テレビで耳にした歌を検索し、視聴することができる。
この点では、YouTubeはレコード会社にとって宣伝ツールとなる。
また、好きな曲を集めて、CDに落とし、MP3で聞くことができる。
これは、レコード会社にとって、有料販売を減らすマイナスになる。
YouTubeは、著作権問題のからみもあり、微妙なバランスの上で
成り立っている。
しかし、すでに大きな市民権を得てしまった。
著作権者も、削除の要請ばかりして、目の敵にするわけにもいかない。
レコード会社や著作権協会とも協定を結んだりして、共存を図っている。
その中で、8月9日、タイの最大のエンターテインメント会社、多くのCDで有名な
GMMグラミー社が、YouTubeに挑戦状をたたきつけた。
「グラミーの公式なミュージック・ビデオをYouTubeから削除する」と
発表した。
確かに、YouTubeでグラミー社のタイの歌を録画されたら、
有料売り上げにも響くだろう。
アメリカのレコード大手は、YouTubeと協定しているが、グラミーは
していないのだろうか?
グラミー社は、YouTubeの代わりに、自社で運営する
Gmember.Comでグラミーの楽曲を視聴するよう薦めている。
これは、録音、録画できないようにしてあるのだろうか?
ここから、録音できれば、YouTubeと変わりはないが・・。
そういえば、自分のYouTubeの「お気に入り」から過去削除された
ビデオクリップは、タイの楽曲が多い気もする。
グラミー社の言い分も分かるが、いまさら削除でもあるまいとも感じるが。
さて、この先、YouTubeとグラミーの関係はどうなっていくのだろうか?