<   2013年 01月 ( 11 )   > この月の画像一覧
アセアン4カ国の電力事情(2)開発の足を引っ張るかミャンマーの電力供給
インフラ整備が遅れてきたミャンマーでは、
増大する外国人の事務所や住宅向けや新しい工場向けに
電力を供給することが、今後の経済発展、
外国人投資を増やすための最大のクリティカルな
ポイントになっている。

d0159325_15451067.png

前回、アセアンの電力事情第1回目として、
タイの電力供給事情に触れたが、
ミャンマーの電力事情は、タイより2歩も3歩も
遅れている。

 「アセアン4カ国の電力事情(1)タイの電力開発の問題 2012-11-20」
  http://uccih.exblog.jp/17200358/

タイの電力最大供給能力は、26,000メガワットで、
国民一人当たりに最大388ワットの電力を提供することが出来る。
これに対して、人口6,200万人と、タイの9割の人口を抱える
ミャンマーは、2,254メガワットと、タイの1割に満たない。

従って、人口の13%に当たる800万人ほどしか、
電気にアクセスできていないと言われる。
しかも、電力需要は2007年以降、年10%で伸びており、
2012年などは、15%も増えている。

中心地ヤンゴンでも時折、時間停電があり、
2012年5月には、不満な市民たちの「キャンドル・ライト・デモ」が
行なわれた。

電力消費量で見ると、タイがひとり2,000kwh使っているのに対して
(もちろん工業用も含めてだが)、ミャンマーは、わずか104kwh、
インドネシアの600kwhに対しても大きく遅れをとっている。

ミャンマーの発電の70%は、18の水力発電所からもたらされる。
雨季に1,270メガワット、乾季に1,000メガワットの電気を生む。
ガス燃焼発電は、350メガワットと全体の15%ほどだ。

d0159325_1543675.jpg

政府は、20年後には、50,000メガワットの発電能力を
目指している。現在の能力の22倍だ。
年率16.8%の高い伸びだ。
500~1000メガワットの発電所を40~60基も作る計算になる。
発電施設だけで、500億ドルの資金が必要になるという。

1988年から2011年までの24年間の実績では、
ミャンマー政府が電力開発に使ったお金は、33億ドルだというから、
今後はこれの15倍に当たるハイピッチの投資が必要になる。

また、古いケーブルは40年経っているなど、送配電設備の更新、増設も
急を要すると言われる。
230キロボルトの送電線を、8つのサブステーションを経て、8000km
張り巡らす必要が言われる。

当面急増する外国のオフィスや住居には、間に合わないので、
とりあえずの配電設備をつなげることが考えられている。

ミャンマーでは、南部ダウェイの工業開発にも
時間がかかっている(もっともこちらはタイのニーズに
対応する部分が多いが・・)。

電力インフラが進まないと、ミャンマーの開発も
足を引っ張られることになる。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-31 15:46 | 電力・エネルギー | Comments(0)
地下鉄1路線分にのぼったタイのLPGへの補助金
タイでは、エネルギー源としてLPG(液化石油ガス)が
大きな位置を占めている。

タイのエネルギー源の内訳は、天然ガスが72%と高く
(国産プラス輸入)、次いで重油が16%(多くは輸入)、
褐炭が10%(国産が多い)、その他2%となっている(2010年)。
LPGも、天然ガス随伴から作られるものが多いのだろう。

d0159325_2246305.jpg

2008年の原油価格高騰を受けて、
タイのエネルギー価格統制策は、国内価格を抑えるための
補助金政策に、2008年3月その比重を強めた。

その典型が、LPG価格である。
タイは2007年まではLPGの輸出国だったが、
2008年以降LPGの純輸入国に転換した。

@@@@@

LPGの需要は、経済発展に連れて、過去6年ほど年平均10%以上で
伸びてきている。2006年の年間需要350万トンは、
2012年には760万トンほどまで倍増以上している。
中でも自動車向けの伸びが著しい(46万トンから105万トンに)。

LPGの需要の内訳は、
半分近く46%ほどが工業用及び石油化学産業向けだが、
40%が家庭、小売用のクッキング・ガスだ。
大変安く便利に使わせてもらっている。
残りの14%が自動車燃料向けだが、これが低価格のため、
昨年までの6年間年平均+15%で増えてきている。

d0159325_22474056.jpg

原油価格高騰時の救済策のはずが、
今や低価格消費推進エネルギーと変わってしまった。
LPGの輸入高は、2012年(推定)には180万トンと、
全消費量の4分の一近くに当たる23%にまで増えた。

@@@@@

LPGのタイの小売価格は、18.13バーツ/kgに
過去20年ほど、抑えられてきた
(うち産業用は昨年自由化、また自動車用は徐々に21.38バーツ/kg
まで上がってきているが)。
トン当たり600ドルほどとなるこの小売価格は、
トン333ドルの輸入価格に基づくものだ。

しかし実際の輸入価格は、2008年には775ドルに上がり、
今でも893ドルほどの国際価格から見ると、
政府が大きな負担を払って、LPG国内低価格を維持してきた
こととなる。

国際価格で売られるなら、輸入品は36.4バーツ/kg、
国産品でも、製油所コストでトン550ドルほどだから、
24.8バーツ/kgほどの値段になるはずだ。
18~21バーツ/kgの現行小売価格は、本来の
市場価格27.5バーツ/kg前後を3割がた下回っていることになる。

近隣諸国を見ても、
LPGは、38バーツ/kg(カンボジア)、
45バーツ/kg(ラオス)で売られており、安いタイのLPGが
国境を越えて密輸されることも問題となっている。

@@@@@

2008年以降のLPGへの政府補助金総額は、
1000億バーツ(33億ドル)を超えたろうと、「EBD」(エネルギー・サービス局)の
2012年8月のレポートは伝えている。

2008年3月から2012年7月までの
4年7ヶ月間の消費量累計が2370万トンほどだから、
販売kgあたり平均4.5バーツほど補助金を出し続けた計算になろう。
EBDは、「これほどの予算があれば、バンコク地下鉄ブルー・ライン
(ホア・ランポーンからバン・スーまで)の建設が出来たろう」と言っている。

価格流動化の動きは、2012年より出てきたが、
2013年に入り、政府は、自動車用とクッキング用のLPGの
フロート化も、3月より進めると表明した。

@@@@@

今や年間100万トンを超えてきた自動車用需要は、
昨年21.38バーツ/kgまで徐々に上がってきたが、
なお統制下にあるCNG(圧縮天然ガス)との比較からも、
それ以上あげれないできた。
これが、3月以降徐々に25バーツ/kg(製油所コスト水準)まで
上がっていくことになりそうだ。

LPGの40%を消費するクッキング向けも、
徐々に市場価格化していくが、これに対しては、
弱者救済の仕掛けは残す。

367万戸を数える低所得者世帯(月々の電気消費50kwh未満)と、
40万を数える屋台に対しては、割引クーポンを発行、
LPG代が25バーツほどになっても、18~20バーツで
購入できるようにすると言う。

低所得者世帯のLPG使用量は、年間6kgほど、
屋台ベンダーは150kgほどを使うと言う。
両者を合わせたLPGの年間の使用量は100万トン足らずの
98.5万トンほど。

補助金の対象は、全クッキングオイル需要300万トンのうちの
3分の一に、全LPG需要の13%に絞り込まれることになる。

予定通りに進めば、LPG補助金の大幅削減につながっていくが・・。
LPGの補助金大幅撤廃が進めば、
自動車用CNGへの同様の補助金政策が問われてくることになろう。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-30 22:48 | 電力・エネルギー | Comments(0)
「アラブの春」が「武装勢力の春」に転化したかアルジェリア事件
北アフリカのアルジェリア東南部、サハラ砂漠の中の
イナメナス天然ガス・プラントに対するアルカイダ分派によると
見られる襲撃が1月16日(水)に発生した。

{なお、この記事はいまだ不明な点も多く残る事件に関する
コメントですので、事実と離れるかもしれない推測部分があることをお断りしておきます。}

19日(土)に収束するまでの4日間に、ご存知のように日本人10人を
含む37人以上の人質と、29人の襲撃者が犠牲になると言う
痛ましいものだった。最終的に犠牲者は66人か、80人を超えるのか
なお不明だ。

日本人の犠牲者には中年以上の男性が多いが、
ひとり29歳の若い人も含まれ、可哀想に思われた。
筆者自身も若い頃、アフリカの地に駐在し、資源開発の仕事に
携わったので、他人事と思えない。

d0159325_216209.jpg

日本の報道を見ると、あくまで日本人中心の、しかも情緒的な面
ばかり報じられ、全体像や、事件の背景、核心につながるものが
少なかった。

最後のご遺体とともに帰国した外務政務官も、「錯綜した情報に
翻弄され、情報収集に困難を極めた」と言っていた。

軍を背景としたブーテフリカ独裁政権の国では、情報は極めて統制されている
ことに加え、首都アルジェから1300kmも離れた遠隔地での事件だから
確かに、情報の把握は難しかったのだろう。しかし、しかしである。

今回の事件の情報の最も正確で早い発信元は、アルジェリアの
西南に隣接するモーリタニア(人口330万人)の首都ヌアクショットの
通信社「ANI」のサイトだったと、AP電は伝えている。

16日に事件が発生した直後、ヌアクショット情報通信のサイトには、
今回の首謀者であるマグレブ・アルカイダ分派の「マスクト・ブリゲード」
(覆面旅団)は、41人の人質を取ったと、事実に近いことを載せている。

その夜の、アルジェリア内務相の発表は、「20人が地元のテロリスト・グループに
人質にとられた」と、今となっては少な目の数字を発表していた。
カナダ人はじめ国籍別の内訳も、政府が伝えたのは数日してからだった。

ANIは、アルカイダ系の通信社でも、サイトでもない。
武装勢力にも、宣伝を含め、投稿できるようにさせ、もちろん
政府系にも掲載させている。
つまり、武装勢力は、ここを使って要求・ネゴを呼びかけられるような
仕組みにしているようだ。
当事者からの情報提供が、従って早い。

昨年12月、マグレブ・アルカイダから袂を分かち、覆面旅団を立ち上げた
今回の襲撃事件の首謀者とみなされる“マルボロー”と呼ばれる(タバコの密輸を
多くやっていた)モクタール・ベルモクタールは、ANIによると、
率直な物言いの男で、ほぼ事実を矮小化せず伝えてきていたと言う。

d0159325_2175330.jpg

最大の悲劇は、翌日1月17日(木)に起こった
アルジェリア軍ヘリによる居住区への爆撃と、人質を乗せ
プラントへ移動しつつあった武装勢力の車両への本格的攻撃であった。
これにより、35人の人質と、11人のテロリストが殺害されたとANIでは伝えられた
(もちろん、前日の襲撃時にテロリストにより殺害された人もいたかも知れないが)。
政府が最後に認めた数と近い。

アルジェリア政府は、人質救出より、今後のことを考え、
武装勢力撲滅が優先だったろうから、
多くの人質が犠牲になったようだ。政府は、「武装勢力は車で人質を連れて
逃げ出すところだった」と言うが、実際は、より防御のしやすいプラント施設へ
移動するところだったようだ。

今から2年前、2010年12月にチュニジアで火を噴いた「アラブの春」は、
チュニジアから、2011年に入ると同じ北アフリカのアラブ・マグレブ主要国の
エジプト、リビアに広がり、ムバラク独裁体制が倒れ、10月にはカダフィが
殺害された。

北アフリカで、何とか現政権を維持させているのが、それ以外の
アルジェリア、モロッコ、モーリタニアということになる。
そして、アルジェリアの南のやはりイスラム圏のマリでは、
AQIM(マグレブ・アルカイダ)の勢力拡大を封じようと、フランスが
介入し、きな臭くなっている。

d0159325_2211077.gif

2年前に起こったアラブの春は、今や「武装勢力の春」に
転化し始めているようだ。
「最近では、世界の石油・ガス施設は、週に平均3回も攻撃を受けている」
と、ウソか本当か知らないが、ワシントンの安全保障会社は言っている。

サウジアラビアの油田は、35000人に上る特別警備隊で守られていると言う。
北アフリカは、石油・天然ガスの産地である。
また、北アフリカ独裁政権諸国は、かつて軍備を増やしてきていた。

ことに、リビアのカダフィ政権の崩壊によって、
兵隊の数が予備役を入れても12万人に足りなかったのに、武器だけを90年代
せっせと溜め込んできたこの国の武器倉庫が混乱の中で解放され、
たがが外れた形で、武装勢力にどれだけ渡ったのだろうか?

「CSIS」(戦略国際研究センター)の調べによると、
2010年時点で、リビアの装甲車・戦車の数は、人口が5倍以上の
アルジェリアのそれらの数を上回っていた。

2012年9月、ベンガジの米領事館が攻撃され、
米大使など4人が殺害されたが、そのときの攻撃の模様は、
抗議のデモや爆弾テロなどと言う生易しいものではなく、
ロケット砲を使った本格的な“戦争”だったと、ワシントンでは
後日、認識を改めていた。

アルジェリアのイナメナスでの襲撃事件では、
2002年の3.11以来の多くの日本人の犠牲者が出てしまった。
悲痛なことだ。でも、時代はまだまだ不安定だ。

今回、英国のBP社は、18人のうち14人を救えたと言っている。
日本政府も、今後は一段レベルをアップさせた
海外の情報収集と、武装勢力の把握に努めてもらいたい。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-28 02:22 | アジア的な生活 | Comments(0)
チェンマイの不動産に流れ込むシンガポールの資金
北タイの主要都市チェンマイの街は、不動産投資ブームだ。
我家の周りからサンカンペーン方面を見ると、もう
ブームと言うより不動産投機の様相を見せるほど、
やたらと開発が進んでいる。

2011年10月のバンコク大洪水以降、
ここ北の地に住居を求めるバンコキアンは多いが、
どうも、金の出所は、バンコクのタイ人高所得階級だけ
でもなさそうだ。

統計数字がないので、印象で言うしかないが、
チェンマイが裏庭とみなせるほど近い韓国資本だけでなく、
南の隣国シンガポールからの金が入ってきているそうだ。

d0159325_16364554.jpg

シンガポールと香港は、狭い土地に溢れた投機資金が
向かう、格好の不動産市場だ(その分、上げ下げも大きいが)。
シンガポール当局は、この1月11日、不動産投機を抑えるべく、
不動産購入の頭金の率を上げたり、税金を引き上げたり対処に
懸命なようだが、まだ沈静化したとは見られないようだ。

その資金が、クアラルンプールとバンコクの頭を超えて、
北タイのチェンマイに流れ込んでいると報道されている。
もちろん、K/Lやバンコクもなお有望な投資先のようだが、
価格水準から見ると、チェンマイが割安である。

毎日、我家の周りの道路は建設用のトラックでほこりだらけ、
こんなに不動産開発を進めてどうするんだという
感じだが、まだまだチェンマイの不動産に流れ込む内外の
資金は豊富なのかもしれない。

チェンマイはビジネスよりも、ホリデーのデスティネーション
と言われているが。

タイでは、外国人が個人で土地を買うことはできないので、
タイに会社を登録して、タイの法人として買うことになるのだろうか。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-24 16:38 | タイの不動産とコンドー | Comments(3)
2013年1月シドニーで45.8度を記録したが・・・
地球の温暖化が進んでいるのかどうかは知らないが、
最近は世界で異常気象が多く見られる。
異常が通常になってしまうのかも知れない。

今、南半球のオーストラリアは夏の真っ盛り。
メルボルンでは、連日全豪テニストーナメントの
熱戦が展開しているが、
2013年1月18日には、シドニーで45.8度という
過去150年で最高の温度を記録したと言う。
おかげで山火事などの被害が広がっている
(テニスのほうは、30度台で今は落ち着いている)。

インドネシアの首都ジャカルタも洪水だ。

d0159325_1615395.jpg

ニューヨークでは昨年、イーストリバーの水が溢れ、
マンハッタンに住む友人の駐車場の車が塩害でやられたという。

ヨーロッパは寒気に襲われている。
日本の今年の冬も寒いそうだ。

また、フィリピンでも、先月、普段は台風の発生地の
南とされるミンダナオ島が台風に見舞われ、多くの犠牲者が出た。

チェンマイの寒季も今年は寒い。
山へ行ったら桜があまり咲いていなかった。
乾燥しているので、風邪を引いてしまった。

地球に人間の数が多くなったので、
神は気候変動を激しくして、人口を調整している
などとめちゃなことは言わないが、これからの時代、異常気象が
通常だと思って対処したほうがよさそうだ。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-24 16:03 | アジア的な生活 | Comments(0)
北タイの正月は桜見物から・・・で、今年の桜は?
北タイのお正月の風物詩である
桜を見に友人たちと山へ行ってきた。

北タイの山桜(ヒマラヤ桜)は、ピンク色で
可愛らしいが、なにせ山の中でひっそり
咲くので、咲いたか咲かないかよくわからない。
その年の気温などによっても開花時が異なったり、
寒くてあまり咲かなかったりするようだ。

今までの‘戦績’は、1勝3敗。
チェンマイのドイ・ステープの先のドイ・プーイでは
過去1勝1敗。最初、1月7日でもう遅かったので、
去年は三が日に行ったら、きれいな山桜を見ることが出来た。

その前の年に、チェンラーイの北、メーサローンに行ったときは、
2月だったけれど、寒い年で桜は見れなかった。

今年は必勝体制。
まず、バンコク・ポスト紙の一押しのパーイの街の手前30kmの
‘ピンクの丘’クン・メーヤに的を絞った。
そして、現地の人に電話で問い合わせ、満開の時期を聞いた。
友人も誘っていくからには、失敗は許されない。

現地からの事前情報だと、「12月25日頃から開花し、
1月20日頃まで咲いているだろう」とのこと。山だから開花期間は長い。
そして、「今年はやや寒いから、3が日でなくても、1月10日頃でもOK」と
聞いたので、1月10日に行くことにした。

d0159325_20321824.jpg

チェンマイから107号を北へ35km。メー・マライでパーイへ行く1095号線へ
左折。このパーイ街道の山道を60kmほど行くと、クン・メーヤの入口の
チェック・ポイントへ着く。街から2時間強かかった。
ここはもう1600m近い高地だ。

ここからの未舗装の急坂の山道はマイクロバスでは登れないので、
現地調達のピックアップ・トラックに乗り換える。乗車席は限られるから、
残りの人間は荷台に乗る。
ピックアップはでこぼこの急坂を駆け上がる。
途中止まると、下へずり落ちるかのごとくすごいスピードだ。
左右にときどき谷が覗く、峰伝いだ。

一人150バーツと、8km往復にしては高価格だが、
トラックの傷みが早いのと、おそらく関係者にも配るからだろう。
しかし、このスリル溢れる片道30分ほどの乗車は、
ディズニーランドの比ではないほど、スリル満点で体が痛いものだった。

そして、タイの国旗が高く翻るクンメーヤの丘に。
前日の現地情報では、「今年は寒いので、全山満開とはいかず、
散発的に3割くらいの咲き具合だ」と聞いていたので、
丘を歩きながら、「まあ3割くらいか・・」と乗車で疲れた
体を引き引き、丘を登っていった。

d0159325_20303826.jpg

そして、茶店に着いた。
谷間まで含め山全体が見えた。
サクラ・・・サクラは、ちらほらと遠くにかすかに見えた。
3割と言うより、1割ほどか。
現地情報が、「今年は、ほんの少ししか見れません」とも
言わないだろう。

茶店の絵葉書はピンク色で満開のサクラが写っている。
「去年の写真だ」と言うが、まあ、いつか良く咲いたときの
写真なんだろう。

丘の上の桜の木は一部枯れているようにも見えたが、
芽がついているのも見えた。
でも、これから咲くというよりは、今年は寒いのでやめたという
感じだ。

桜はあまり見られなかったが、
このスリリングなピンクの丘行きピックアップ乗車は
思い出に残った。

また、近くの国立公園「フアイ・ナムダン」から見る青い空と
はるか向こうのチェンダーオ山の偉容が美しかった。
海抜1600mの山の上は空気もきれいだ。
桜の木も咲いていた。

d0159325_20312614.jpg

帰りには、遅くなったが、北タイ一の天然露天風呂
「ポン・ドゥアット温泉」に寄って、ひと浴びした。

お疲れ様でした!
[PR]
by ucci-h | 2013-01-13 20:32 | アジア的な生活 | Comments(4)
チェンマイのおいしいお店15選(4) ベスト4 第1位~第4位
チェンマイのうまい店15選のうち、
ここまで4位から15位をご紹介した。

もちろん、繰り返しますが、自分の行動範囲の中で、これはと思う店を
選んだわけだから、チェンマイにはまだまだおいしい店が
この他にも多くあるだろうことは、言うまでもない。
車の混むニマヘミン界隈やお堀内は疎い。

15選にもれたおいしい店も差はわずか。
個人的な趣向の違いも、もちろんある。
20選だと多いので、少し削った。

今回は最終回、1位から4位までのベスト4。

と言っても、順位付けはかなりいい加減。味が第一。
2~3がなくて、値段が第四(チェンマイはどこも比較的安い)。
5~6がなくて、店の雰囲気が第七である(見掛けの悪い店ほど
うまかったりする)。

@@@@@

まず第4位:

チャンプアック通りに面し、タニン市場とメルキュール・ホテルの中間ほどに
位置する「チュアン・チム」(‘味見したい’という意味)。
3軒並んだ食堂の真ん中の店。

d0159325_21573667.jpg

店頭のごはんかけ料理から好きなものを2品ほど選べる“カオ・ラート”の店。
ごはんにかける料理もおいしいが、ここのジャスミン米は最高にうまい。
昔運転手をやっていた中国系のご主人が、うまいかけご飯を提供しようと
開いた店だそうで、朝3時から午後3時までという開店時間だ。
行けば、すぐ気軽に食べれる。

ジャスミン米は最高だが、これにかけるおかずも、次々とトレイが
出てくるからいろいろなものを食べれる。
おいしいのでおかわりして、二皿食べてしまうお店だ。

 「値上げの波街の食堂にも 2008-7-7」
  http://uccih.exblog.jp/11133610/

第3位:

お堀の東側ナワラット橋から東に駅前へ伸びるチャルン・ムアン通り。
最初の信号の左角にある街角の食堂。
「ターン・ポーチャナ」という名のようだが、‘ご飯を食べる’というような
意味で、あまり名前で呼ばない。「駅近くの食堂」と呼んでいる。

d0159325_21582983.jpg

サンパコーイ市場の前、「サユリ・コンプレックス」の青い看板が
交差点に見える。
昼2時ごろまでだから、昼時近所に勤めるサラリーマンやOLで
少しにぎわう。

ビニールが敷かれた質素なテーブル。
プラスチックの椅子。
お世辞にもしゃれているとは言えない。
しかし、飯はうまい。
以前、「ちゃーお」にも紹介されていたが、ここのカオパット・タレー
(海鮮焼き飯)は最高だ。街で1~2番を争うだろう。

その他に、「パッカナー・ムーグロブ」(カリカリ豚のカナー采炒め)は
牡蠣油の味がうまくしみている。
ここの「パット・ガパオ」(ひき肉ホーリーバジル炒め)も、もちろんうまい。

その場でお姉さんがいろいろな料理を炒めてくれる。
おばあちゃんも、元気でときどき店頭に顔を出してくれている。
お昼、早めに行きたい店だ。

 「サユリの近くの安くておいしいお店 2011-5-13」
  http://uccih.exblog.jp/13573618/
 
第2位:

アルパイン・ゴルフ場やハイランドに向かうサンカンペーン新道
((1317号線)をリング2号から5.5kmほど行った所にある「フアン・チャイ・ヨーン」
(ヨーン族の心の家)。

d0159325_21592225.jpg

おそらく、チェンマイ一の北タイ料理を食べらせてくれる。
「ガイ・ムアン」(カレー味の地鶏の煮込み)は最高だ。
「ゲーン・ハンレー」(バラ豚肉生姜煮込みカレー)は甘めだがうまい。
スープも、「ゲーン・ノーマイ」(たけのこ辛味スープ)はじめ、みなうまい。

また、「チンソム・パットカイ」と呼ばれるネーム(卵野菜炒め)は美味だ。
そして、カオニャオ(もち米)が、白くとんがっていて、どこと比べてもおいしい。
ここのタイ料理の味は、少し辛いが、日本料理やフランス料理で味わうことのできない
何とも言えない妙なる味を提供してくれる。

近所のおばさんが来て作っているので、開店時間は朝10時から午後4時まで。
県外から来る車でいつもにぎわっている。

 「チェンマイで一番おいしいタイ料理のお店 2011-2-9」
  http://uccih.exblog.jp/12843312/

最後に第1位: 
チェンマイの第1位にタイ料理以外を持ってきたら、
皆さんから叱られるだろう。
しかし、同じ東南アジアの味と許していただきたい。
チェンマイでの現在の1位は、チャンクラン通り、シャングリラホテルの
前のチャナタート銀行脇の路地を入った「ホー・ビエンチャン」である。

d0159325_22838.jpg

ビエンチャンという名前でも、ラオス料理ではない。
ホーと頭にあるように、ベトナム料理である。
チェンマイにはいくつかのベトナム料理屋があるが、いろいろ食べ歩いたが、
やはりここが一番である。

ベトナム料理のあのヘルシーで、少しだけ日本食味にも近い
料理が楽しめる食堂だ。

 「ホーチミンでも見つからないおいしいベトナム料理 2011-7-20」
  http://uccih.exblog.jp/14140371/

一番のメニューは、「ネーム・ヌアン」だ。
大きなお皿に、豚肉の串焼きと
いろいろな野菜(青いバナナ、きゅうり、にんにく、青いマンゴー等)
を細かく切ったもの、それに細めんが載っており、
これらを水に浸した生春巻きの皮に乗せ、タレをかけ、くるんで食べる。
ヘルシーなおいしさが口の中に広がる。

このネーム・ヌアンだが、ホーチミンに行ったとき、
本場の味をと必死で探したが、ライス・ペーパーで
くるむ料理は多かったが、結局見つからなかった。
それ以来、‘本場でも見つからないおいしいベトナム料理 ’と
呼ぶことにした。タイ東北で育ったベトナム料理だろう。

このほかにも、生春巻き、揚げ春巻き、
店名にあるホー(牛肉スープ麺)、ムーヨー(北タイのハム)サラダもおいしい。
最近見つけたのでは、豆腐を入れた揚げ物が柔らかくおいしかった。

昼夜開いているが、材料が無くなると早めに閉まる。
ここの店で、いろいろな料理を口にしていると、
「ああ、北タイに暮らしていて幸せだなあ」という想いが
自然に出てくる。

@@@@@

以上で、チェンマイのおいしいお店15選終わりです。
時間が経つと、店の味も変わってきたり、新しくおいしい店が
出来たりします。またいつか続編を出したいものです。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-12 22:10 | タイでの食 | Comments(8)
タイでは外国人労働者を雇いにくくなる?
タイには、300万から400万人の外国人労働者及び
国籍不明の労働者が働いていると言われる。
建設業や漁業などタイ人の嫌がる肉体労働の産業は
ほとんどが、ミャンマー人をはじめとする外国人によって
支えられている。

タイの労働力人口は3,960万人ほど(2011年推計)だから、
その1割ほどが外国人によって支えられている。
タイの経済は、今後10年でさらに700万人ほどの労働力を
必要とすると見られるが、近隣諸国からの外国人労働者は
なお、150~250万人必要とされている。

数字がはっきりしないのは、不法入国の労働者が多い
からだが、もともとミャンマーやラオスとは国境があいまいだった
わけだから、国境近辺に住む山岳民族などはタイ人のIDカードを
持っていない人も多い。

タイ政府は、近年、これら外国人労働者のID(国籍証明)登録を進めようと
動いてきている。外国人労働者に対し、一時的なIDを交付する。
最近では労働省は、2012年12月14日までにタイの企業は、
外国人労働者を登録させる期限とした。それをしなければ、
雇用できないとした。

タイの関連する企業は、「これでは工場閉鎖に追い込まれる」、
「輸出が打撃を受ける」と延期を申し出た。
それでなくても、タイは労働者不足に直面している。
また、ミャンマー政府も、「ミャンマーからと言っても、
少数民族が多く、国籍を確定できないから、待って欲しい」と申し出た。

実際、外国人労働者登録と言っても、ただ地方の役所に行って
書類にサインをすればすむ話ではなく、
そもそもの出身が証明できないケースも多い。
また手続きにも時間と費用がかかるようだ。

d0159325_22412156.jpg

(チェンマイで進む住宅建設)

外国人労働者のうち、これまでに登録できたのは、
138万人ほどだと言われる。
残る160~260万人は登録されていないようだ。
少なくとも、150万人ほどの外国人労働者が国外退去の
瀬戸際にあると言われる。

延期申し立てに対して、タイ政府は、「今まで6回も
(最近では2012年6月14日)締め切りを延期してきたので、
もはや延期できない」として、12月14日のデッドラインを
キープした。

ミャンマー政府からは、その後、インラック首相が12月17日に
ダウェイ開発の件でミャンマーに来たとき、「延期すると約束した」と
なお延期を求めているが。

労働省雇用庁によれば、
今回31万人ほどの外国人労働者が国外退去の
対象になると言われる。
カンボジア人15万人、ラオス人10万人、ミャンマー人6万人。
なぜか、ミャンマー人の数は少ない。

もっとも、そこはタイランドのこと。
それほど厳格で徹底した措置が講じられるとは見えない。
「外国人労働者が強制国外退去させられるのがいやなら、
雇用主は、労働者の名前を記して、雇用継続できるリクエストを出すように」と、
雇用庁ではアドバイスしている。

また、一度国外に出されても、労働省は、その国の大使館と協議し、
パスポートを発行してもらい、再雇用できるよう努めると言っている。

労働力が今や不足しがちなタイランド。
と言って、農村に居る1600万人(全労働力の4割)を
工場やサービス業に狩り出すのもこの国の文化にそぐわない。

一方で、ミャンマーやカンボジア、ラオスといった
後進経済圏が発展してくれば、出稼ぎ労働者の数は、
そのうちお願いしても減ってくるだろう。

折からの最低賃金の大幅引き上げと合わせ、
タイ企業の国外立地がここ2~3年、加速されそうだ。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-09 22:42 | アジア諸国の賃金 | Comments(0)
2ヶ月で急落した円の今後の行方
円高基調から円安に移るのではないかと書いたのが
2012年11月9日だったが、それから2ヶ月、
円安の動きは予想以上に大きい。

 「円ドル為替の長期トレンドは変わり目に来たのか? 2012-11-9」
  http://uccih.exblog.jp/17137174/

当時1ドル79.5円(銀行間仲値)だったのが、
2ヵ月後の今は88.3円。2ヶ月で11.1%もの急騰ぶりだ。

タイ・バーツとドルの関係はここまであまり変わらないので、
円は、バーツに対しても、2.59円から2.90円に
11.8%急落している。
タイに居て円の価値が下がるのはつらいが、
日本の経済や株のためにいいならしかたないだろう。

為替と言うのは、複数国の経済、物価、国際収支などが
相対的に絡むので、為替の予想は神様しか出来ない。

ただ、人間の作り出す物事の動き、流れは、
行き過ぎがあり、修正があり、トレンドがあるから、
現在地は相対的にどのあたりなのか見当をつけることは
できる。

d0159325_1034509.gif

(チャートは、ヤフー・ファイナンスより)

前回、円ドルの1年間の大きな流れである52週移動平均線を
ベースに見たが、現在位置を確かめるのにやはりこれが
参考になる。

現在、円は急落した結果、円ドル52週移動平均値80.1円に対して、
+10.3%と、10%に達する乖離率になっている。
過去の経験則からすると、10数%乖離すると、平均線近くへの戻しがある。

と言うことは、少ししてその後2~3ヶ月、83円前後への戻りがあっても
不思議ではないことになるが、さてどうだろうか。
そしてその後円安トレンドが続くとするなら、戻したあたりで
ドルやバーツを手当てしておいたほうがいいかも知れない。

バーツで言うと、TTMで2.725円くらいか。
市内の両替で、1万円が3600バーツほどになれば良しとしよう
(現在は、3400バーツほどにしかならない)。

さて、当たるも八卦当たらぬも八卦。
責任は取りませんよ。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-09 10:35 | タイの政治・経済・金融・為替 | Comments(6)
日本から見ればうらやましいタイの財政刺激策だが、今後タイは暮らしにくくなるのか?
ポピュリスト的ばらまき政策で批判の多い
インラック政権の経済政策だが、
財政面でどのくらい負担になっているのか
調べてみた。

一番、財政面でも負担の多いのは
「コメ抵当スキーム」だ。
これは1年で終わることなく、2012年10月より
2年目に入っている。

d0159325_1143946.jpg

1年目は、1805万トン(籾量)のコメが納められ、
補助金部分を、「受取価格(平均15600バーツほど)-市場価格(平均10500バーツほど)」
とすると、トン当たり5100バーツ、総額920億バーツが税負担となった。
国民一人当たり1370バーツほどの負担だ。

 「コメ抵当スキームの大きな資金はどう渡ったか 2012-12-9」
  http://uccih.exblog.jp/17392326/

もっともこれは、政府が倉庫に貯め込んだコメを劣化、低価格処分せずに
処理できたとしての話で、在庫負担費用も含め、今後の損失も考えると、
税負担は、1000億バーツを超えていこう。
国民一人当たり1500バーツの負担を超えそうだ。

@@@@@

次に大きいのが、これはポピュリスト政策ではないが、
法人所得税の引き下げによる税負担(税収減)だ。
従来の30%の法人税率は、2012年7月より23%に、
そして2013年1月より20%に引き下げられた。

法人税収入は5440億バーツほど(2012年9月度推定)にのぼり、
タイの税収(1兆6200億バーツ)の3分の一を占める大きな税収源だ
(一番大きいのは付加価値税の6280億バーツ。両者で
全税収の3分の2に達する)。

減税初年度は、5.2%の法人税税収減となったようだ。
企業収益も伸びているので、本来なら4%ほど(+225億バーツ)の
税収増だったはずだが、減税による減収分マイナス525億バーツ
があったため、300億バーツほどの税収減になったと見られる。

2年目(2013年9月期)は、1月から税率が20%にさらに下がる。
法人税減税は、さらに500億バーツほどの税収減要因となりそうだから、
企業収益がよほど伸びない限り、法人税収入は、翌3年目の2014年度も含め、
足踏み、ないし減少しそうだ。

@@@@@

3つ目に大きな財政負担政策は、初回自動車購入者への税還付だ。
これは、2012年一杯で終わったようだが、予定の50万台を大きく超える
130万台の需要があったようだ(おかげで道路は渋滞、渋滞)。

 「予想を超える自動車の国内販売 2012-12-23」
  http://uccih.exblog.jp/17492857/

d0159325_11421184.jpg

1台当たり平均7万バーツの税収減(この物品税免除は、翌年の所得税還付
の形で行なわれる)として、910億バーツにものぼる。計画の300億バーツの
3倍だ。

もっとも、持ちきれずに手放す者も今後出てこようから(5年間持たないと
税還付は適用されない)、実際は100万台ほど、700億バーツほどの負担に
収まろう。
タイ国民一人当たり1050バーツの負担になる。

また、この自動車物品税還付制度は、言うなれば、今年、来年の自動車購入の
先食い。今年の爆発的な国内販売150万台ほどは、制度がなければ100万台ほど
だったはずだから、制度に刺激された追加需要50万台ほど(車種の制限はあったが)は、
今後3年ほどかけて吸収されていく(その分はへこむ)ことになろう。

およそ100万台分が、ここ3年ほどかけて、物品税計700億バーツを免れたと見て
いいのだろう。

@@@@@

その他にも、公務員の初任給引き上げ(+400億バーツ)や、
ディーゼル油減税(100億バーツ)など、負担は多い。

さらに、オフ・バジェットだが、水害対策費3500億バーツが
認められている(実際の支出はいまだ10億バーツだけだと言われるが)。
そして、今後数年のインフラ投資で、2兆バーツが計画されている。

こういった刺激策の追加支出は、2012年9月期が6250億バーツ
(税収の3.9%)と膨らみ、2013,2014年度も2000億バーツ以上には
なりそうだと見られる。

また、あまり報道されていないが、
タイの公的年金制度の充実もいずれ待ったなしでやってくる。
これに対する負担は議論されていない。

@@@@@

こういった中、2012年12月18日には、
政府は個人所得税の減税を決めている。

タックス・ブラケットを4つから7つに増やす中で、
最高税率37%を35%に下げ、また課税所得額100~200万バーツや
50~75万バーツ、15~30万バーツ層の税率を5%分下げている。
また、配偶者の所得税分納も今回から認められた。

d0159325_11583132.jpg

タイで所得税を納めているのは、230万人ほどしかいない。
全労働力人口の6%に過ぎない。
月収2万~2.5万バーツ程度の働き手なら課税最低基準に届かない。
従って、個人所得税の減税は、高所得者減税と言うことになる。

ポピュリスト的政策による税負担の拡大に加え、
法人税、個人所得税の減税。
景気にはプラスで、日本などから見ればうらやましい話だが、
これに公共投資の拡大が加わっていくと、
いまや青信号から黄信号に変わったタイの財政事情は、
今後たちまち赤信号になりかねない。

為政者は、選挙の票に結びつくばら撒き政策に走りがちだ。
景気の拡大により、財政悪化は止められると言うのが
減税、財政支出拡大の言い訳だが、はたしてどこまで
カバーできるのだろうか。

今後数年、タイの財政事情から目が離せなくなってきた。
いずれ近いうちに、付加価値税率も現在の7%から上がっていくのだろう。
タイでの暮らしが、バーツ為替アップ、物価アップ、付加価値税アップで
次第に暮らしにくくなっていきそうだ。
[PR]
by ucci-h | 2013-01-07 11:59 | タイの財政・税金 | Comments(2)
  

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
by バンディ
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
検索
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
海外生活
時事・ニュース