日本にいると平衡感覚がずれそうになる。
一方的なことをマスメディアが煽るので、いっそうだ。
たとえば、連日、北朝鮮の報道を繰り返している。
もちろん、テレビなどは煽情的にやるのが仕事だから、
まるで戦争前夜のように報じている。
視聴者が飽きないように、「これで、ますます緊張が増しました」と
最後に‘コマーシャル’を入れる。
さらには、北朝鮮のミサイル発射訓練で、
東京の地下鉄が一時止まったというのには
口が開いてしまった。
政府のどこからの指令なのか知らぬが、
なにやら、政府も、共謀罪へのサポートや、
内政のつまづきを拭うために、朝鮮半島へ
関心を向けるよう図っていると勘繰りたくなる。
もし、政府が平和ボケの国民にカツを入れようと
危機感を伝えているなら、逆効果に終わりそうだ。
今回、何もなく過ぎて行ったら、いつか本当の危機が
やってきた時、不感症の訓練を受けていたことになるからだ。
日本のテレビを見ていると、何かバランス感覚が変になる。