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親愛なるあなたへ 2014年春 チェンマイ便り
親愛なるあなたへ


日本は桜の季節。
「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」と
いう言葉を、いつもこの季節には想います。
今年の花見のメンバーはいかがだったでしょうか。

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日本はこれから初夏にかけて良い季節ですね。
季節の変化が早い北タイでは、すでに「寒季」を
2月には終え、3月の山焼き、野焼きのスモッグを過ぎると、
4月は「暑季」の真っ盛り、サマー・ホリデーです。
4月半ばは、タイ正月の“水掛祭り”で暑さを凌ぎます。
すでに3月末で日中40度近くに寒暖計が上がってきました
(と言っていたら、昨日は雨が降って、朝22度まで下がりました)。


@@@@@


3月に“寒い日本”に行ってきました。
「今年の日本は寒いよ」と脅かされていたので、寒さは大丈夫でした。
今回の訪日は短く忙しく、多くの人にお会いし、
旧交を温められなかったのが残念でした。
でも、春の桜の前という中途半端な時期でしたが、
短い時間の中でいろいろと良きニッポンを見てきました。


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ソメイヨシノはまだでしたが、神奈川県の足柄上郡
松田町に足を伸ばし、早咲きの河津桜のピンクの花が
丘陵を飾っているのを見てきました。
菜の花と雪を頂く富士山を背景に、絵葉書のような
美しい景色でした。
神奈川県の西の端にもいいところがあるものですね。

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常夏の国から寒い日本へでしたので、
娘夫婦にアレンジしてもらって、寒いついでに、
北海道に連れて行ってもらいました。
札幌、小樽とも歓迎の雪が降ってくれました。
北海道の寿司、刺身は最高でした。
北海道に住む友人に連絡する時間もありませんでしたが、
大倉山のジャンプ台に上った時、なつかしい顔が思い浮かびました。

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それと世界で唯一の空港の中の温泉、
新千歳空港の「万葉の湯」はいいですね。
旅の疲れが取れました。


また今回は、東京の人形町方面によく行ったので、
昔仕事でよく行った人形町界隈の、なつかしい江戸の下町の
味を楽しんできました。
水天宮は建て替え中でしたが、
古い伝統が残っている街というものはいいものですね。

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@@@@@


年を重ねると、海外に居るせいか、次第に日本の
良い面が多く見えてきます。
しかし一方、日本に来てテレビなどを見てみると、
相変わらずどこも同じような論調です。
あまり‘異論’が出にくい空気に、異論ばかり多いタイから
やってきますと、なにかこの国の同一性に危うい気もしました。


桜から新緑と良い季節が巡ってきます。
どうぞ、春から初夏の日本を
お元気にお過ごしください。
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by ucci-h | 2014-04-08 00:55 | Comments(0)
日本の家庭用エネルギー価格をタイと比べて判ったこと
この春に日本へ帰ったとき、原発に代わる再生エネルギーの
開発のために、太陽光などは1kwh42円で電力会社が買い取るという
決定を見て、びっくりしました。

いずれ開発が進めば(どれほど進むのでしょうね?)、
次第に買い取り価格は下がっていくのでしょうが、
開発奨励のためでしょうか、なんとも高価格ですね。

これにより、もともと高い日本の電力料金はこういう要素を
組み入れて、さらに上がっていくようです(下げていく要素が
見えませんでした)。
結局は、消費者の負担になるわけですから・・。

こういう中、日本の友人が、最近の日本の家庭における
エネルギー価格をまとめてくれました。

1MJ(メガジュール)あたり、つまり同じカロリーあたりの
電気やガスやガソリンの最近の日本での値段です。
1MJは、電気で言うと、0.278kwhにあたります。
1MJあたりの日本の各種エネルギー価格は、
以下のとおりのようです。

・電気 6.1円/MJ (25円/kWh)
・ 灯油 2.1円/MJ (1200円/18リットル)
・ 都市ガス 3.3円/MJ (150円/立方m 発熱量45MJ/立方m)
・ ガソリン 3.8円/MJ (120円/リットル)

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面白い数字ですね。
税金等が絡んできますが、灯油や都市ガスが効率的な
エネルギーで、やはり電気代は飛びぬけて高いですね
(もっとも、電気は、いろいろな形で使える汎用性に富みますが)。

東電がしだいに情報を開示するようになってきましたが、
家庭用電気代は、1kwhあたり平均23.3円と、
大企業向け平均の11.8円の倍で、
家庭用向けが、東電の利益の91%(販売量は38%)を
稼ぎ出していることが明らかになりました。

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ちなみに、こちらタイランドでの家庭用エネルギー価格は
ほぼ以下のようになっています。

・電気代 10円/kwh
貧しい家庭には大口需要家からの補助金で無料になっています。
ほかのエネルギーと違って、電気が止められると、タイでは凍死はしませんが、
人間らしい生活ができなくなります。暑い季節エアコンをつけっぱなしでも、
3000円ほど。日本のように総括原価方式でなるべくコストを高くしていないので、
エネルギー輸入国のくせに電気代は安いですね。

・灯油(軽油、ディーゼル油) 72円/リットル(1300円/18リットル)
ディーゼル油のほうが(ガソリンよりも原価は高いはずなのに)
産業自動車用なので、こちらでも安く補助されています。
おかげで家庭用ピックアップ・トラックがガソリンのセダンを上回って街に出回っています。
日本のようにガソリンの半値近くといった極端さではありませんが。

・プロパンガス 95円/立方m 
家では小さなLPGガスボンベでそのままコンロに使えて便利です。日本にはないですね。
さらには、七輪を200円ほどで買ってきて、炭一袋70円ほどで買ってきて、
網で肉や魚を焼くと、遠赤外線効果ですか、おいしいですね。
 
・ガソリン 82円/リットル
タイでは普通の100%ガソリンはじきになくなるでしょう。
エタノール(サトウキビなどから)添加の割合が25%ですが、いまや85%が
出始めました。こちらは政策的にリッター60円ほどと割安です。
もっとも、CNG車(天然ガス車)、LPG車が燃料が安いので増加しています。
へたにガソリン車からガス車に改造して、道路で爆発したりしています。

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日本とタイの家庭用エネルギー価格を比較してみました。
「こちらタイのほうが、人件費同様、エネルギー価格も安いよ」と
申し上げているのではなく、
日本はなぜあんなに高いんだろうと不思議がっているしだいです。

そう、日本へ帰ると、電車も高くて乗れませんね
(ワンマンカーにしたり、電気でエネルギー効率はいいと聞いているのですが・・)。
あっ、携帯の通信費もなぜかとても高いですね。

「電気事業も鉄道業も通信業も、
装置産業で人件費の比率は小さい」と学校では教わったのですが・・・。

収入・賞与が伸びずに、税金や電気代その他が高くなる日本。
タイもインフレ気味ですが、日本のほうが低成長な分、負担感が
厳しいですね。
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by ucci-h | 2012-09-03 23:03 | タイ人と日本人 | Comments(5)
日本との差は開くばかりだが、タイでも高齢者の自殺割合が高くなっている
日本とタイの自殺率の違いを、10年ほど前に調べたことがあるが、
最近のデータでも、日本の自殺率が高く、タイの自殺率は比較的
低いことに変わりはない。むしろ日本が高止まりし、タイは下がっている。

日本の自殺率は、2011年で人口10万人当りで男性33.5人
(女性は14.6人と半分以下)、全人口当りで23.8人と、世界第7位の位置にある。
1998年以降景気が悪くなるにつれて、年間30,000人水準に上がっている。

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自殺率世界上位には、やはり寒い国が多く目立つ。
英文ウィキペディアによると、1位はバルト海のリトアニア、2位が韓国、
3位は寒くないが南米のガイアナ、4位がカザフスタン、5位が元ソ連のベラルーシ、
6位が戦後しばらく首位をキープしたハンガリーが、日本より上位に入っている。
首位のリトアニアの男性の自殺率は、61.3人(10万人当たり。2009年)と
日本の倍近くもある。

これに対して、60~100位といった下位には暑い国が多い。
タイは107か国中、中位の56位に位置している。
人口10万人当り男性12.0人、女性3.8人、
全体で7.8人(2002年の数字。後述するように
2010年はもっと下がっている)。
男性が日本の3分の一近く、女性が4分の一の低さだ。

寒い国のどんより暗い気候は自殺したい人の気持ちをそそのかし、
暑い国は自殺するのも面倒なのかもしれない。

日本では、1日平均80人強が自殺している(18分に平均一人になる)。
交通事故の死者のある部分は自殺だと言われるから、実際の自殺はもっと
多くなろう。

ことに日本では高齢化、不景気を反映して、
60歳代、70歳以上の自殺者数が他の世代を
上回って、一番高くなっている。

60歳代は5,555人(2010年)だというから、日本の60歳代の人口
1,780万人(2009年)に対して、10万人当たり31.2人の自殺者となり、
全年齢平均の3割り増しとなる。
60歳代の男性だけ見れば、10万人あたり50人という高い自殺率となろう。
一日平均1.18人の60歳代男性が日本では自殺している。

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話をタイに戻すと、1997年から2010年までの過去14年間で、
年間自殺者は、5,700人から、3,700人に減っている。
2010年の人口6,630万人から見ると、人口10万人当たり8人近くだったのが、
5.6人にまで下がってきている。
経済の成長が、自殺率の低下に寄与しているのだろうか。

タイの人口はおよそ日本の半分だが、自殺者の数は、日本が8倍も多い。
タイの自殺率は、なんと日本の4分の一以下である。

そのタイでも、地域によって自殺率に開きがあると、
タイの新聞「タイ・ニュース」は伝えている。
やはり、北タイの自殺率が全国の平均以上に高い。
トップ5県の人口10万人当たり自殺率は、順にランプーン20.0人、
チェンラーイ15.6人、メーホンソーン14.5人、ナーン13.0人、チェンマイ12.5人となる。

それでも、日本の自殺率23.8人に比べれば低いし、チェンマイの
自殺率は、日本のたくましい女性の自殺率より、なお低い。

北タイの自殺率が高いのは、「体面を失いたくない、恥をさらしたくない」と
いう社会慣習が大きく影響していると解説されているが、同時に、比較的
寒冷な気候、所得の相対的な低さも影響しているかもしれない。

タイでも、高齢化社会の進展によって、手元に数字はないが、
高齢者の自殺割合が高くなってきている。
何もできない、一人で生きていくことへの絶望感などが背景にあると見られる。
タイ社会の大家族で高齢者を敬いながら面倒を見ていく文化はなお生きているが、
次第に都市化、核家族化が進展すると、日本の社会のようになって行くのかもしれない。
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by ucci-h | 2012-02-25 00:05 | アジア的な生活 | Comments(3)
ピントがずれている日本のTPP反対議論
日本からのTPP反対といった報道を見ていると
ピントがずれているのではないかと感ずる。

たしかに、農協、農水族が、まるで日本の稲作が
壊滅するかのような危機感で煽っているのは、
既得権益を守るためで、よくわかる。

実際はそんなことはなく、農政の生殺し(非専門の兼業農家
を生かしておくこと)が、日本の恵まれているはずの
稲作の活気を削いでいる。

判らないのは、今さらここに来て「拙速は避けるべし」
などといった慎重論だ。
震災を理由に、議論を半年も放って置いて、
拙速もなにもないものだ。

すでに11月のハワイでのAPECを控えて、
アメリカ中心に舞台裏ではつめが進んでいるはずだ。
知的所有権の認定期間をアメリカ流にしようか、どうしようかとか。

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TPPは、協議に参加するのにオープンな機構である。
参加もしないで、決まりそうなことに、被害者意識を高めているのは
最悪である。
早めに参加して、言いたいことを言わないで、仮にわが国に不利なように
決まって、参加国だけで通商が拡大していった時の日本の責任は
誰が取るのだろう?

日本より農業の保護率が高いと言われる韓国も参加しそうだし、
‘中国囲い込みのアメリカ主導によるTPP’という俗なうわさと
違って、中国も事務レベルで協議に入ってきているようだ。

どうするの日本は?
洪水でやられたタイの日本企業は、タイが参加していけばOK
なのだろうが・・・。

 参考ブログ:「先延ばしされたTPP,アジア諸国では? 2011-5-21」
  http://uccih.exblog.jp/13623598/
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by ucci-h | 2011-10-27 17:15 | 貿易・直接投資の動き | Comments(7)
スイスはついにやった!日本は?
ついにスイスはやった!
前回お伝えしたように、異常なスイス・フラン高に苦しむスイスは、
以前は考えられなかったような、フランのユーロへのペッグに
9月6日に踏み切った。1ユーロ=1.20フランを最低目標にする
というものだ。
 「もう耐えられない、スイス・フランへの投機 2011-8-15」
  http://uccih.exblog.jp/14354126/

この結果、為替市場では、フランはユーロに対して一挙に
8.5%も下落、過去最大の調整となった。
1ユーロ=1.1フランしていたのが、目標に近い
1ユーロ=1.203フランまで、フランが下がったのだ。

スイス国立銀行は、かつてない強い言葉で、
「他の通貨を無制限に買いまくる」と言っている。
これにはわけがある。
リーマン・ショック以降、ユーロ安、ドル安もあり、安全通貨
スイス・フランへの逃避が進行、フランは3割以上も高くなった。
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このため、今やスイス経済は、輸出価格の高騰による輸出不振、
観光立国なのにフラン高による泊り客の減少と、
経済への打撃が、かつてないところまでやってきたからだ。
第2四半期こそGDPは2.3%の伸びを見せたが、8月のデフレは
予想を上回るものになっていた。
さらに、国際的に展開するスイス企業にも減収減益の懸念が増えてきた。

8月始めにはスイス中銀は、政策金利をゼロにまで下げ、
銀行への流動性を増した。1ユーロ=1フラン近くまで上昇していた
フランは、1.18フランまで下落したが、9月に入って再び上昇していたのだ。

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(Exchage-rates.orgより)

もはや、これ以上、スイス・フランを為替投機にさらすわけには行かないという
強い決意が、ここにきて出てきたわけだ。
もちろん、通貨を守るのは、アナウンスメント効果だけでは出来ない。
多大なコストがかかる。昨年も他通貨買いの大きな為替損で
スイス国立銀行の総裁の首が飛ぶところだった。

今後どうなるかは、スイス当局の打つ手にもよるが、
ユーロ圏が安定するかどうかに大きくかかっている。

注目されるのは、日本円の動きだ。
このスイス・フランの動きで日本円への投機筋も少したじろいた。
日本も強い決意と覚悟を示せられるのだろうか?
野田新首相は、財務相をやっていたが・・。

今週末のG7で、各国の協調介入を要請する程度なら、
日本円への投機は収まらないだろう。
スイス同様の強い措置が出てくるだろうか?
日本経済も深刻なはずだ。

スイス同様、どんどん外貨を買い取って、市中の流動性を増やしたらいい。
日本のマネーストック(旧マネーサプライ)の伸びは、M2もM3も
2%台の伸びに留まっている。
外貨準備をドル債保有で放って置いて、どうせ多額の為替損を喫して
いるのだから、為替損などにかまっている時ではないだろう。
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by ucci-h | 2011-09-08 14:10 | 日本・米国・欧州 | Comments(5)
タイの暑い季節、月々の電気代はいくらだと思いますか?
日本では、代替エネルギー開発が決まると、
さらに電気代に上乗せされ、その分高い電気代が
いっそう高くなるようだ。
‘地域の殿様’電力会社の高いコストの積み上げが
納入業者その他から支持され、消費者に付けが回される
構造なので、日本の電気代はもともと高い。
 「日本の電気代がなぜ高いか 2011-6-24」
  http://uccih.exblog.jp/13871135

タイは、インドネシアやマレーシアのように資源国で
ないが、電気代は安い。諸物価の日本との比較は、
ほぼ3分の一(モノによっては6分の一)だが、電気代の
比較は、これを超えていると思う。月当たり90kwh以下は
電気代は無料だ。
 「どうにも理解できない日タイ電気代の違い 2011-5-24」
  http://uccih.exblog.jp/13640934

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今月(7月23日までの1ヶ月間)の電気代の請求書が来た。
この雨季は比較的涼しく、また新しく風通しのいい
一軒家に引っ越してきたせいか、月々の電気の使用量は、
200ユニット(KWH)ほどですんでいる。今月も208kwh。
もちろん暑い季節なので、エアコンは比較的使っている。

月々の電気代は、Ft(燃料タリフ、無料家庭補助向け)、
7%付加価値税を加えても、総額700バーツ(2100円)ほどだ。
1ユニット(KWH)あたり、3.38バーツ(約10円)の計算になる。
日本だといくらになるだろう?

日本は電気代が高いだけでなく、酷暑で節電だと聞く。
申し訳ない気持ちになる。
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by ucci-h | 2011-07-29 00:10 | タイの政治・経済・金融・為替 | Comments(2)
どうにも理解できない日タイの電気代の違い
昨年のチェンマイはとても暑かった。
今年は比較的凌ぎやすいが、それでも
1年で一番暑い季節である。
きのうは暑く、風通しのいい我が家でも
ほぼ一日中、エアコンをつけていた。

1年ほど前に、こちらでの電気代について
書いたことがある。
 「タイと日本の電気代の違い 2010-5-29」
  http://uccih.exblog.jp/11213700

去年の夏は暑く、459ユニット(KWH)も使ったので、
総額で1719バーツ(約4900円)払った
(それでも日本の3分の一以下だろう)。

今年移った家は風通しも良く、天候も去年ほどは暑くない。
家の中も明るいので電気もそう点けずにすむ。
同時期(4・24~5・23)の電気代は、総額639バーツ
(約1900円)しかかからなかった。
タイでは、400バーツ以下だと無料になる。

この1ヶ月の使用電力量は188ユニット(KWH)でしかなかった。
ユニットあたり2.22バーツ。これに「F.T」、貧窮所帯向けの
賦課チャージ(1KWH当たり0.958バーツ)、
そして7%の付加価値税が加わっての639バーツだ。
総額では、ユニット(1KWH)あたり、3.4バーツ(ほぼ10円)だ。

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タイは資源国ではない。
天然ガスをビルマ等から輸入して、火力発電の燃料にしている。
原油価格も昨年より上がっている。
発電コストの安い(?)といわれる原発もまだない。

なのに、なぜ一軒家で月2000円弱で済んでしまうのだろう?
日本とタイの物価の違いは大きいが、電気代ほどの開きはなかなかない。

言い換えると、日本の電気代の高さに驚かされる。
発電技術も、送電技術も日本のほうが進んでいるはずでは?
日本でエアコンを掛けっぱなしにしたら、数万円にもいく。

電気事業は装置産業のはずだが、人件費その他、
諸々の経費が日本のほうが嵩むのだろうか?
日本のどなたか、違う理由を教えて!

福島原発の事故があり、東電は存亡の危機に立たされた。
節電も良いが、日本の高い電気代は低く出来ないのだろうか?

日本は一人当たりのGDPが高く、世界でも所得の高い国に見える。
しかし、その裏側は、税金や電気代、必要生活経費の高い、
つまり、多く金を払わないと暮らしていけない国である。
GDPは、国民総所得ではなく、国民総需要、いいかえれば、
国民総経費と読み替えるべきだろう。
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by ucci-h | 2011-05-24 12:54 | アジア的な生活 | Comments(4)
タイから日本への2基の発電機、いよいよ旅立ち
今回の大震災で、外国から多くの援助の手が
差し伸ばされたことは、文句なくうれしいことです。

ことに、台湾からの義捐金が100億円突破したのには
感激しました。770万所帯の3分の1が、
平均4千円近くずつ出していただいていることになります。
頭が下がります。

そしてまた、タイからは、義捐金に加えて、
発電機2基が日本に送られることになったのも感激です。
出荷の模様を、昨日のBankokPost紙が伝えています。

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前日の27日には、バンコクで2基のディーゼル発電機が
ノンジョック発電所から移動されました。

2基は、それぞれ122メガワットの発電能力があり、
東電管内の24万世帯に電気を供給できるようです。

1基は5月9日、もう1基は5月15日にタイを旅立ちます。
8月より日本で使われることになる予定です。
今後3~5年にわたって、東電に貸し出されます。

心温まります。
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by ucci-h | 2011-04-29 13:25 | タイ人と日本人 | Comments(2)
親愛なる日本のあなたへ
親愛なる日本のあなたへ

早春の3月。日本に一時帰国して4日目に埼玉県志木の自宅で今まで経験したことのない地震に遭いました。揺れがようやく収まって、「震源地はもっと大変だろうな。また東北かな?」と思いましたが、このような未曾有の大震災になろうとは思いもよりませんでした。

それから早いもので49日たちました。時間が最大の癒しです。今は、チェンマイに戻ってきて、日本のことがなお心配ですが、日本の人には申し訳ないですが、ほっとしたのが正直な気持ちです。

大震災で滞日中のスケジュールはほぼ全部キャンセル。こんな時に日本に来て、と言うより、地震のあと横浜に一人住む母のところに一緒に居れてよかったです。チェンマイに居たら、居ても立ってもいられなかったでしょう。

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しかし、滞日中にそれでも、「青春18きっぷ」を使い、3月下旬、念願の「西日本鈍行列車5日間の旅」を果たすことが出来ました。今年は、向こうも寒い春で、伊賀上野城には朝、牡丹雪が舞っていました。2両連結のディーゼル車が走る関西本線の森林の中の沿線には癒されました。岡山、兵庫では友人の暖かいもてなしを受け、うれしい思い出になりました。

また、今年の日本は寒く桜の開花が遅れましたが、横浜の三渓園で開花始めた桜を昔の学友達と見たり、離日直前には、なんとか自粛ムードの中で、友人と上野の桜も見ることができました。やはり日本の桜は格別です。

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4月タイ正月のチェンマイに戻って、家も変わり、新しい気持ちでの出発です。年初に先輩からいただいた「3つのS」をこちらでの生活の指針にしようと思っています。ちょうど、この3つのSは、老子の「三宝」に似ています。

1.Slow・・・ゆっくりした時間の中でゆったりした気持ちで過ごす。そこから、気持ちの余裕も生まれ、他への「慈しみ」も出てきましょう。
2.Simple・・・華美に飾らない生活。必要最小限のものの中で暮らす。ごちゃごちゃしたものに巻き込まれず、「倹(つつま)しさ」ですっきりする。
3.Small・・・俺が俺がとでしゃばらない。自分を信じて余計なことはしゃべらず暮らす。「敢えて天下の先とならない」ことに通じると思います。

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チェンマイは今1年で一番暑い時のはずですが、今年は異常気象なのでしょうか、雨も降り、過ごしやすい陽気です。日本は、余震は縮小してきているようですが、早く原発が収束して欲しいですね。そして第3次人災の‘自粛不況’から一日も早く抜け出られるよう南の空から祈っています。まもなく一番茶の季節ですね。ごきげんよう!

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by ucci-h | 2011-04-29 12:06 | タイ人と日本人 | Comments(0)
日本の大地震の今後の3つの心配点
日本へ一時帰国して6日目。
地震の後、横浜に一人住む86歳の母の元へ行き、話し相手になっている。
といっても、ほぼ一日中地震被害の拡大を伝えるテレビにほぼかじりつきだ。

予想を上回る大規模な歴史的な地震だったが、東北地方は地盤が60センチも下がり、
水も引かず、救出活動が大変だ。まったく気の毒だ。
しかし、これで大地震は過去の出来事で終わるわけでもなさそうだ。

いろいろ見ていて、3つのことが気になった。
ひとつは、3月16日午前10時までに、またマグニチュード7.0以上の余震(地震)が来る
可能性が7割あるという、専門家の予想。これをNHKが伝えている。
これだけ大きくまた余震が大きい地震もない。先行きなお心配だ。

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二つ目は、はっきりしない原発の動向。
1号機も3号機も、炉心が溶融しているようだ。
核の灰の拡散もさりながら、今後原発に対する反対論の広がりが怖い。
しっかり、わかりやすく、隠さず説明して欲しいものだ。

3つ目は、明日から唐突に始まる東電の輪番停電(3時間ずつ)。
電気の節約はわかるが、なんとも唐突。
担当者も混乱したのか、報道を見ても、埼玉県志木市の停電時間帯が3つのうちどれなのか、
横浜市鶴見区の停電帯が2つのうちどちらなのか、だぶっていてわからない。
混乱しているというより、おそらく供給者の論理で、同じ市内でも細かく地区を分けているのだろう。
消費者の都合などは考えていないはずだ。

3つの不安点、混乱少なく過ぎて欲しい。
また、できるだけ多くの人を救出して欲しい。
4月初旬まで日本を見守っていこう。
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by ucci-h | 2011-03-14 00:03 | アジア的な生活 | Comments(2)
  

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
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