女性からの殺し文句への応え方(3)
(「女の機嫌の直し方」より)
「なんでわかってくれないの!」
多くの場合、これは、少しの変化も見逃さず、察することが得意な
女性脳が、察することができない男性脳の働きに傷ついたとき、
出てくる不満だそうである。
なぜなら、察することは、自分を大切に思ってくれていることと
イコールになっているからだと。
例えば、
ゴホン、ゴホンと咳をしながら炊事をしていた時、
夫が気づいてくれない時などだ。
「どうして、咳が出るのに気付いてくれないの?」と言うと、
男は、「えっ、つらいなら言えばいいじゃん!」と言いがちだという。
「言えばいいのに」という男の無邪気な返答は、
察することを放棄したということになるから、
‘私を大切に思っていない’につながり、より女性脳を
傷つけてしまうそうだ。
「お母さまの前で、なんであんなことを言ったの!?」などと
言われたら、言い訳などしないで、「君の気持に気づかなくってごめん」
というべきである。
それが、「なお察したい」という気持ちを伝えることで、
相手を大切にしている“アイラブユー”のメッセージと
なるのだそうだ。
(終わり)