チェンマイのゴルフ・コースに出てみて、
本番ならではの身に染みる体験をした。
忘れないように、自分のために記しておこう。
距離440ヤードの短いパー5のホールがあった。
しかし、両側に林が出ていて、手前の池は
180ヤードを超えないと越せない。
まっすぐそれなりの距離が出ないとトラブる。
一度目は、しばしば池越えはするが、林に入りがちなので、
真ん中を狙って、力強く振り切った。
ど真ん中。鼻高々で行ってみたら、な、なんと池を超えてなかった!
あれほど力強く振ってまっすぐ行ったのに・・・。
歳で、距離が出なくなったか・・・、トホホ。
一転悲嘆にくれ、このホールはダボですごすご。
後半、もう一度同じコースを回った。
その途中、実戦ゆえに発見があった。
他のホールでも、思い切り振るのはいいが(スイングが小さくなるためか)、
思ったほど距離が出ていないことを発見。
そこで、基本に戻って、強振よりも、
ヘッドをスムーズに走らせることを優先。そしたら
この方が、ヘッドスピードが滑らかになるためか、距離が出た!
そしてもう一度、最後に例のホールへ。
“ヘッド・スムーズ打法”が成功した。
ボールは池より50-60ヤード先まで行った。
次のフェアウエイショットもうまくいき、2オンでバーディ。
後半は40点で回れた。
練習場では、いろいろな打ち方をやってみるが、
実際の距離は、なかなか正確にはわからない。
コースに出て失敗して初めて、そのスイングの欠点が見える。
これで、少し安心して、週末日本に帰れるかな。