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余裕の持てるゴルフ場
我が家から15km行ったサンカンペーン(タクシン一族の故郷)の
いなかに、チェンマイ一安いゴルフ場「サンド&クリーク」がある。
少し涼しくなってきたので、久しぶりに行って見た。

 「観光客の来ないローカルのゴルフ場がいい 2012-1-14」
  http://uccih.exblog.jp/15267855/

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9ホールを2度回って、18ホールで280バーツ(1040円ほど)。
キャディたちがやっているゴルフ場と言われる。
久しぶりに行ったら、コースは割りと手入れされていた。


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安いコースだからと侮ってはいけない。
420ヤードでクリークがふたつ横切るパー4がある。
また、フェアウエイの幅が15mくらいしかない狭いホールもある。


今日は、最近体調がいいせいかショットに自信が持てた。
36+39=75で回れた。もっともパー70だから、5オーバーだけど・・・。
雨季に入り雲が多くなってきたので、水泳からゴルフに少しシフトしようかな。
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by ucci-h | 2015-06-26 22:45 | タイのゴルフ場 | Comments(2)
アジアの街角から第5回 一枚岩にはならないタイランド
タイでは2014年初め、タクシン派のタイ貢献党政権と
これに反対する反政府派の対立で大きく揺れていました。


タイにおける政情不安は毎度のことです。
この国ではクーデターとか非常事態宣言とか
治安維持法発動とかは日常用語です。

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とは言いながら、今回は現政権のコメ国家管理政策の
失政などから農民など与党の地盤からも追求を受けるなど、
タクシン派政権への反発が強まっていました。


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タイの国内対立は、経済の足も引っ張り、困ったものですが、
この国の歴史を見ると、国が一本にまとまることは稀で、
ほぼいつも、国内では対立状態が多かったように見えます。


印象に残るのは、第2次大戦時です。
大戦が勃発し、日本軍がタイに上陸してくると、
時のビブン政権は、日本軍の駐留、基地設営を許してやりました。
1942年1月には、ビブン内閣は、米英に対して宣戦布告しています。
このためバンコクやチェンマイは大戦中、米軍機の空爆を受けています。


しかし、大戦が終結すると、タイは英国からの併合を免れるだけではなく、
なんと戦勝国に名を連ねていたのです。


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これには、進駐してきた日本軍に抵抗しようという
「自由タイ運動」(セリタイ)の存在が忘れられません。
宣戦布告にしても、時の駐米大使で王族のセニは、これを
握りつぶし、むしろ米国内に抵抗運動の組織を作っています。


これらのもう一方の努力が、戦後、タイを敗戦国の仲間に入れられることを
免れさせました。もっとも戦後は、ビブン派とセリタイ派が、相互に
クーデターを仕掛け、相手を切り崩すなど、相変わらず一枚岩になれず、
政争は尾を引きましたが・・・。


日本のような‘一枚岩’になりがちな国から見ますと、
なんとも不思議な気がします。


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一国内に別の考えがあり、非常時でも一本にまとまらず、
「双頭の蛇」ならぬふたつの顔を持って、内部のもうひとつの声を
戦時中から訴え続け、敗戦国となるのを免れさせました。


タイは東南アジアで唯一植民地化を免れたことで知られますが、
東からのフランスと西からのイギリスを巧みに相互にけん制させるなど、
その外交の巧みさは知られています。


国内では一枚岩になれず、しかし外交となると巧みさを発揮する。
このタイ人気質は、地下でつながっているのかも知れません。


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タイにもいろいろな規則があり、いちおう守られる形になっていますが、
基本は“自己責任”です。日本のような官僚がきっちり規制を張り巡らし、
何かあれば、“他人責任”にされやすい国とは対照的です。


国がどうでも自己責任で動きたがるタイ人。
どうやらここらに、悪く言えば国のまとまりの悪さ、良く言えば、
他に同化しないタイ人の自由さがあるように見えます。


中途半端な選挙が終わっても、政府はコメ代金を払えず、
なお混乱は続いていました。これが5月の軍事クーデターに
つながって行きました。
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by ucci-h | 2015-06-23 09:57 | アジア的な生活 | Comments(2)
アジアの街角から第4回 タイ人は見送りをしない 
日本で友人宅や行きつけのお店を訪れ、帰りに
見送りを受けるのはうれしいものです。
「心を残している」という、日本の奥ゆかしい習慣です。

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タイには、見送るという習慣がありません。
人を家まで送っていってもさっさと
ドアの方へ行っちゃいますし、こちらが辞去する時でも
あまり見送られません。

タイ人はあまり過去を振り返らない人たちなのです。


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過去は忘れる、過去にこだわらないという生き方は
生活のいろいろな場面で見られます。


典型的なのが人が亡くなった時かと思われます。
葬式はにぎやかに行なわれますが、
葬儀が済むと亡くなった人のことは心から外します。
過去の人にはあまり思い入れをしなくなります。


タイ人にはお墓はありません。
タイにある数少ないお墓は、華人のものです。
火葬ですが、灰はなるべく家から離れた地に散らします。
家のそばだと、“ピー”(お化け)になってさまよってくるからと
タイ人は嫌います。

もちろん、愛する家族の遺影の写真は、
家の仏様の脇においてありますが。


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過去を忘れる、過去にこだわらないという姿勢は、
社会全般の雰囲気にもなっています。


タイ語で有名な「マイペンライ」という言葉があります。
この「気にしない、かまいません」という意味の言葉は、
単に不始末をした人や、迷惑をかけた人だけに
向けられるものではありません。


迷惑を受けた人や被害を受けた人に対してもマイペンライ、
加害者も被害者も含めてのマイペンライなのです。
ウエイターが客の洋服に水をかけて、「マイペンライ」と言うのは、
主客転倒ではないのです。


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マイペンライの意味は、英語で言えば、
“Forgive & Forget”(許して、忘れる)になります。
この英語は語呂がいいのでタイ人のインテリはよく使います。


2011年にバンコクで大洪水があり、日本の工場も
大きな被害にあいました。
しかし、身近なものは手当てされましたが、抜本的な
インフラ構築は手付かずでした。


根底には、「まあしかたがない面がある。過去は忘れて
今後に取り組もう」というForgive & Forgetの精神がありました。


2013年12月バンコクでデモ隊の騒ぎになっている元の
「恩赦法案」もそうです。
タクシン派政府の推すこの法案は、過去十年ほどの間の
政治的な犯罪容疑をみなチャラにして、ゼロからスタート
しようというものです。


これには、2011年のデモの犠牲者にすまないと、
反タクシン派だけでなく、タクシン支持の赤シャツ隊幹部からも
抗議が出ていました。


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過去は忘れて現在の生活を重んじようという
仕方は、いい面も悪い面もありますね。
原因の究明や効果的な対策がおろそかにされたり、
過去の罪が問われず許されてしまうのは、悪い側面でしょう。


良い面は、過去にこだわらず、前向きに生きる姿勢です。


ゴルフのゲームなどが典型でしょう。
過去の失敗を引きずっては良いプレーも出来ないでしょう。
人生、心の切り替えが必要な局面も多く出てきますね。
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by ucci-h | 2015-06-15 11:38 | アジア的な生活 | Comments(0)
アジアの街角から第3回 脱ぎ散らかされた履物
タイ人の生活感覚、やや大げさに言うとタイ人の
人生哲学は、履物の脱ぎ散らかし方に見られるかもしれません。


タイ人の家は日本と同様に、土足は脱いで家の中に入ります。
その際日本人ですと、きちんと履物を揃えて上がります。
タイ人はそんな手間はかけず、まさに脱ぎ散らかして上がります。
場合によっては靴やサンダルが裏返しにひっくり返っていますが、
おかまいなしです。


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物事をきちんとしておかないと気がすまない日本人から見ると
なんともだらしなく見えます。
我々は家や学校で、履物をきちんと揃えることを学習させられましたから・・。


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タイ人が何事にもだらしがないわけではありません。
むしろ見かけを尊ぶ彼らは、日本人がアイロンのかかっていないシャツや
ズボンをはいて外出しているのを見ればまゆをひそめます。
下着にまでもアイロンをかける国ですから・・。


履物を揃えないことは、単なる習慣の違いとも言えましょう。
しかし一事が万事、そこにはタイ人の人生哲学が表れているとも言えます。


彼らに聞いてみましょう。「なぜ履物をきちんと揃えないの?」
答えは理屈っぽく言うとこうです。
「また履くときに、どうせ揃えざるを得ないでしょう。
どちらの状態でも結果的に大差はないでしょう。
なぜ脱ぐときにいちいち揃える手間を取らなければいけないの?」
と言うことになりましょう。


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確かに履くときは揃えなければ履けません。
脱いだとき揃えておくか、履くときに嫌でも揃えるかの違いでしょう。
彼らからすれば、脱いだとき揃えておくメリットが見えないのです。


こうなると、効率性の議論ではなく見た目のよさの議論になります。
日本人が揃えておくのは、その間見た目が整っているからです。
効率性よりも美観の問題になります。


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ここでまた、タイ人は美観を尊ばないわけではありません。
乱雑に散らかしておいても支障がなければあまり気にしませんが、
道路や木々は通行に関係しますので、比較的きれいに手入れがされています。


日本人は、秩序だった整然とした状態が好きです。
高校野球の入場行進など指先まできちっと伸ばしていますね。
ドイツ人が尊ぶ「オルトヌング」(英語のOrderに当たる秩序の意味)を
日本人は好みます。


これに対して、タイ人はあまり秩序だっているとか気にしないようです。
タイ人だけではありませんね。
アメリカの野球のベンチの中はごみだらけで平気ですし、
インド人は、仕事の仕上がりでも、結果さえ良ければ途中経過は
どうでもいいと言い切ります。


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タイ人の靴の脱ぎ散らかしを見てだらしがないと思うより、
あまり几帳面に細かいことを気にしない、おおらかな人達なんだなと
思った方がよさそうです。
あまり人生を楽しむのに影響ないことはどうでもいいのです。



人生全般、あまり面倒なことは避け、気持ちの良いことを楽しむのが
彼らの人生哲学ですから(当たり前のこと?)、
脱ぎ散らかした靴も履けば左右きちんと揃うということでしょう。


(このシリーズは、2013年9月から2015年4月まで、20回にわたり、
雑誌「経営財務」のコラムに連載されたものです)
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by ucci-h | 2015-06-10 14:31 | アジア的な生活 | Comments(0)
あの最高峰キナバル山で地震災害が・・・・・
手元にヘッドランプがある。
90日ほど前に、未明にマレーシアのキナバル山(4095m)に
登頂したときに使ったものだ。


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 「東南アジア最高峰キナバル山登頂記(後編)」 2015-3-21
  http://uccih.exblog.jp/21648104/


そのキナバル山で2015年6月5日(金)午前7時15分ごろ
マグニチュード6.0の地震が発生し、最新の情報では、
これまでに日本人一人を含む16人が亡くなったという。


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キナバル山は、小屋の宿泊定員の関係から、
一日の登山者の数を120人ほどに制限しているので、
ガイドも含め180人ほどが登っていたはずだ。


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午前7時過ぎといえば、登頂が早朝5時半ごろなので、
すでに登山者は下り始めていた時刻だ。
新たな登山者は、まだふもとだったはずだ。


キナバル山は、岩と石の山。
これをほぼ直登、下降していく。
登山道は狭いので、岩が後ろから落ちてきたら
なかなかよけきれない。


3ヶ月前には想像もしなかった災害だ。
シンガポールからの子供の団体がいたという。
被災された方々はなんともお気の毒だ。
お悔やみを申し上げたい。
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by ucci-h | 2015-06-08 10:53 | アジアのリゾート | Comments(2)
「アジアの街角から第2回」 「タイ人は遅いなあ!?」
 前回は、タイ人の急がない生活ペースについて触れました。
 無理に急がず、「自分は怠け者だら・・」と言いながら、ゆっくりしたペースで物事をこなしていく・・手早さが尊ばれる日本人から見れば、まどろっこしくも見えます。

 「生活のペースはそれでもいいだろうが、仕事のペースがそれでは困るよ」と言う声が聞こえそうです。確かに仕事があまり遅くても困りますが、仕事のペースと言ってもその局面で違います。

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 アジアの女性は働き者です。料理屋のおばさんの働きぶりは見事です。複数の注文を受けて、大きな鍋に肉や野菜、香辛料を入れ、テキパキと作って行きます。
 工場のラインでこなしていく仕事はそのペースに合わせざるをえませんが、自分のペースで出来る仕事は、緩急織り交ぜながらこなします。靴や電気製品の修理屋さんは、器用に難しい修理をこなしてくれます。

 「遅いなあ」と思うのは実際の作業ではなく、その間の待ち時間だということが判ってきます。つまり急いで片付けないのです。
 作業そのものが遅いわけではなく、時間の流れに対する感覚がゆっくりなのです。何でも早めに片付けないと落ち着かない私たちと感覚が違います。「そんなに急いでどうするの?」というのが彼らからの問いです。


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 自分の現役時代を振り返りますと、何でも早めに効率的にこなすことが至上と思っていました。スピードアップに腐心していたのを思い出します。高度成長時代だったからかもしれません。
 最近は物が売れなくなったこともあり、日本でも「効率化より何を作るかを考えよう」という時代になったようです。
 また、仕事上であまりに物事を急ぐあまり周りの人を傷つけたり、その割にはたいした結果が出なかったとかの反省も残ります。

 管理職の特性は、心理テストにかければ、「焦燥性」が際立ちます。緊急に決断しなければならない局面もありますが、大方は時間をかけても、いや時間をかけたほうが熟した判断ができる場合が多いはずです。
 ゴルフのスイングに例えれば、急いで力を入れて打つより、少しタメを作ってゆったりと振った方が、いいショットが出るようです。


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 人との待ち合わせの待ち時間。アジアや南米では、30分や1時間は平気で待ちます。日本人は違います。「3分遅れた!」と怒る人さえいます。
 なぜかと問えば、「人を待たせるのは失礼でしょう。待つ間いらいらします」というのが答えでしょう。これは、時間に待ち合わせるという“手段”に集中しているからです。

 「アジア時間」に慣れますと、待つ時間も楽しくなります。
 待ち合わせの場所で、周りを見ているといろいろな人や、新しいサインなどの新発見があるからです。もしかしたら、仕事の待ち時間もゆったりすることで、思いがけない“副産物”を発見できるかも知れません。

 「60分刻みの時計は要らないよ。1時間を4等分した目盛の時計で十分だよ」と思うようになりました。


(このシリーズは、2013年9月から2015年4月まで、20回にわたり、
雑誌「経営財務」のコラムに連載されたものです)
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by ucci-h | 2015-06-01 12:31 | アジア的な生活 | Comments(0)
  

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
by バンディ
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