おとといは、セルビア、スロベニア、スロバキアの違いを記しましたが、
きょうは、パラグアイとウルグアイについて。
同じく、Wikipediaなどで調べて、載せておきましょう。
この南米の、似たような名の小国。
クイズ・ゲームで出てきたら、パラグアイが内陸国で、ウルグアイが海に面しているくらいしかわからない。
そこで、比較してみると、
独立年 国土面積 人口
パラグアイ 1811年 400千㎢ 635万人
ウルグアイ 1825年 176千㎢ 335万人
小国といっても、そこは広い南米のこと、面積でみると、パラグアイは日本より広い。
ウルグアイは、南米で、スリナムに次ぎ、2番目に狭い国だ。
パラグアイは、
独立後の明治維新のころ、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの3国同盟との戦争で、国土の4分の一と、人口の半分以上を失ったそうだ。
農産物輸出に頼る、南米の中でも、貧しい国だ。
一方、ウルグアイは、
パラグアイに比べ、一人当たりGDPも3倍で、南米では経済的には安定しているようだ。
「南米のスイス」と呼ばれた。
1986年に多角的貿易交渉が行なわれた「ウルグアイ・ラウンド」が有名である。
両国とも、ブラジル、アルゼンチンという南米の大国にはさまれた点では一緒だ。
ウルグアイは、かつてサッカーが強く、ワールドカップ第1回の1930年大会と50年の大会で、2度優勝している。
パラグアイは、ここにきて急に南米のサッカー強国となっている。
今回の予選で、ブラジルに1勝1敗、アルゼンチンに1勝1分けと、2大強豪に対して、ひけをとっていない。
本戦でも、イタリアと引き分け、きょうスロバキアを破った。
ウルグアイも、フランスと引き分け、地元南アを破っている。
ワールドカップは、小国の活躍が面白い。