タクシンに近い人物が多く選ばれ、
その経験、力量に疑問を持たれる人間も多い。
その中で、財務大臣に選ばれた、ティラチャイは、
中央銀行やタイ証券取引所での職歴もあり、
比較的好評な人選の一人だ。
と、思っていたら、早くも中央銀行の現在の
対インフレ策である金利引き上げ策に異を唱えてきた。
報道によれば、「金利引き上げは、ビジネスへの障害である。
コストの上昇要因である。中央銀行は、金融引き締め策の
マイナス面も考慮すべきである」・・というものだ。
就任早々の牽制球なので、どこまでが真意だか分からないが、
中央銀行と政府の間に、経済政策に関し、溝が生まれる可能性がある。
同時に、新しい委員会を作って、自分がチェアマンになり、
中央銀行総裁や、関係官庁のトップ、タイ工業連盟や商工会議所の
会頭を集めて、経済を見て行こうではないかと言っている。
多分に政治的なけん制だと思うが、
政府の財務のトップが、これからさらに進行しそうな
インフレの抑制に異を唱えるようだと、新政権の膨張財政姿勢が
垣間見られ、いっそう心配になる。
インラック政権の外務大臣面してくるのかな?
この政権もタクシンが居ないと長持ちしそうもないですね。
チェンマイにはこれといった産業がありませんので、やっぱりハリウッド撮影所やアミューズメントテーマ―パークの誘致で、観光都市としての確立を目指すべきなのでしょうか。
もし郊外に大規模観光施設ができて、そこまで鉄道が敷かれたりしたなら、これは土地の値段もバカ上がりするだろな・・・
あっ、妄想はこの辺にしときます。
タイでは中銀の独立性はあるのでしょうか?