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チェンマイの日曜マーケットは、中国人観光客だらけ

先週の日曜日の夕方、チェンマイの街の中心に出る

「サンデー・マーケット」(歩行者天国)へ行って見たら、

やたらと中国語の案内が目立った。

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それもそのはず。

サンデー・マーケットは相変わらず賑わっていたが、

西洋人客と並んで、いやそれ以上に中国人客が

目立っていた。

3~4年前には見られなかった光景だ。



 「チェンマイヘの観光客、今後急増!? 2011-11-15」

  http://uccih.exblog.jp/14948476/



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チェンマイはここ5年ほど、観光に関してはくすぶっていたが、

中国人客の増加で活気付いているようだ。

昨年10万人に達したチェンマイヘの中国人観光客の数は、

今年2014年は、12万人になると見られる。

おそらく1日平均1000人以上の中国人客がチェンマイの街に

見られるのだろう。



中国でヒットしたチェンマイを舞台にした映画

「ロスト・イン・タイランド」の影響もあり

(日本離れもあるかな?)、タイへの中国人観光客は

昨2013年急増している。

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昨年2013年時点で、「TAT」(タイ観光庁)によれば、

チェンマイを訪れた観光客数は、

タイ人(バンコクあたりから)も含め、560万人。

前年比22%増である。

うちタイ人が7割、3割が外国人だった。

中国人客は、まだまだ増えそうである。



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もちろん団体客が多いが、7割は個人客だそうだ。

個人の金持ち客は、いいホテルに泊まり、

ショッピング等金離れも良いというから、地元の期待は大きい。

中国語の観光標識が増えるはずだ。

新しいチェンマイのホテルの部屋数も、ここ400以上増えそうだ。



中国からタイ、マレーシアといったインドシナ半島へは

陸続き。

昆明からの道路を使って中国ナンバーの車が流れ込む。

新幹線ができなくても、中国からの客は増えそうである。

お土産屋の店員は、中国語の勉強に精出している。





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by ucci-h | 2014-02-28 19:06 | エアライン・観光業 | Comments(0)
タイの空でなおシェアを伸ばすLCC(格安航空)

タイの空で、「LCC」(格安航空)の

シェアがなお広がっている。

昨年度は、タイの空港において、

およそ3分の一は、LCCとなった。

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タイ空港会社(AOT)の数字によると、

昨年度(2012年10月~2013年9月)、

タイの6つの空港で、タイに乗り入れている

LCC25社は、2,660万人の客を運んだ。

これは、タイ6空港全体の8,610万人の

31%にあたった。



離着陸回数でも、LCCは18万5千回で、

全体のタイにおける発着回数56万回の

3分の一を占めた。

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LCCの旅客者数は、前年度に比べ+31%、

前年の2,030万人から2,660万人に、1年で630万人も

増えている。



また、発着回数も、前年度の15万3千回だったのが、

18万5千回へ増えて、+21%となった。



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LCCのシェアアップは、伝統的なフリル付きの航空会社の

シェアを食っていくことになる。

2014年2月、国有会社「タイ国際航空」(THAI)は、

バンコク・ハットヤイ間の便をとりあえず

3月末で打ち切ることを決めた。

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これに代わり、「タイ・スマイル」を運行させる。

タイ・スマイルは、タイ国際航空のブランドで

独立した子会社ではないが、

LCCに食われた路線をこの格安ブランドで補おうと言う

戦略である。

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このまま行くと、タイ国際航空は、国内線は

タイ・スマイルに任せ(タイ・スマイルはラオスの

ルアンパバンなど近距離国際線へも昨年末より進出した)、

本体は長距離国際線のみとなって行きそうだが、

ここでも将来は、エアアジアXなどLCC長距離便の挑戦を受ける。

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タイ国際航空は、2013年、130億バーツ(400億円)にのぼる

巨額の最終赤字を出した模様である。

今年度も同様に赤字が見込まれる。



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LCCのトップ企業は、「TAA」(タイ・エアアジア)航空である。

800万人近くを運んだ。

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これに続くのが、タイ生まれのLCCである「ノック・エアー」、

それとシンガポール航空が49%出資している

シンガポールのLCC「タイガー・エアウエイズ」が続いている。

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今年度は、さらにLCC4社ほどの参入が計画されている。



・「タイ・ベトジェットエアー」


ベトナムのLCCである「ベトジェット・エアー」がタイの

カーンエアーと組み、タイに乗り込んで来る。

なお、LCC4社とも、タイ側が51%出資、外国側は

49%である。

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・「タイ・エアアジアX」(TAAX)


マレーシアのエアアジアは、長距離LCCとして

AAX(エアアジアX)を持っているが、これが

タイの資本と組み、タイにも乗り込んで来る(「TAAX」)。

マレーシアに加えて、タイからも格安長距離便が増えそうだ。

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・「ノック・スクート」


タイのノック・エアーとシンガポールの「スクート航空」が

2013年タイに合弁会社「ノック・スクート」を作った。

スクートは、シンガポール・エアラインズが2011年に作った

長距離向けLCCである。

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ノック・エアーはかつて経営が悪化し(タイ国際航空が39%出資)、

国内線に絞ってきた。

しかし、2013年からミャンマーに乗り入れるなど国際化も

図っている折、スクートとの提携ができた。

ノック・スクートは、長距離路線で、本命TAAXに対抗することになる。



・「タイ・ライオン・エアー」


インドネシアのLCCである「ライオン・エアー」が

2013年12月にタイに乗り込んできた。

とりあえず、バンコク・チェンマイ間に就航した。

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エアアジアは、今後のLCC間の競争激化に対して、

さらに7.5%のコスト削減で対応していくと

言っている(フェルナンデスCEO)。

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今や航空機が空の乗り合いバスのようになった時代、

安全性(プラスある程度の快適性と利便性)さえ保たれれば、

LCC流の低運賃が時流になっていくのだろう。





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by ucci-h | 2014-02-24 01:21 | エアライン・観光業 | Comments(5)
観光の島バリの問題点

インドネシアのバリ島は、

最近では日本人ダイバーの水難、

古くは2002年の爆弾事件でニュースの舞台となったが、

アジアで最大のリゾート島である。

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その大きさは、5,560平方km。フィリピンのセブ島(4,420平方km)を

上回り、アジアでも最大の観光島である。沖縄本島の4.6倍の広さだ。

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海あり、山あり、草原ありの豊かな自然のバラエティーに

富んだ島である。

また、ヒンドゥー寺院や伝統舞踊、工芸品など文化も息づいている。



 「バリ島へのアプローチ4つの問題に出会う 2012-10-9」

  http://uccih.exblog.jp/16958761/

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毎年、7百万人ほどの観光客を集めるが、

うち3百万人近くは外国人客である。

ここ数年では、かつてのトップの日本人観光客に

代わって、オーストラリア人が3割近くを占め、リード役になっている。

これに最近では中国人が年間30万人を超え、豪州人に続いている。



2002年の死者200人を出した爆弾事件のあと、

観光客は減ったが、ここ7年ほどは、年12%前後のペースで

増加しており、リゾート地としての人気振りを示している。

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しかし、バリ島は観光島として問題を抱えている。

バリ島の最大の問題点は、島の交通渋滞と水不足だろう。



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車の数が、バイクも含め、この島に200万台近くあり、

しかも年12%増のペースで増えている。

道路の年2~3%の増加では追いつかない。



従って、外出した観光客は、ホテルへの帰路が渋滞し、

帰り着くのが暗くなってしまうケースが多い。

客も一度外出したら夕方まで戻らないように計画するので、

ホテル及びホテル周辺に落ちる金が減ってしまう。



2013年10月の「APECバリ会議」の開催で、

橋や立体交差、幹線道路の整備が行なわれたが、

バリの交通渋滞は、簡単に解消しないだろう。



 「バリ島へ行ってわかったこと 2012-10-15」

  http://uccih.exblog.jp/16996751/



この島の水不足も問題となっている。

夜ホテルに到着して水の出ないケースが時にある。

ホテルを中心とする観光施設は水を多く使う。

バリ島の水の消費のうち65%は観光施設が使うと言う。

島の農業灌水への影響も出る。

2015年には危機的状況になるとも心配されている。



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そして、観光客にとってはうれしいことだが、

この島のホテルの供給過剰、価格競争の激化が続いている。



年12%ほどのペースで観光客は増えていると述べたが、

ホテルの客室数は、2010年ごろから今に至るまで供給過剰なのに、

観光客増をやや上回るペースで、今後3年ほどなお増加する見込みである。

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2010年から主要地でのホテルの開発規制は行なわれているが、

それ以前に許可を取ったものが多く、2016年頃まで、

3スター級以上のホテルで、3年間で12,000室近くが増えていくと見られる。



バリのホテルの部屋数は、2011年末時点で、

46,500室(3スター級以上の2200ホテル)だった。

ホテルがさらに増えるので、バリ島へ来る客の増加にもかかわらず、

供給過剰状態は解消されないと見られている。



バリ島のホテルの平均客室稼働率は、60~69%と言われる。



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バリ島は、広く変化に富んだ豊かな島である。

しかし、交通渋滞に懲りて、リピート客が増えなくなっているとも聞く。



私企業の開発に頼り、公共自治体がインフラの整備に

いまいち力を入れていないとも言われる。

インフラ、交通網、道路の整備に力を入れて、

何回も行きたい島にして欲しいものだ。





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by ucci-h | 2014-02-22 23:30 | アジアのリゾート | Comments(0)
「FOXワールド」で活を入れるマレーシアのゲンティン・ハイランド

マレーシアの首都クアラルンプールに着き、

200km北のキャメロン・ハイランドまで行くのは

しんどい時は、K/Lの街の北東50kmに

「ゲンティン・ハイランド」がある。

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キャメロン・ハイランドが1800mの高原なら、

ここも1700mほどの高さがあり、南国ながら涼しい。

違いは、キャメロンが静かな静養地なのに対し、

こちらゲンティンは、カジノやテーマパークのある

行楽地であることだろう。



ゲンティン最大のホテル「ファースト・ワールド・ホテル」の

客室数は6,118室。おそらく世界最多級の客室をもったホテルだろう。

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ゲンティン・ハイランドは、1971年にオープンした

(すでに40余年を経て、やや古くなってきたが)。

ここを開いたのは、中国のフージアン(福建)省から子供のときに

マレーシアにやってきたリム・ゴートン(林悟桐)。



彼は、父の路傍での茶葉売りを手伝い、

長じては大工から始め、くず鉄業を経て、建設会社を興した。

そして、雲頂高原にリゾートを作り、内外の観光客を呼び寄せることを

夢見、実行した。

イスラム教徒中心の国の雲上にカジノを作ったのだ。



創業者で富豪になったリム・ゴートンは、2007年に90歳で亡くなったが、

今は次男のリム・コクタイ(林国泰、現在62歳)が事業を引き継いでいる。



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そして、やや古くなった(2013年9月には、屋外のテーマパークを

閉鎖している)ゲンティン・リゾートに活を入れるため、

「20世紀FOX」社と組み、「20世紀FOXワールド」をオープンさせる

ことにした。

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総事業費50億リンギ(1,500億円)を投じ、

,300室のホテル、10,000席のショー・アリーナ、

そして25エーカーの土地に、25の乗り物・アトラクションを持つ

「フォックス・テーマ・パーク」を2016年に完成させる予定だ。



「エイリアン対プレデーター」、「アイス・エイジ」、「猿の惑星」などの

FOX映画がテーマパークのモチーフとなる。



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ゲンティン・グループは、ここの他にも、

英国内のカジノ、シンガポールの「リゾート・ワールド・セントーサ」も

運営している。



マレーシアの観光業は、年間472億リンギ(2012年)の付加価値

(GDPの5%)を生み出しているが、

ゲンティン・ハイランドの寄与も大きいだろう。



もっともゲンティン・グループは国内客もさりながら、

広く海外の観光客の集客を目指している。

リム・コクタイ社長のターゲットは、中国人、インド人、ブラジル人、

そして中東の国々からの観光客だそうである。





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by ucci-h | 2014-02-21 12:34 | アジアのリゾート | Comments(0)
コンケーン、ビエンチャン6日間1840キロの旅(後編)

4日目は、朝、ビエンチャンの朝市へ行って見た。

市内の凱旋門の少し南西にある大きなマーケットだ。

この朝市(タラート・サオ)には食料品が何でもあった。

フランスパンのバゲットを売っているのがラオスらしい。

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午前中、ビエンチャンの街で買い物などして、

昼前タイのノンカイへ戻った。



ビエンチャンからルアンパバン方面、北へ170kmほど

行けば、カーストの山々の景色が美しい「バンビアン」(Vang Vieng)に

行けるが、今回は省いた。

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ノンカイでは郊外の「サーラー・ケーオクー」と呼ばれる

彫像の並ぶ庭園寺院を見た。

ここは、普通のお寺よりよっぽど面白い。

ラオスが王政を廃止し、社会主義化された1975年に

タイ側へ亡命してきたスラリット師によって建てられたと言う。

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庭園内には大きないろいろな像が建てられ、

また人間の一生を描いた男女像もあり、

見て回って飽きない。

いちおう仏教寺院ということになろのだろうが・・。

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コンケーンへの帰途、途中のウドンタニでは、

この季節ピンク色のスイレンが沢山咲いている

(タレーブアデーン)と聞いていたので、行ってみたかったが、

時間の都合で省いた。

車3台連ねていくのは、いろいろと時間と気を使うものだ。

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午後遅くコンケーンの街に戻ったが、

ホテルを見つけるのに苦労した。まだ明るいうちでよかった。

車内でiPadでアゴダ上のホテルの地図を見るも、電波が悪いのかすぐ消えてしまう。

人に聞いてモーターサイで連れて行ってもらったが、似た名前の

違うホテルだった(このホテルで聞けばよかったのだが)。

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予約したのは新しいホテルなので、タブレットのナビには載っていない。

携帯のナビではなぜか、これまた郊外の別の場所に連れて行かれた。

結局、電子機器に頼るより、電話で問い合わつつ行くのが一番なのを

再認識した。



夜、コンケーンの中心街の屋外レストランでの食事はおいしかった。

空には満月も見えていい雰囲気だった。

コンケーンはゆったりしたいい街である。

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5日目は早めに宿を出て、街の西側にある「ダンクーン・ゴルフ」で

もうワンラウンド。

隣接のホテルは韓国人の団体で一杯だった。

ダンクーンも、イサン平原のゴルフ場らしく、フラットで

木は少ない。でも暑くなかった。

ここも750バーツと、ハイシーズンなのに格安だった。

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 「東北タイのダンクーン・ゴルフ場(コンケーン) 2010-10-3」

  http://uccih.exblog.jp/12020819/

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午後は、一路西へ。

最後の宿泊地ピサヌロークへ。

車が比較的多く、山道や工事中の道が長く、

着いたのは暗くなってからだったが、今度は前もって

ナビと電話でロッジを確認しておいたので、街の南の

郊外のロッジに無事に着けた。



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今回、ホテルは前もってAgodaのサイトで、

新しいホテル中心に5軒予約しておいた。

全体にきれいで気持ちよく泊まれた。

毎晩違うホテルはやや疲れたが、1泊平均27ドルと

安かった。



ピサヌロークは、“空飛ぶ空芯采”のレストランが有名だ。

今回は市内のナイトバザールそばの店(前回はハイウエイ沿い)へ

行ったが混んでいた(食事はうまい)。



空飛ぶ空芯采のショーを見るには、郊外ハイウエイ沿いの

店の方が、舞台も高く広々していていい(写真は上がナイトバザール店。

下が3年前に行ったハイウエイ沿い店)。


 「クロちゃんと行くイサーン1500キロの旅 2010-10-3」

  http://uccih.exblog.jp/12020395/

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最後の6日目は、ピサヌロークからチェンマイまで350km。

ゆっくりと起き、郊外のロッジのテラスでアメリカン・ブレックファストを取り、

チェンマイヘ午後帰り着いた。



毎日移動するのはややしんどかったが

(かつてカナダの東海岸で毎日ドライブし、やはり疲れた)、

充実した旅行だった

(タイ人だったらこんなタイトなスケジュールはまず組まないだろうな)。










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by ucci-h | 2014-02-19 17:33 | アジアのリゾート | Comments(2)
コンケーン、ビエンチャン6日間1840キロの旅(前編)

5泊6日で、車でチェンマイから東北部のコンケーン、

ラオスのビエンチャンまで、友人の車2台を従え、行ってきた。

走行距離は、1840kmと、予定の1800kmほど走った。

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日本が久方ぶりの大雪の時期だが、

この季節、北タイ、ラオスとも快適な気候だった。

朝夕は涼しく、昼間の暑さも凌ぎやすいものだった。



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チェンマイから南に350km走ると、

イサン(タイの東北部)の入口に当たるピサヌロークの街まで行ける。

そこから東へイサンの大都市コンケーンまでは、なお320kmほどある。

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無理をしないで、ピサヌロークから150kmほど先の

ぺチャブンの街で最初の日は泊まることにした。

ぺチャブンは、タイ第一のマカム(タマリンド)の産地だそうだ。

夕方食べに行った中華料理屋の料理も、そのせいかだいぶ甘かった・・・。



ピサヌロークからぺチャブンまでの幹線道路は

全線にわたり工事中だった。

片側2車線に広げる工事。できあがったら交通の便は

ずいぶんよくなるだろう。


 「クロちゃんと行くイサーン1500キロの旅(前編) 2010-10-3」

  http://uccih.exblog.jp/12020167/



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2日目は朝早くコンケーンに向けて出発。

昼から、街の南にあるビール会社シンハの経営する

新しいゴルフ場「シンハ・パーク」でプレイ。

クラブハウスは、高級ホテル並みのデラックスさだ。


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 「東北タイのゴルフ場:コンケーン・シンハ・パーク・ゴルフ場 2010-10-3」

  http://uccih.exblog.jp/12020857/

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火曜・水曜はスポーツデーで、このハイシーズンなのに

1000バーツと格安でうれしい。

もっとも、バンコクの混乱で、客が東北部にもやってきて

ゴルフ場は混んでおり、プレーを終えるのにずいぶん時間がかかった。



夜は、街の南のブンケン・ナコーン湖のほとりでタイ料理。

おいしかった。

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3日目は、コンケーンから北へ170km。ラオスの首都ビエンチャンへ行く。

タイの車で直接乗り入れるには、事前に手続きが必要だし、

市内の道はよくわからないので、国境の街ノンカイまで行き、

そこに車を置いて、ビエンチャンには、ミニバスで2日間案内して

もらうことにした。



コンケーンから、ウドンタニを経て北の国境の街ノンカイまでは

170km。道がいいので2時間少しで着ける。



ミニバスは、2日間にわたるが、運転手、ガソリン込みで、

1台2000バーツと割安だった。

ノンカイでタイ出国手続き後、連絡バス(15バーツ)に乗り1,200mほどの

「タイ・ラオス第1友好橋」(1994年竣工)を渡り、ラオス側入管へ。

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ここは、ミャンマーへの入国と違い、入国料が取られずうれしい

(メーサイからミャンマーへ入るときは、500バーツか10ドル取られる)。

ラオスへ入国後、駐車中のミニバスに乗る。

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入国すると左手に大きくデューティーフリーと書かれたお土産やが

あるので、お酒が買える(別に入出国しなくても買える)。

ウイスキーなどと並んで、日本の焼酎も置いてあった。

おいしいビア・ラオはここにはおいてなく、左側の普通の御土産屋にあった。

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ビエンチャンからこの橋を渡ってタイ側へ行く人の数は

現在毎日7,000人ほどだそうだが、増えている。

タイもラオスも入管の建物を新築したり、駐車場を広げたり、

利便性を高めている。

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首都ビエンチャンは、タイから入ってわずか20kmほどだが、

“眠れる街”ビエンチャンも、ここ5年年平均8%のラオスの経済成長を受けて

活気付き、変わって来たと聞く。



しかし、国境からビエンチャンへ入る道は、首都への道としては

依然ほこりっぽい。まだまだ地方都市への道と言った感じだ。

午後、街中を車で見物したが、お寺と凱旋門ぐらいしか目ぼしい物はない。

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代表的なお寺は、北東にある「タート・ルアン」だ。

黄金色に輝く仏塔はチェスの駒のように見える。

1560年にラオスの首都がルアンパバーンから、ビルマの攻勢を

避けるべくビエンチャンに移されたとき、

セタティラート王によって建てられたそうだ。

四方の壁には銃眼もあり、小さな城壁といった感じだ。

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凱旋門(パトゥーサイ)は、1962年に中国の協力で出来上がったと

記されてある。

ここは隣に外務省の建物があるなど街の中心で、

ここから南西に主要道路「ラーンサーン通り」が伸びている。

門の上7階に登ると街が見下ろせるが、いまだ高い建物はない。

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ただ、噂に聞く新高層ビルの建設現場がラーンサーン通り

南1.5kmにあり、今後ビエンチャンの街も

変わって行く気配はした。


 「‘眠れる首都’ビエンチャンに高層オフィスが建ち始める 2014-2-19」

  http://uccih.exblog.jp/20374972/

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街中には、東南アジアでは一番韓国車が目立った。

車と言い、ビエンチャンの不動産開発と言い、

証券取引所のオープンと言い、韓国の影響が

ラオスでは強まっている。



夜は、メコン川沿いのレストランが並ぶ通りの

ダッカ・レストランでバングラデッシュ料理を食べた。

インド料理と近くおいしかった。

大河メコン河は、報道されているように、今年は

水位が非常に低かった。中国のダム・メンテ閉鎖の影響下か。



(後編へ続く)


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by ucci-h | 2014-02-19 15:42 | アジアのリゾート | Comments(0)
‘眠れる首都’ビエンチャンに高層オフィスが建ち始める

国土の8割近くが山で、人口が650万人しかいない

小国ラオス。

タイなどへの水力発電による売電と、非鉄の採掘などで

主に外貨を稼いでいる。

工業化は遅れている。



しかし、過去5年の経済成長力は年平均8%とアセアンの

中でもトップクラスだ。

ベトナム、中国、タイ中心に、外貨が流入している。

1年前の2013年2月には、WTO(世界貿易機構)にも加入した。


 「成長するラオス 2012-1-30」

  http://uccih.exblog.jp/15350704/



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工業化の芽生えは、首都ビエンチャンの開発を促している。

‘眠れる首都’ビエンチャンでは、2009年頃までは

オフィスビルも少なく、増えなかったと言う。

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2010年韓国資本によるコラオ・キャピタル・タワーの着工に

よって様相が変わってくる。

2010~12年には、それまでのオフィス・スペースの3倍以上が

この3年間に追加され、いまビエンチャンの

オフィス・スペースは50,000㎡ほどに増加したと言われる。



それだけ事業を営むためのオフィスのニーズが増えたと言うことだ。

稼働率も82%と高いから、今後もビエンチャンのオフィスは増えるのだろう。



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そして現在は、高層ビルの建設へと移りつつある。

ビエンチャンの街の中心、ラーンサン通りの凱旋門の7階に登って

街を見下ろしても、まだ高い建物はない。

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ところが、凱旋門の南1.5kmに

「ワールド・トレード・センター」と「ニュー・ワールド・ビルディング」の

建設現場がある。

商業・住宅も含むコンプレックス・ビルディングだが、

ワールド・トレード・センターは150mの高さになると言う。

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出来上がれば(いつだろう?)、ビエンチャンのシンボル的なランドマークに

なるのだろう。

ラオスの工業化とビエンチャンのオフィス・スペースの増加は

手を携えて進んで行く事だろう。





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by ucci-h | 2014-02-19 12:35 | ミャンマー・ラオス・カンボジア | Comments(2)
今年の暑季はバンコクで水不足のおそれ!

3月から5月までタイは乾季(暑季)に入るが、

今年はタイ中央平原部、首都バンコクで“水不足”が

心配されている。



@@@@@



昨年の雨季(6~10月)からここまで中央平原部で

雨が少なかったという自然現象(異常気象?)に

よるところが大きいが、これに政府のコメ抵当スキームの

コメ増産政策という人災が加わっている。

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コメ抵当スキームは、コメのうまいまずいにかかわらず、

ともかく全量を高値で買い上げるという政策だから、

ここ2~3年、世界のコメ余剰にもかかわらず、タイ産の

コメの量は増えている(政府が買い上げたコメはあまり

売れず、不幸にも、農家に代金未払いが長引いているが)。



@@@@@



コメは水利の産物である。

この季節、2期米(乾季米)の生産に入っていくが、

コメの増産のせいで、ダム(貯水池)の水量が減ってきている。



通常よりも10億㎥多い水量が使われるといわれるが、

10億㎥という水量は、タイ最大のプミポン・ダム(容量134億㎥)の

7%にのぼる。

中央平原部における田植え面積は、適正面積(64万ヘクタール)の

倍の128万ヘクタールになっていると、王室灌漑局(RID)は言っている。

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タイの2大ダムの現在の貯水量は、記録的な低さになっている。

タークのプミポン・ダムの貯水量は65.5㎥(貯水率49%)、

ウッタラディットのシリキット・ダム(容量93億㎥)は、51億㎥(55%)と

低い水位になっている。



@@@@@



タイ東北部にも水不足が出始めているが、

こちらは、昨年来の雨量が多かったので、

中央平原部ほど深刻ではないようだ。

ダムの水量もまあまああるようだ。



ただ、ムーン川とメコン川の水位はかなり下がっている。

メコン川の現在の水位は堤防から14mも下だと言う。

下流では、海水が逆入してきてしまう。

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こちらは、メコン川上流の中国のダムがメンテなどで、

ダムを閉じている影響が多いようだ。

こちらも被害が出れば、‘人災’である。








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by ucci-h | 2014-02-10 23:27 | アジア的な生活 | Comments(0)
タイの中途半端な総選挙の暫定結果の速報

タイの‘片ちんばな’下院総選挙が、2014年2月2日(日曜)に

予定通り行なわれた。



野党民主党は、結局ボイコットしたので、

与党タイ貢献党の信任投票のような形となった。

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(写真はいずれもバンコクポスト紙より)



全国375の選挙区のうち、民主党の地盤の中南部

28選挙区では、候補者も立てられず成立しなかったという。

全国94,000ヶ所の投票所のうち、10,300ヶ所では

投票が出来なかった。



選挙結果は未発表だが(早くとも、2月26日に予定される

1月26日に出来なかった事前投票のやり直し分の結果が

出てからとなるが、これもどうなるか不明)、非公式の分析では、

与党タクシン派のタイ貢献党の信任には、程遠い結果となったようだ。



@@@@@



結果的には、対抗馬なしの選挙だったので、

タイ貢献党が、下院500議席のうち過半数を上回る300議席以上

取ったようだ。

2011年のまともな選挙での264議席を上回ることになる。



 「2011年の開票結果に見るタイの極端な地域差 2011-7-4」

  http://uccih.exblog.jp/13975930/


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しかし、得票数を見ると、タイ貢献党も自ら認めているように、

有権者数4,800万人のうち、

,000万票未満しか得られなかったようだ(投票数は2,200万票ほど)。

有権者の5人に一人しか与党に投票しなかったことになる。



2011年の総選挙のときは、タイ貢献党は1,570万票を獲得して

いたから、いかに不戦勝の多い選挙とはいえ、前回より4割減、

600万票ほどの減少となったようだ。



@@@@@



与党に行かなかった残りの4000万票近くの

有権者の票はどこへ行ったのだろうか?



投票率は45%と、前回の73%を大きく下回った。

自ら棄権したり、投票所の妨害で、投票しなかった人が、

,300万人も増えた(前回の1,300万人から2,600万人に倍増)。

d0159325_23232300.jpg


タマサート大学のナカリン政治学教授の分析によると、

もともと1,000万人ほどは、選挙に行かない人たちだが、

今回は、デモのリーダー「人民による民主改革委員会」(PDRC)などによる

呼びかけに呼応して、選挙をボイコットした人が1,000万人以上に登ったと

見られる。

選挙ボイコットの人数が、与党へ投票した人の数を上回ったかもしれない。



@@@@@



そして、実際に投票した人でも、

無効票やNOの票を投じた人が多かった。

南部では、NOの投票率が10数%にのぼり、

無効票の率もこれに匹敵するほどだったという。



与党に投票しなかった1,200万票ほどのうち、

3割ほどはNOの投票または無効票だったとすると、

抗議票は400万票近くに行ったようだ。

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最大野党民主党は候補者を立てなかったので、

その他の少数党が、残りの800万票ほどを分け合ったのか。

少数党の中には、デモのリーダーで元民主党副代表の

ステープ氏の党も入るだろう。



@@@@@



以上、今回の中途半端な選挙の結果をまとめると、

およそ以下のようになるだろう。



有権者数 約4800万人

もともと選挙に行かない人 約1200万人

選挙をボイコット、ないしは行けなかった人 約1400万人

与党に投票した人 約1000万人

少数党に投票した人 約800万人

NOまたは無効票を投じた人 約400万人

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繰り返すが、競争のほとんどない与党の

信任投票の中で、タイ貢献党は、有権者の2割ほどの票

しか取れなかった。



理由は以下のようなものだろう。


・対立候補がほとんどなく、与党の地盤北部、東北部でも低調だった。

・反政府プロテスターのボイコット運動が比較的共感を呼んだ。

・民主主義を是として投票に行った人もNOや無効票で与党に反対した。

・タイ貢献党の政策に対する失望が、役人層や一部農民にまで広まってきた。



@@@@@



選挙の後も、コメ代金の未払いに抗議する農民たちの

幹線道路封鎖による抗議は続いている。

政府はいまだ代金の金繰りのめどがついていない。

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{追記}
このあと、選挙委員会から出た数字だと、以下のようになる。

有権者、有資格者は4300万人ほどとなる。
投票率は47%。
2050万人が投票した。


この内訳は、
有効な投票が1464万票(71%)
ノーの投票が342万票(17%)
無効投票が245万票(12%)であった。

最初の報道より、
ノーまたは無効の投票数が、あわせて600万票近くと
いっそう多かった。



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by ucci-h | 2014-02-05 23:29 | タイの政治・経済・金融・為替 | Comments(1)
タイの農民にコメ代金が入ってこない!(その3/完)

過去2回にわたり、

コメ抵当スキームが資金不足に陥り、

おコメを納めた多くの農民にコメ代金を払えなくなった

金銭的事情を見てきた。



最終回の今回は、2月2日の選挙の直近にいたるまでの

経緯を追って見ることにする。



@@@@@



滞納が目立ち始めたのが、2013年11月初め頃から。

政府の抱える在庫米が売りさばけないので、農民への支払い元で

ある「BAAC」(タイ農業農協銀行)に十分お金が入ってこない。

といって、その代わりに、BAAC自体が、自行の流動性に手をつけて

支払いすることは出来ない。

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(写真はいずれもバンコクポスト紙より)



金策に困った政府は、11月29日、証券界などからタイの格付け低下への

懸念の出る中で、BAACに政府保証債750億バーツの

入札をさせたが、半分の370億バーツしか調達できなかった

(国営のBAACに流動性を付加し、当面の未払いを切り抜ける予定だったか・・)。



12月に入り、17日(火曜)には、キティラット副首相兼財務相は、

「支払いが遅れて申し訳ない」と農民に謝った上で、

「反政府派の予算局占拠により遅れている支払いは、1週間後に行なわれよう」と

反政府運動を理由とし、12月24日(クリスマスイブ)の支払いを言明した。



@@@@@



その3日後の12月20日には、今度はニワタムロン副首相兼国家コメ政策委員長が、

「委員会で、今月末12月31日(火曜)に支払いすることに合意した」と、

24日ではなく、年内の支払いを約束した。1週間延ばした形となった。

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そしてこの年末の支払いに向けて、政府は金策を図ることになる。

もっとも、ちょうど選挙を控えた時期であり、現在の継続内閣は、

次の新内閣への負担となる新たな起債については、

憲法の規定上できないことになっている。

どういう手段で政府はコメ代金を借り入れるつもりだろうか。



@@@@@



12月25日になると、タヌサック副財務相が、「1月15日(水曜)に850億バーツ

(年明け後700億バーツに変更)支払われる」と言明した。

再度、支払い約束が延ばされた。

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タヌサック副財務相は、「200億バーツが12月はじめすでに支払われ、

さらに200億バーツが年内に、残る450億バーツが1月に支払われる」と

支払いスケジュールまで言明した。これでも、全体ではなお不足だが・・・。



そして、年内の支払い約束は実行されず、年を越すことになる。



@@@@@



年が明け、農民の主要道路封鎖による抗議は、

各地で強まることになる。

ピチット県では、農民がインラック首相ら主要閣僚の写真を貼った

模造の「ひつぎ」をかついで抗議の声を上げた。

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政府の支払い手当てができないので、約束期限のはずの

1月15日(水曜)もまた、守られず過ぎて行く。

政府は、1,300億バーツの借入が必要な状況となっている。



@@@@@



1月17日(金曜)にはBAACが326億バーツの3年もの

債券(クーポン3.14%)を売った。

景気停滞から金利引き下げが噂されている折、売れ行きはよかった。

しかし1,000億バーツを超える資金不足には届かない。

さらには、BAACが、コメ代金に自行の流動性を投入するとは見られていない。



各地での農民の道路封鎖による抗議に答えるために、

政府はその都度、支払日を言明する。

こうなると、その場限りの約束となってしまう。

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1月26日には、アユタヤの北、アントーンの農民に対して、

「1月31日(金曜日)に支払う」と政府はこたえて、

バンコクへ通じるアジアン・ハイウエイの封鎖を解いてもらった。

3度、4度と支払いはなお延ばされていく。



@@@@@



1月も末になって、政府は、民間銀行からのブリッジ・ローンを

考え付く。財務省の「公的債務管理局」(PDMO)が担当となる。

選挙後の「BAAC債」1,300億バーツの発行のつなぎとして、

政府が民間銀行からコメ支払い不足額1300億バーツを借り、

選挙後、BAACが債券を発行したあとに返済するというものだ。



1月も押し詰まった30日(木曜)に、32の金融機関に対し

第1回目の入札(予定調達額200~400億バーツ)が行なわれる

こととなった。

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しかし出席する金融機関が少なく、急遽取りやめとなった。

出席しなかった金融機関には、国営の「政府貯蓄銀行」(GSB)や

「農業農協銀行」(BAAC)も見られたという。



「選挙前の借り入れが、憲法に抵触しないか、それに自行は巻き込まれないか?」、

また「カウンシル・オブ・ステート(法制委員会)が許可したと言うが、

委員会の署名のものではなく、事務局長個人の私見ではないか?」など、

招待状が前日(水曜日)の遅くに着いたこともあり、金融機関は

応じられなかったようだ。



@@@@@



政府のコメ代金未払いが長引くに連れて、犠牲者も出ている。

1月26日(日曜)に東北部のロイエト県で、60歳の農民が

10万バーツが入らないので借金が返せず、果樹園で首吊り自殺した。



翌27日(月曜)には、同じく東北部のシサケット県で、46歳の

村長が、林で自殺した。彼は自分の6トン分のコメ代金が

入らないのに困っただけでなく、住民からのクレームに

心を痛めていたという。



ちなみに、タイも高齢化に伴い、ウツ症状の人は増えており、

自殺率は10万人当たり6.2人と、6人を超えてきている。



@@@@@



コメ代金がもらえず、もともと借金に追われている農民は

どうしているのか。いっそう高利貸しに金策に走るしかない。

タイの農民を豊かにし、債務を減らしてやるという名目の

コメ抵当スキームは、農民を借金に走らせるという皮肉な結果を招いている。

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2月2日の総選挙後、どう政策が進められるのか不明だが、

このコメ代金支払いは、3月半ば頃まで長引くかとも見られている。

いざとなれば、インフラ整備の公共事業費が、幸い使われず、あまっているので、

是非は別にして、これをコメ代金に当てることも出来ると見られる。



@@@@@



それにしても何とも罪作りな政策であることか。

選挙は、ボイコット含みの投票で、選挙後、議会召集、

組閣がうまくできるかどうか、選挙当日の今日もなお不明だが、

農民は、与党タイ貢献党に再び票を投じるのだろうか?

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政府の‘ウソ’と政策結果に嫌気がさして、タクシン離れを

起こすのか、それとも「まあ、今回の失敗は許そう。

タクシン派しか我々は頼るところがないから・・・」と

農民は再び与党に投票するのだろうか?


(3回連載おわり)





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by ucci-h | 2014-02-02 21:00 | タイの政治・経済・金融・為替 | Comments(0)
  

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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