男女会話のすれ違いの例(1)
(「女の機嫌の直し方」より)
「駅の階段で転びそうになっちゃったのよ・・・」
女性脳は、以下の様な体験話をするが、男はあまりしない。
「けさ、駅の階段でこけそうになっちゃったのよ・・・」。
男性脳の受け止め方は、
転ばなかったんだから、いいじゃない。情報量ゼロだなと思い、
「で、ケガなかったんでしょ。いいじゃない」てな言い方をする。
女性はむっとする。
男が必要な“共感”をしてやれなかったからだ。
女性脳は、ヒヤッとしたなどのストレス信号を強く受け止める
(子育てなど安全志向の女性脳は、危険信号を強く残すそうだ)。
共感を得ることにより、余剰な信号が沈静化するという。
男の適切な対応は、「そりゃあ、怖いよね」と、共感してやることだ。
「階段は気を付けて降りようね」などというアドバイスは、筋違いだ。
「頭が痛いの」と言われた時、
「薬飲んだ?」などと言わず、「それは、つらいね」と共感してやる
のがいいことと、共通している。
男は、問題解決のアドバイスに走らず、
共感してやることが、女性のストレス減衰になることを
知らねばならない。
男女脳の働き方の違いを知らねばならないそうだ。