、
トムヤムクンの中には、他の食べ物に比べて、がん細胞の成長を阻止する
成分が、100倍多く含まれているという。
2001年の調査では、ハーブやスパイスを多く摂るタイ人の消化器系がんの頻度は、
他の国の人間よりずっと低いことが見つかっている。
米国がん研究協会の調べでも、辛味のもと、カプサイシンががん細胞や白血病細胞に
有効に闘えることが知られている。
さらに、豪州のタスマニア大学の研究によると、
辛いものは、安眠を招くのに効果的だと発見されている。
カプサイシンが、脳内の眠りをつかさどる神経に働きかけて、
眠りを容易に導くからだと言われる。