ペプシコーラのコーラ戦争は続いている。
日本では本国アメリカ以上にコカコーラが優位のようだが、
アジアのインドやタイ、ベトナムでは、ペプシコーラの方が優位のようである。
各地のボトラーの力がかなり影響しているようだ。
インドへ行ったときは驚いた。
巻き返しをはかるコカコーラが、寺院の参道の門柱すべてに
赤いコカコーラのポスターを貼り付けていた。
日本ではコカコーラを飲む機会の方が多かったが、
ここタイではペプシのほうが口に合う。
その土地の風土に合った味のマッチングがあるのだろう。
タイでは、サーム・スック(SSC)という会社がペプシコーラのボトラーをやっており、
昨年は、ペプシコーラを含むソフト飲料の売上げを
業界平均の伸び6%を上回る9%という、過去6年の同社の年平均4-6%も上回る
最高の伸び率を示した。
ペプシ、ミランダ、セブンアップという清涼飲料が9%伸びたほか、
リプトンのインスタント紅茶が20%、スポーツ飲料ゲータレードが10%、
ビン入り飲料水クリスタルが15%、壮健飲料ガラバオ・ダンが50%伸びたとのことだ。
昨年は暑く長い夏と、ワールドカップイヤーにおけるペプシコとの
共同キャンペーンが成功したという。
年央にペプシコからのテンダーオファーがあったが、これも切り抜けて
好成績を残したようだ。
やはりタイにいるほうが、コーラもビールも余計飲む。
ペプシで良いか、とかコカコーラで良いかと念を押されます。
どちらでも良いからコーラを持ってくればいいと思うのだが。
タイ人はどちらかにこだわりを持っているのかな?