女性からは時折、どう応えようもない文句が出てくる。
これに対し、生真面目にその言葉面をとらえようとする
男は、返答に窮する。
答えようのない質問だと思ってしまう。
その言葉の裏にある真意を理解していないからだ。
例えば、こう言われたら、なんと答えたらいいだろうか?
「私と仕事とどっちが大事なの?」
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論理を尊ぶ男性脳は、「比べようがないものを言うなよ!」と
思って、「どっちも大事に決まっているだろう!」などと的外れな
答えを言ってしまう。
でも、女性は、比較の対象外だと知りながら、毒づいているのだ。
それの真意は?
専業主婦だって、亭主が仕事で頑張ってくれる有難さは
知っている。
また、仕事に割く時間が多く、自分にかまってくれる時間がないと
すねているわけではない。
男は勘違いしている。
仕事の大変さは、家で吐露しないのが男の矜持だと。
パートナーは、そうじゃなくて、旦那が仕事のことを話さないと、
彼の人生から締め出されているような疎外感を味わうのだ。
これが嵩じると、「あなたと一緒にいる意味が分からない」になっていく・・・。
男は、「そうね。君にさみしい思いをさせてごめんね」と言うべきだと。
少々面倒でも、時折会社の話もしてあげよう。
そして、パートナーに自分のパートナーシップがあるから、
仕事も頑張れるんだと、思わせてあげよう。