韓国とタイの間は、日本とタイの間より
倍近く、近い
(実際の直線距離は、3400km対4400km
ほどで、1000kmほどの差だが・・・)。
韓国とタイはビザ協定で、
ビザなしでお互い3カ月いられる。
タイ人の日本行きは、15日まではビザなしに
なったが、タイ人の30日~90日の日本への
観光ビザ取得にはなお厚い壁が立ちふさがっている。
東北アジア方面から北タイの都チェンマイへの乗り入れも、
韓国の仁川はじめ、台北、香港、上海などからは
直通便があるのに、日本からだけはない。
仁川からチェンマイへは6時間でひとっ跳び、
時差が2時間あるから、韓国からだと見かけ上、4時間で来てしまう。
東京や大阪からだと乗り継ぎだから、丸一日かかってしまう。
ハイシーズンになると、だから韓国からのツーリストが、
中国からの観光客と並んで目立つ。
かつてタイの公共の場で周りかまわず大声で話すのは
韓国人とひんしゅくを買っていたが、今では中国人の
目立つ言動がタイ人の目を引いている。
また、今は社会が混乱気味の韓国だが、
金大中時代から、韓流芸能の輸出に国として力を入れた。
タイの田舎へ行っても、よく見られるドラマは
わかりにくい日本のドラマではなく、
喜怒哀楽のはっきりした韓流ドラマである。
かつては焼き肉屋くらいしかなかった
チェンマイの韓国料理屋も、質量ともに増えた。
ベスト3をあげれば、あそことそことここだろう。
これはまた改めて・・・。
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ところで、タイ人の韓国でのオーバーステイ
(不法滞在)が増え、問題になってきている。
オーバーステイ数は、57,000人ほど。
ちょうど、月々の韓国へのタイ人入国者数とほぼ同じだ。
数か月、韓国の農園業で働けば、いい収入になるからだ。