タイで上がってきた預金金利をどう活用する?
タイでは、金利が上がってきたことから、
昨年から今年と銀行の預金金利も上がってきた。
こちらでお金を預けて暮らす我々には少し助かることだ。

たとえば、昨年8月に預けたSCB銀行の10ヶ月の定期預金金利は
1.3%しかなかったが、この4月の7ヶ月定期は、2.4%に上がっている。

金利の比較的高いタナチャート銀行のこの4月では、11ヶ月定期で、2.85%
12ヶ月のB/E(Bill of Exchange、銀行為替手形)だと、3.25%と
なってきた。

ただし、いずれも税引き前のレートだから、実質の手取りのレートは、
2.85%ーTax15%分=2.42%、
3.25%ーTax15%分=2.76%のようになるが、
それでも、預金金利が1%ポイント以上上がってきたことは助けになる
(もっとも、ガソリンや食品、食堂価格は4月以降10%以上上がってきているが・・)。

d0159325_22294275.jpg

タイの銀行は、今年も貸出しは伸びているものの、
政策金利が引き上げられる中で、預貸スプレッドは狭まってきており
(今まで預金コストがとても安かったわけだ・・)、
折りから銀行はスタッフを増やしていることもあり、収益を圧迫してきている。

そこで、銀行は資金コストを抑えるために、B/Eの活用を増やしている。
Bill of Excahngeは、銀行の発行する銀行為替手形だが、これは預金と違って、
中央銀行の元にある「FIDF」(金融機関開発基金、金融機関の安定化に当たる)に
預金額の0.4%を支払わずに済むので、資金コストを抑えられるのだ。

B/Eの利率は、預金より通常0.25%ポイントほど高いが
0.4%分を支払わずに済むので、実質の資金コストは、0.15%ポイントほど
低く済む計算になる。

中堅のキアトゥナキン銀行(KKバンク)の場合、
この3月末には、B/Eは昨年末より62%増え、340億バーツとなった。
預金残高が722億バーツだから、全体の資金の4分の一がB/Eとなった
(昨年末は17%)。

預金者にとっては、B/Eは、預金と違って、預金保護の対象にはならないだろうが、
自己責任で、信頼できる銀行のB/Eに預けるなら、高めのリターンを得られる。
[PR]
by ucci-h | 2011-04-29 22:31 | タイの銀行・保険 | Comments(5)
Commented by 摂津屋 at 2011-04-30 10:38 x
>12ヶ月のB/E(Bill of Exchange、銀行為替手形)だと、3.25%・・・
私もお金持ちだったら預けますが、小額だと手間がかかるだけ(汗)
Commented by くんたれ at 2011-04-30 23:37 x
タイの銀行は今忙しそうですね。土地成金もでてきているとききます。このバブルがずっと続くといいですね。
東京新宿でガイガーカウンターを記録している知人はいま32CPMといっています。毎日、CTスキャン受けてるのと一緒ですね。
Commented by くんたれ at 2011-04-30 23:38 x
4-5年後の甲状腺がん発生率みてごちゃごちゃいってももう手遅れなんですよね。いまなんとかしないと・・
Commented by ucci-h at 2011-05-01 13:31
摂津やさん 定期預金と同じ手続きですよ。
Commented by ucci-h at 2011-05-01 13:31
くんたれさん 諸物価が上がってきていますね。

北タイのチェンマイをベースにメコン、アセアンの経済、見所、食べ物を日本と比較して紹介します。ただし投資をアドバイスするものではありません。コメント記入は題字をクリック下さい。
by バンディ
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
検索
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
海外生活
時事・ニュース
画像一覧